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官能リレー小説 - ハーレム

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神アプリ 226

 間違いがあったら困るので、VIPルームを使用するときは、基本的にキャストは2人付く。カラオケボックスのように注文を通す電話も付いていて、受話器を外せばコールされるので、万一のSOSもそれで報せられる。因みに、ドアに鍵は付いていない。

 しかし、翔真にはVIPルームの使用料は発生しない。そして、彼に付くキャストは4人以上から。
 2人が上半身を担当し、肌を湿らせる傍ら酒を作ったり煙草に火を点けたりする。残りの2人は逸物を担当し、口や舌を働かせて快感を製造する。ポジションをローテションさせながらそうして獣欲を煽り、そのうち股座から1人消えて腰の上に移るのだった。
 しかもママがホールでの指名の様子を把握してキャストをVIPルームに運ばせるので、1人30〜40分の間隔でキャストが次々に入れ替わり、上や下の口に咥えていく。翔真からすれば花びら大回転と何も変わらない。

 このような翔真だけに適応されるシステムは、彼が2回目に来店したときには確立されていた。けれども今日は新人のイチゴと翔真にだけ施す作法などを教えるカスミは欠勤という扱いになっていて、ホールには出ず、ずっと翔真と戯れている。それにキャストではない美女もいて、様相が違っている。

「んううっ! ああっ! くうううっ!」

 その翔真のツレの美女が彼に跨がり、腰を振りたてている。胎内にはズッポリと屹立が埋没していて、彼女自らが生殖器同士を摩擦させている。
 彼女の職業は婦人警官。しかしここにくるまでの間痴漢プレイで弄ばれている。それに対して正義感よりも肉欲を燃え上がらせていた彼女は、長い長いフェラチオを経てようやく肉交にありついている。
 姿は全裸。正真正銘の手錠を後ろ手に填められるという、彼女にとってはいつもの状態。それで行う対面座位も身に染みた行為の1つだが、得られる快感は骨身に焼き付いているとはいえ何度味わっても慣れることはない。

「イク! イクううう!」

 美女は背筋を仰け反らせ、全身に痙攣を走らせた。プルプルと揺れる突き出された乳房には乳首を隠すように赤いビニールテープが×印に貼り付けられていて、ワイヤレスローターの青い一部が見えている。

「やあん……すごいエッチ……」

 翔真にへばりついている美人ホステスの1人が蕩けた顔で言う。胸の開いたドレスに手を差し込まれ、ムニムニと乳房を弄ばれながら。

「私も欲しい……ねーえー……御主人様ぁぁ……」

 オリジナルの水割りを手にして戻ってきたもう1人が甘えにいく。

「さっき飲んだばかりだろう? そばに入れるだけでいいとか言ってたくせに」
「ああん、だってぇぇ……とても気持ち良さそうなんだもん……お口だけじゃ満足できないって、子宮がキュンキュンしちゃうのぉ……」
「んっく、確かにエロい味が濃くなってる」
「やあんやあん、嘘よ、それは絶対嘘……」

 オリジナルの水割りを持ってきた美人ホステスは、顔を赤くして腰をくねらせた。確かに翔真が言ったことは、辱しめるためのテキトーなこと。

「なんだ、じゃあそれほどハメて欲しいってことじゃないんだね」
「そ、それはそれぇ……お汁が止まらないんだからぁぁ……」

 やはり恥ずかしそうに告白するその美人ホステスの様子を面白がりながら、翔真は残りを一気に煽った。

 翔真は全く酔っていなかった。アルコールによる脈の乱れも、眠気も、全く感じていなかった。元々弱い方なのだが、マスター≠フ設定項目を駆使して酒に強い身体になってから度数に関わらず酔わないようになっている。
 普段は全然飲まないが、キャストそれぞれのオリジナルの水割りを作らせるため、今は浴びるように飲んでいる。

「はああ……それにしても、こんなに綺麗な人がこんなに乱れて……ねえねえ、私に手錠してぇぇ? 奴隷みたいにしてぇぇ?」
「俺の女なんだからいつもそうしてるつもりなんだけどな。そういうアイテムも使ってみたいか」

 夜伽に首輪や拘束具を用いた時の女たちの嬉しそうな顔が脳裏をよぎった。

「時間があればくれてやるんだけど、まあ今日は我慢しろ。そのうち機会があればな。ほら」

 翔真は空けたグラスを、胸を揉んでいた美人ホステスに預けた。それから婦人警官の尻を抱え、持ち上げた。

 深々と突き刺さっていた肉槍はドロドロの快楽汁にまみれ、白い粘液も絡み付き、根元の方には白い粕がこびりついている。婦人警官が吐き出したそれらを纏い陰茎は傲然と聳え、長大に奮い起っている姿を誇示している。

 それを眼前で見るのはカスミとイチゴ。先の2人の後に足元に跪いて淫液に汚れていく陰嚢を舐め回していた。だからそこから逸物の全部を見たのはまだ1回目。イチゴに至っては初めてだ。

 長大でグロテスクな逸物に、あまつさえ女の淫らな粘液にヌラヌラと濡れ光っている。普段であれば目を背けるに違いないそれを、イチゴは、彼のものだからという理由だけで、圧倒されているように見つめている。

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