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神アプリ
官能リレー小説 - ハーレム

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神アプリ 225

「はああっ……ぁっ、んっ……」

 限界まで押し込んだのだろう。次は飛び出している先端に、押し込むように人差し指をあて、円を描くように動かした。そうするとマドラーは膣孔を広げるように擦れ、胎内のくびれているところを拡張するように抉る。
 それからマドラーを抜く。細いマドラーでも、埋もれていたところがヌルヌルの体液で濡れ光っているのが分かる。
 そのヌルヌルになっている先端の方からグラスに差し込みアルコールと水を混ぜながら隠し味のラブジュースを溶け込ませる。

「はい、でき上がり」

 カスミは照れ隠しに明るく微笑み、特性の水割りを手にして翔真の横に戻った。

 翔真はそれを受けとると一息に煽った。

「やだぁ……恥ずかしかったのにぃ……容赦ないんだからぁ……」
「飲むより作るのを見る方が楽しいからな」
「もう……意地悪ぅぅ……」

 カスミの顔は頬を赤くして、腰をモジモジさせてむずかった。それはどの客にも見せない、営業とは違った甘え方。

「次はお前が作ってみろ」

 命じられたイチゴは耳の先まで赤くして、ソファから降りた。

「どーお、あの娘? お気に召されました?」
「うん、悪くないね、見た目は」

 翔真が満足げな目を向ける先で、イチゴはテーブルに上がっていく。

「ふふふ、よかった……んんっ……」

 翔真はスリットから手を差し込み、官能的に覗き見えていた腿を当たり前のように撫で回す。客の誰もが理性で押さえ付けているその行為は、翔真だから許されること。

 カスミはそれに足腰をゾワゾワと震わせるだけ。頬を上気させて甘く鼻を鳴らし、シャツのボタンを外していく。

 イチゴは赤いドレスを捲り、サテンのピンクのショーツの脇からマドラーを押し込んでいく。あまりにも恥ずかしい行為に背筋をゾクゾクをさせながら、恥ずかしい命令に応じる甘い披征服感に快感を覚えている。
 遠慮がちにグリグリと胎内をほじくると、マドラーを抜き、付着したドロドロの体液に耳の先まで赤くしながらグラスに差し込み、クルクル回す。
 それを手に、上半身も裸になった翔真のそばに戻った。

「ど、どうぞ……」

 顔を真っ赤にするイチゴからグラスを受け取った翔真は、真っ直ぐに口を付ける。それからカスミと唇を重ねた。

「あぁぁ……」

 イチゴは、カスミの喉が鳴っているのを見て、甘く呻いた。彼が口移しに飲ませているのは、自分の淫液が混じっている水割り。どれほどの割合で溶け込んでいるのかは不明ではあるが、混ざっているのは事実だ。

「どうだ、イチゴの作った水割りは?」
「とっても美味しい……イチゴちゃんにしか作れない味ね……」

 それはそうだ。イチゴが吐いた恥液が混ざっている水割りなのだから。

「お前も味見してみるといい」
「あああ……」

 翔真がグラスに口を付けてから、イチゴの唇に重ねていく。彼女はそれを、頬を紅潮させて飲んでいく。

 ブルーのライトが灯り、入り口の方に注意を促す。首筋に顔を埋めていたカスミがそれに気付き、薄く笑う。
 本番はこれからだ。



 ピンクサロンやキャバクラなど、大人の娯楽施設が集まっている歓楽街。その中でも一握りの人間しか敷居を跨げない高級クラブがある。
 その高級クラブにいるキャストは総勢20名。高級クラブというに相応しく、着ているものから立ち居振舞いまで上品で美しい。
 そのような女性たちと甘い会話を楽しみ、チヤホヤと持て囃されれば、どんな男だって慢心になる。そういう心地いい時間のために権力者たちは金を落としていく。それがこういう場所での正しい遊び方。

 しかし、今VIPルームに入っている青年の遊び方は違っていた。美人ホステスたちと性的に戯れているのだった。
 その光景はまるで高級ソープのハーレムプレイのよう。着飾った泡姫たちが、入浴前の個室で全身リップを施しているみたいなもの。
 ただし彼は客としてサービス受けているわけではなかった。彼女らの特別な行為に料金を上乗せされることもない。それに、高級クラブだというのにホステスたちは酒や肴を勧めず、強請りもしない。彼女たちが口を揃えて強請るのは、彼からの快感だけ。男たちが明日への活力のために金を払っているように、彼女たちは男を接待する英気を養うために彼を悦ばせてご褒美を強請っている。

 VIPルームは、空いていれば飛び込みでも使用できる。チャージはホールよりも2倍の値段が付くが、個室でお気に入りのホステスとゆっくりお話ができるので、ニーズはそれなりにある。その空間を利用して、政治家などが黒い話をするのに利用されたりもしている。

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