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官能リレー小説 - ハーレム

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神アプリ 224

「ええ。先日お知らせした、新入りのイチゴです」

 イチゴというのは源氏名。しかしママが先日伝えたのは、彼女の本名。そしてその本名はスレイブ帳に入っている。

「イチゴです……あああ……ご主人様……よろしくお願いします……」

 イチゴはロリフェイスを赤らめて、大きな瞳を爛々と輝かせている。彼を一目見た瞬間から胸をキュンキュンさせており、テーブルの準備を終えてからは時を忘れたように見惚れていた。

「それじゃあカスミ、あとはよろしくね」
「はい」

 ママはそう言って席を外す。
 カスミという美人ホステスはそろりと翔真の横に掛けた。口元に上品な笑みを見せているが、パッチリと開いている目は肉欲を訴えて艶かしく蕩けていた。

「ご主人様ぁぁ……またいらっしゃるのをずーっと待ってたんだからぁ……」

 カスミは首にしがみつき、ピンクのルージュで彩った唇を寄せていく。そのあからさまなお強請りに彼が首を捻って応えると、彼女は唇を捧げて戯れさせる。
 もちろんここは高級というだけの普通のクラブ。性的なサービスなど一切行っておらず、お触りもご法度。酔いが回り度を増すと、強面の用心棒が釘を刺す。
 キャストからボディタッチをして財布の紐を緩めさせることはあれど、しなだれかかるようなあからさまなことは高級感を損なわせるので憚っている。しかしカスミのそれはセーブも何もない、熱烈なもの。

 イチゴは息を飲んでいた。何せここのナンバーワンのキャストが、幸せそうに彼と舌を縺れさせているのだから。その光景は御主人様への特別サービスというより、御主人様からのご褒美を貪っているよう。

 シルバーのロングドレス。カスミのロングの金髪は大きく巻かれ、胸から上に露出されている白肌の上に落ちてた。深いスリットから見える脚はスラリと伸びていて、垣間見える太腿は眩しくらいに艶かしい。

「ほら、イチゴちゃんもいらっしゃい……」
「はあああああ……」

 イチゴはそろりそろりと近付いていく。距離が縮むにつれて胸が激しく高鳴る。しかしある一線を越えると瞬く間に愛欲が逆巻いて、全身から力が抜けそうになるほど身体が火照る。

(あああっ……)

 胸と同じくらい子宮がキュンキュンと収縮し、疼く。恋情と肉欲が解け合って、身も心も彼を欲しがる。そのような発情しきった状態で、彼の横に付けた。

「すごい……ぁぁ……」

 イチゴがまず見たのは彼の股座。露出した男性器を遮二無二嘗めずっている、彼が警察の人と言っていた美女。ヌメヌメになっている茎胴を愛情たっぷりに温く扱きながら、卑猥な形の先端に舌をへばり付けてネチネチと絡めている、いやらしい姿。

「早速それに目を付けるなんていやらしい娘ね……ふふふ、本当に凄いんだから……もうみーんな、ママだって虜なんだから……」
「じゃあ……カスミさんも、もう……ああっ……」

 イチゴは白い肩を抱かれ、その手で顎をクイとしゃくらさせれ、ゾクゾクと背筋を粟立てる。翔真を見上げて少女コミックのラブシーンのように期待と驚愕の混じった初々しい表情を浮かべている一方で、身体の牝欲も盛り上がり蜜液を吐き出している。

「ん……」

 目を閉じて唇を捧げると、唇が重ねられる。その戯れがより激しく変遷していくにつれ、頭の中が白く濁っていく。

(夢みたい……)

 湿った音を立てて濃厚になっていく接吻。舌を絡めると骨の髄まで蕩けていくような心地よさが全身に広がっていく。一目で心奪われた人と交わす激しいキスに、多幸感がどっと押し寄せている。

 翔真は舌を差し込んで甘い口内を蹂躙し、もうそれだけで腰砕けになっていくイチゴの惚れ惚れした表情を眺める傍らで、カスミの細い腰を抱いて捻らせ、クリンとした可愛らしいヒップを軽く弾いた。

「あぁぁッ……ただ今……」

 カスミはそれだけで悟る。翔真から身を離すとテーブルに細い腕を伸ばし、寸胴な形のコップに氷を入れ、焼酎とミネラルウォーターを半々の割合で注ぐ。
 そしてここから、その水割りを翔真に合わせたスペシャル仕様に仕上げていく。

「見ろ」

 そう命じられたイチゴは銀糸を絡めとるように舌を回転させてから、カスミの方を見た。

「あああ……カスミさん……」

 カスミはテーブルの上で膝立ちになり、ドレスの前布を横にのけて、肘で押さえている。ドレスを押さえている方の手は丸出しになっているサテンの青いショーツの底の近くにあり、指を引っ掻けていた。

「イチゴちゃん……御主人様の水割りは、こうやって作るの……んんっ……」

 カスミは頬を赤らめると、クロッチを脇に寄せて秘部を丸出しにする。そこにマドラーの先をあてがい、挿入していった。

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