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神アプリ
官能リレー小説 - ハーレム

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神アプリ 223

「んふうううっ、ふうううんっ……」

 指や舌がクロッチに触れると、搾りたての熱いラブジュースが新たに染み込む。電車の中から欲していた性的な刺激に夜の蝶らはその身を踊らせて悦んでいる。

「ふうううっ! んううっ!」

 クレバスをなぞり肉芽を擦る刺激に美人ホステスたちは甘い電流を駆け巡らせ、スラリとした長い脚をビクビクと引き攣らせる。脳髄が甘美に痺れ、美しい容貌に淫蕩が広がり、エロチックに緩んでいく。
 けれ翔真から与えられたものを手放すまいと、快感に戦慄く唇は一生懸命に閉じている。それが札束なので、上品に着飾っている下民が王に弄ばれている報酬に卑しく縋り付いているよう。

 美人ホステスとの淫靡な遊びに興じる翔真の足の間には、ショートカットの髪をダークブラウンに染めた婦人警官がいななく怒張をやわやわとさすっている。

(はあああああ……)

 卑劣な男の手を捻り上げる彼女が、その白い手で青筋をのたくらせる長大な肉茎を崇めるようにさすっている。海綿体を膨張させて体積を硬く腫れ上がらせる赤黒い陰茎に長い5指を巻き付けて、握りきれないそれを心地よく爆ぜさせるためにシコシコと働かせている。

「あぁぁッ……」

 そうしているだけで微動を続けるローターの刺激はより鋭くなり、甘美な電撃がチクチクと脳髄を責めたてた。痴漢ゴッコで高揚しきっている身体はご褒美を前にして緊張感を愛欲で飲み込み、美人ホステスたちの淫靡な悶絶姿に感化されて甘い唾液をジワジワと分泌している。

(ああ……この臭い……クラクラしちゃう……)

 今日もいつものようにそれにこびり付いている肉交の臭いに誘われて顔を寄せた彼女は、差し出した舌を平たくさせて張り付け、溢れてばかりの唾液をねっとりと塗り付ける。うっとりとした顔で、ミニドレスに顔を突っ込んでいる主様に蕩けた上目遣いを向けている。

「むふうううううッ!」
「くうん! ん゛うーーーーッ!」

 美人ホステスたちは、今は自ら片手でショーツのクロッチを脇にのけ、剥き出しにした秘部を捧げている。そこを好き勝手に弄られて、釣り上げられた魚のようにビクビクと跳ね狂っている。

「あらあら……」

 いつの間にか入室していた和装の女性が、室内の光景に微笑をこぼした。青い照明は灯ったのだが、中の誰もがそれぞれのことに夢中でそれに気付かなかった。

「まあまあ、こんなになって……ご主人様、あまり甘やかさないでくださいな」
「ん? ああ、お前か」

 和装の美熟女、この高級クラブのキャストを纏めるママを、彼はお前呼ばわりする。
 けれどもママは微笑を崩さない。その道のプロということもあるが、翔真にそう呼ばれても嬉しいだけなので、むしろ頬を紅潮させている。

 ママと一緒に入ってきた2人のホステスが盆に乗せた氷やグラスなどをテーブルに下ろしていた。一般の客には黒服がやる作業だが、翔真は別。それに乳繰り合っているのを見られることをホステスたち自身がよしとしなかった。

「こちらのお方は?」
「ただのツレだ」
「まあ、ただの、だなんて……うちに欲しいくらい、こんなに献身的なのに……」

 肉柱を捧げ持ち、縫い目に舌先を絡ませている美女に、ママは薄く笑った。

「ハハ、やめとけ。こいつ警察の人間なんだ。痴漢とか盗撮とかを取り締まってた奴だから、下卑た客なんか一捻りにするだろうな」
「ふふふ……私たちをそうして可愛がって下さるのはご主人様だけですよ? うちに来てくださるのは自分にあった楽しみ方を知っていらっしゃる奥手の方たちばかりだから、きっと大丈夫ですわ」
「どうだろうなあ。それにこいつらだって一生懸命に口を使うだろう?」
「あら、それはただはしたないだけですわ……ご主人様の立派なものですもの……ほら、あなたたち、いつまでも甘えていないの。ご指名が入ってるんだから」
「だとさ」

 札束を咥えている3人の美人ホステスは、快感が抜けない身体をブルブルと震わせながら居直る。

 翔真が繋ぎ止めれば指名している客を待たせるのだが、今回は送り出されたので仕方がない。夜の蝶として客から客へと飛び回り、その懐から金色の蜜を吸い上げて店の売り上げに繋げるのも、翔真に尽くす方法の1つに変わりはないのだから。

「ああん……あとで続きしてくださいね? 絶対ですよ……」

 3人の美人ホステスは咥えていた札束をママに預け、名残惜しそうに色目を絡めながら退室していく。出入り口はホールから見えない死角にあり、ホールの反対側に行くとキャストの控え室がある。彼女たちはそこで恍惚を冷ましながら、ヘアメイクを整え直すことになる。

「……で、それが例の?」

 翔真はテーブルのスタンバイを終えた2人のうち、金髪に染めたロングの髪を左のサイドテールにして豪奢に盛っている美女に目を向ける。着ているのはスリットの入った赤いミディドレスで、チューブトップ使用。隠されている豊かな胸から上はストラップすらついておらず、透き通った白肌を露出している。

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