PiPi's World 投稿小説

神アプリ
官能リレー小説 - ハーレム

の最初へ
 220
 222
の最後へ

神アプリ 222

「緊張してる? 交番(職場)じゃあ直ぐにしゃぶりついてくるくせに」
「やあん……だってぇぇ……」

 彼女はスカートがずり上がるのも気にせず脚を絡め、首筋に顔を埋めていく。胴に腕を巻き付けて、艶かしく身をくねらせる。

(まあ、俺もまだ3回目なんだけど)

 翔真が首筋に舌の感触を感じながら苦笑していると、ドアに続く短い通路に青い証明が降りた。室内が外から見えないように短い廊下が付いて、直角に曲がっているのだが、この青い証明はその廊下の角の上部に備え付けられている、入室者の来訪を報せるもの。呼び鈴のようにドアに付いているボタンを押している間だけ点灯するようになっている。
 その青い証明が3秒以上灯った後、3人の美女が入ってくる。いずれも美女で、高級クラブのホステスらしい華やかなドレスを纏っている。

「あ……やっぱり……」

 彼女の推測していた通り、その3人は翔真の前に店に入っていった女性たちだった。ヘアメイクが豪奢に変化しているが、電車を降りてからずっと3メートルほど前を歩いていた女性たちだ。

「ああん……ご主人様ぁぁ……」

 ホステスの3人は猫撫で声をハモらせ、いそいそと翔真に近寄っていく。1人は横に掛けて絡み付き、2人は足の間に横座りになり、付くと言うより侍るという有り様だ。

 ご主人様という呼称は、役職付きの客を「社長さぁん」と呼んだり医師や議員を「せんせぇ」と呼んだりするのと同じような意味合いで使われている。が、彼女たちが服従を誓うほど病的なまでに彼の虜になっているのは事実。

「今日は同伴してくれてありがとうございました」
「ママにも誉められたの」

 などと甘い声で言いながら色目を向け、抑えきれない気持ちに腰をもじもじさせる。

「あん、ねえ……同伴のお代金いただいてもいーい?」

 彼女たちはそれぞれの片手を彼の股座に集め、膨張しているそこをやわやわとさする。下はズボンのクロッチから上はファスナー付近のボタンの辺りまで、内側にある陰部の存在をその小さな掌やしなやかな指で確かめる。

(ああ……そんなぁ……)

 婦人警官は美人ホステスの出現に恐縮しているのだが、その彼女たちが求めているのは明らかに翔真の逸物。いつ同伴をしたのかも理解していないうえに、彼の身体がお代になることにまで目を丸くしている。
 けれども、あの気の狂うような法悦は何にも変えられないものということを知っている。美人ホステスたちもそれを味わっているのなら、それを求めることは理解できる。

「お金じゃなくていいのか?」
「これがいい……ご主人様の同伴だから、特別ボーナスも出るしぃ……ねえねえ……」

 しなだれ掛かっている美人ホステスは、谷間の見えるドレス越しに胸をあてながら3人を代表して強請る。

「まあそう言うなよ。金をばら撒くのも面白いんだから。同伴の相場っていくらくらい?」
「あん……うちは6000円からになってます……」
「6000円ね。おい、しゃぶってろ」

 翔真は財布やら煙草やらスマホやらを取り出して、スマホはスマホはソファの端の方に、煙草は机に放り置く。

 婦人警官は言い付けに脳髄を痺れさせ、足の間に跪き、ベルトに指を絡めていく。
 
 床にいた2人は婦人警官がいたところに並んで座った。

「じゃあ1人1万円だ」
「ええっ、そんなに? 無理なさらないで?」
「誰に言ってんだ? 俺はこの店のオーナーみたいなもんなんだぞ?」

 この店の売り上げの一部は、翔真の懐に入ってくる仕組みになっている。つまりこの高級クラブのスタッフ全員、用心棒として関わっている暴力団も含めて、彼の配下にいる。翔真は仕事内容も、仕組みも、運営も、何も知らないのに、売り上げの一番多くを収入源の1つとして得る立場になっている。

「咥えろ」

 翔真は札束がぎっしりと詰まっている財布から9枚の英世を1枚の英世で挟んでいる束を3組取り出して、美人ホステスたちの唇に挟ませる。

「俺がイくまで咥えられていたら、それはお前たちのものだ。そうだな……キキョウ、お前は顔に跨がれ。あとは股を開け」
「ふうううっ……」

 3人は一斉に鼻を甘く鳴らし、頬を上気させる。

 キキョウという源氏名で呼ばれた美女は黒いミニドレスの前をたくし上げ、シルク地の青いショーツを丸出しにして、脚でソファの背にもたれていくようにして翔真の顔にのし掛かっていく。

 残りの2人は犬が腹を見せるようにソファの上に横になる。右手の方にいるユリがピンクのミニドレスを捲り上げて赤いレースショーツを晒しているのはもちろんのこと、左手の方にいるナノカがスリット入りの黒いロングドレスを引っ張り上げてシルクの黒いショーツを見せ付けている。

SNSでこの小説を紹介

ハーレムの他のリレー小説

こちらから小説を探す