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官能リレー小説 - ハーレム

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神アプリ 212

 『スレイブ・メイキング』を起動した画面を見せても「真っ黒ですど……」という反応が返ってきたので、万一新規登録≠竍設定≠フ変更などを覗き見されても、何をしているかは分からないだろう。本当に『スレイブ・メイキング』の存在は、今のところ翔真しか知らず、翔真しか操作できない。

 だから、つまり、『スレイブ・メイキング』の1から10まで翔真が操作しなければならないということ。

 今も横から差し出された名簿の束に目眩しそうになり、つい「後で見る」と無愛想に溢してしまった。それがより良い未来へ繋がる土台となりうるのは承知しているけれど、1度に数十人の登録は、栄丸東署の所員を1日で登録した彼でもうんざりする単純作業。特に今は、腰を振っている最中というこもともある。

「ご、ごめんなさい……何かお気に召しませんでしたか……?」

 と狼狽えるのは亜理沙。栄丸東第二高等学校の職員名簿を「持ってきたか?」と訊かれたから「はい」と答えて差し出して見せたのに、ぶっきらぼうに返されて半泣きになっている。

「ああ……ごめん。お前はよくやったよ。ほら、ご褒美だ」

 床に這い蹲って尻を差し出している彩月から逸物を抜いた翔真は、ベタベタとすり寄っている美女たちのことなどお構いなしに仁王立ちになり、未来の兄嫁の快楽汁でヌメヌメと濡れ光っている肉茎を亜理沙の方へ突き付ける。

「あああああ……」

 亜理沙は半泣きの顔を嬉し泣きのそれに変えながら跪き、今の今まで見知らぬ女を貫いていた陰茎に吸い込まれるように顔を寄せる。青筋の浮いた赤黒い肉柱に瞳を蕩かし、本気汁のリングを巻いた根元と方に平たくした赤い舌をベッタリと張り付け、弓なりの裏側に這わせていく。

「ああん……いやらしい味がする……」

 生徒には熱血で知られている女教師が目尻を弛ませ、甘露な飴でも舐めるように長大な陰茎をペロリペロリと舐めずっていく。赤い舌で白い体液を絡め取りながら、舌を震わせたりなどして縫い目を巧みに刺激する。
 到着して間もないのだが、向けられた陰茎に当然のように舌を押し付けている。尻を突き出して細い腰を嬉しそうにクナクナと捩るので黒くタイトなスーツスカートがずり上がり、ベージュのパンストの内側にある赤いTバックまで垣間見える。

 そして、スーツを着ている美女がもう1人。灰色のスーツでタイトなスカートを穿いているのだが、ベージュのストキングはガーターベルトで吊っている。ジャケットも脱ぎ捨てていて、白いシャツはブラジャーが見えるほどボタンが開けられている。

「やあんやあん……次は私なのぉっ……」

 身なりはカッチリとしている亜理沙と対照的にルーズな姿をしているのは恭子。彼の足元まで這っていくと横から顔を突き出して、甘くむずかりながら茎胴の愛液を唾液に塗り替えていく。黒いショーツは脱いでしまったので、肉交を待ちわびる発情汁で内腿がベタベタに濡れている。

 恭子の向かい側には彩月の元同僚である現役のナースが顔を寄せ、ナース仲間だった彩月のラブジュースを舐めとっていく。彩月を泊まりで呼ぶために利用した彼女も、既に今日会ったばかりの彼に骨抜きにされている。
 着ているのはナースらしくナース服。ただしマイクロミニの、胸元がハートにくりぬかれている卑猥なデザインのもの。

 そして元ナースとなる彩月は、交尾の余韻が抜けきらないながらも、臀部に顔を埋めて菊門の皺を舐め伸ばす。その姿は黒いバニーガールスーツで、首には赤い蝶ネクタイ、頭にはウサミミのカチューシャを着けている。
 そのバニーガールスーツに深い意味はない。当初の予定ではウェディングドレスだったのだが、それは式を挙げた後にしようということになり、代わりにたまたまバニーガールスーツが選ばれただけ。股下部分にある留め具が外され臀部の方にめくりあげられていて、先ほど腰を打ち付けられていた小振りなヒップが今も丸出しのままになっている。

 さらにもう1人。四つん這いの格好で、口元に伸ばされた指を熱心に舐めている美咲。
 ロングの黒髪をアップにして丸めて纏め、耳には大きなリング状のイヤリングをしており、首から上だけ見れば豪華なパーティーの出席者のよう。けれど服装はボディコンシャスな青いワンピースで、穿いているストッキングは目がカなり粗い艶かしい仕様のもの。

 シティホテルの1室であるその部屋は、他の部屋より値が張る豪華な内装をしている。ここはその部屋の、夜の街を見下ろせる大きな窓が付いたリビングルーム。熟れた美女たちはそこであてがわれたコスチュームに身を包み、翔真の愉悦を扇情するという至福を味わっている。ただし恭子と亜理沙のスーツは自前のものだった。

「同じのはいらないな。おい彩月。あのスマホを取ってこい」

 将来の義理の弟に横柄に言われた彩月は甘えた声で返事をして、翔真の向こうにあるソファへ這っていく。ヒップを高く持ち上げて、直穿きしている黒いパンストの破かれているところから餓えた秘部を丸出しにしながら。
 スマホ取ると両手に乗せて、膝をすって戻ってくる。カフス飾りだけがある手首が、いかにもバニーガールらしい。

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