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神アプリ
官能リレー小説 - ハーレム

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神アプリ 211

「ああっ……すてきぃ……」

 直腸で蠢く美女の舌に陰茎がいななき、腰の前の3人は心奪われたように惚れ惚れと表情を綻ばせた。根元にこびりつく本気汁をはじめ、彼自らが吐き出した体液や婦人警官の快楽汁が絡らむ青筋の浮いた茎胴を、腰をクナクナと捩りながら献身的に舐めずっている。
 粗方唾液に塗り替えると真正面の里美がしゃぶりつき、尿道の残液を啜り上げた。
 それからは3人で肉袋や肉幹にねっとりと舌を擦り付けつつ、代わる代わる口腔に受け入れてヌプヌプと出し入れさせる。恵理や知代は世の男どもが鼻の下を伸ばす豊乳を脚に擦り付けるように触れさせながら、オーラルセックスの甘い快感に酔い痴れている。

「次は下だ。尻を突き出せ」
「はああんっ……ありがとうございます……」

 命じられた里美は敷布団の上に這い蹲り、高く突き出したキュートな尻を誘うようにゆっくりと揺らす。いつもは咥えているバイブもそれを止めるショーツもなく、マイクロミニのエプロンスカートの下でパックリと開いた肉貝が丸出しになっている。

 翔真は後ろから、ダラダラと涎を吐き出している膣孔を肉棒の先でペチペチと嬲る。

「やあんやあんっ、御主人様ぁっ……焦らさないでぇ……この淫乱なセックス奴隷の里美のオマンコに、早くオチンポ様をハメてくださいぃぃっ……あああっ! ひいいいいいッ!」

 お望み通り後ろから貫かれた里美は、胎内に受ける絶大な拡張感に全身の隅々まで強烈な快感を迸らせ、這わせていた半身を仰け反らせて痙攣をのたくらせる。そこに加わる抽送は快感の追撃を送り込み、里美は快楽の淵へ沈んでいくようにまた上体を布団に添わせていく。

「はああっ……私の子宮までビンビンに反応しちゃううう……」

 恵理も知代も腰を震わせながら、里美に腰を打ち付ける翔真の胸元を舐めて甘えた。嬉しそうな里美の嬌声に呼ばれて微弱な快感をチリチリと感じ、舌を伸ばしているその口からか細い喘ぎを漏らしていた。

 真希を除く美女たちが、里美の法悦にあやかろうと翔真の周りに侍る。差し出された肉壷でズプズプと逸物を扱く彼の肌をところ構わず湿らせ、艶かしい肢体を擦り付け、幸せそうに表情を蕩かしながら肉欲に愛液を滴らせている。

 最中、その部屋のドアが開いた。

 誰も特に驚かない。来客ならチャイムが鳴るし、呼び出された女性ならメールで到着を報せる。そして突然ドアを開けるものはこの部屋のスペアキーを持っている、レギュラーのハーレムメンバーしかいない。

 もちろん翔真も分かりきっていたことではあった。しかし彼女らを目にした途端、これだ! という強いインスピレーションを抱いた。
 そしてそれをまだ知らない、部屋に訪れた4人の美少女は、

「ふわあっ……お兄ちゃん、もう野獣モードだぁぁ……」

 ランドセルを下ろした後、妖精のような肢体をいつものように裸にしていった。

 * * *

 万事順調。

 同窓会は帰省を見計らったお盆の時期に決まった。
 翔真は当時、母方の祖父母の家に居候して高校に通っていた。父方の実家もさほど遠くないので、翔真は父方の実家で家族と会う予定を組んでいる。
 また、それが都心の方ということもあり、麻里子たちと会うのもそのタイミングに合わせた。美優はお盆時期の特番の撮影があるものの、収録番組なので、お盆の頃には3日ほど纏まった休みがあるという。
 順序としては、まず美苗たちの紹介、次に同窓会、最後に家族と合流、となる。家族と合流するまではそこそこのホテルに泊まる予定でいた。

 常磐女学院高等部は7月の下旬から夏休みに入るため、翔真の教育実習は夏休み後の9月からとなる。7月中旬時点で教職員への根回しは済んでおり、2学期の始業式から実習に入ることになっている。

 引っ越しの準備も着々と進んでいた。とは言っても、いい物件が空き次第恭子の勤める不動産仲介業者がそこを押さえることになっているだけなのだが。そう、恭子の職場の社員も、美幸が勤めるケータイショップの社員同様、既にスレイブに堕ちている。

 スレイブが増えるということは翔真の収入が増えるということ。その中でも特に選ばれたものは金ではなく身体を捧げている。年齢も立場も関係なく進んで身体を捧げたがり、性欲の捌け口になることで無上の幸福を噛み締めている。

 そうして翔真は徐々に、世界規模では本当に微々たるものだが、確実に勢力を強めていた。
 けれども翔真の方は大変だ。顔と名前を覚えるだけなら雑作もないことなのだが、スレイブに堕とすにはスレイブ帳に登録しなければならない。それが滅茶苦茶面倒だった。
 1度その作業をスレイブに押し付けようとしたことがあったのだが、『スレイブ・メイキング』のアイコンを指差しても「もう、からかわないでください」という具合で、偶然に触れることがあってもアプリは起動しなかった。どうやら『スレイブ・メイキング』は翔真にしか見えず、翔真にしか反応しないらしい。アプリを起動せずに使用できる実物化機能も然り、翔真でしかその機能を発揮しなかった。

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