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神アプリ
官能リレー小説 - ハーレム

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神アプリ 205

 長い黒髪をツーサイドアップにしている天使は、ゾクゾクするような微笑を浮かべている顔を目の前まで近付けてくる。アイドルなんて目じゃないその少女は4人の中でも飛びきりの美少女だった。

「ね? 奈保と一緒におまた広げてる方が幸せでしょう? その方がお兄ちゃんも嬉しいもん。お兄ちゃんが嬉しいと、おばさんも嬉しいでしょう? それ以上に嬉しいことってある?」
「あああああッ!」

 命令されたい、それをしたいと思うのは、そうすることで喜んでもらいたいから。不機嫌になって欲しくないから。それに喜んでもらえればご褒美がもらえるかもしれない。想像を絶する法悦を味わわせてもらえるかもしれない。だからセックス奴隷になることを選んだ。彼の言いなりなって性欲の捌け口にされることが、女として生まれてきた自分にとって幸せ以外のなにものでもなかったから。

「ふふ、私もお姉ちゃんと一緒にお強請り合戦させられるけど、ああ、お姉ちゃんも今幸せを噛み締めてるんだって分かるの。私と同じ気持ちなんだなって。だからね、受け止めちゃいなよ。自分たちは親子でセックス奴隷になれたんだって。一緒に幸せになれたんだって……」
「あああああ!」

 爆ぜた。薄く残っていた理性を悦楽が突き破り、どこかへやった。瞬間、肉棒が出し入れされている辺りから飛沫が舞い、娘の顔に散った。

「ふふ、急に具合が良くなった」

 ヒソヒソ声を超聴覚で一字一句逃す聞きながら玲奈と唇を貪り合っていた翔真は、可憐な策士の働きに満足だった。グイグイと食らい付いて複雑にうねる胎内に腰に熱くして、今度は優子と唇を合わせながらピッチを上げて突き上げる。

「あああぁぁああぁぁぁ!」

 緩く巻かれた黒髪が荒々しく背中を叩き、人妻の濡れた声が響き渡る。そのセミロングの髪が全身の痙攣につられて揺れる程度に落ち着くと、人妻の嬌声は掠れる。
 そして、

「ああ……お兄ちゃがお母さんのオマンコでドピュドピュしてる……」

 陰茎をきっちりと母親の中に埋没させて痙攣する翔真の腰を目の当たりにして、娘は嬉しそうに頬を緩めながら軽いアクメにその身を震わせていた。

 * * *

 ここまでの新たな登場人物

◆一色亜理沙 
・イシキ アリサ 
・T169 B80(A) 
・茶髪のロング、ポニーテール 
・栄丸東第二高校勤務の体育教師。女子硬式テニス部顧問 

◆吉田美咲(41) 
・ヨシダ ミサキ 
・T167 B85(D) 
・黒髪のセミロング、ゆる巻きウェーブ 
・専業主婦 
・7年の交際を経て、27歳の時に結婚。旧姓は田島(たじま)。大学卒業後は電機メーカーのお客様相談室コールガールとして勤めていた。夫は銀行員。 

 ☆ ☆ ☆

 もう、いつもの1時間から30分以上はオーバーしている。週に1度だけその部屋に昇る細い白煙は、その日は2度昇っていた。その間に彼女は、恋人に抱かれるよりも多くアクメに導かれていた。

「んふうううっ……」

 残滓か我慢汁かも曖昧なほど濃い体液を口で受け止め、蕩けた脳髄がまた強く痺れる。それをそっと目を閉じて感じながら先端の窪みをチュルチュルと吸いたてて、嬉しそうに腰を揺らしている。

「んはああぁぁぁ……」

 目を半分だけ開けると、茎胴の中腹付近に舌を張り付け縫い目を舐め上げる。根元の方で指を巻き付けている右手は、ゆっくりと上下させていた。
 その長大な陰茎は網膜に焼き付いていて、指の回りきる恋人のそれでは違和感さえ感じるようになっていた。週に1度だけという制限を重ねているうちにこの男のものの方が安堵を得られるようになり、それを噛み締めるようにスローに肉茎をさすっていた。

 やがて舌を裏筋に及ばせ、カリ首に絡めていく。誇らしげに開いた傘も恋人とは異なるので、恋人にはしてあげない傘の内側をほじくるように刺激する舌使いも惚れ惚れとしながら行う。それを手を使いながらねちねちと繰り返すと、また咽喉に導いていく。

「むふううううう……」

 先端が喉の奥まで届き、恋人のだと息苦しいだけなのに、この男のはいつも頭の中が白く濁る。それは唇が陰茎の脈を感じられるほど密着しているせいでもあり、手で扱ける範囲が変わらないせいでもある。

 この男にそれを与えてもらえるのを心待にしていた。何故なら、この長大な逸物を悦ばせるために口淫を身に付けたのだから。これより貧弱なものを悦ばせたところで達成感などまるでなければ、嬉しいとも全く思えない。だから施す必要性も感じられない。この男の陰茎以外は、今まで通り汚ならしい排泄器官でしかない。

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