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神アプリ
官能リレー小説 - ハーレム

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神アプリ 198

 しかしながら、そういう人間を「ああ、まともな教育をされてこなかったんだなあ」と憐れむにとどまれない彼は、まだまだ子どもだということでもある。特に最近は『スレイブ・メイキング』で思うがままに暮らしているので、自分が気に食わないことに対しての免疫力が低下していた。

「おい、服着ろ」
「あ〜あ、キレちゃった」
「私知ーらない……」

 夢中で陰茎を舐めずっていた女子大生たちは心持ち楽しそうに微笑して、各々のズボンを手にする。

 翔真は防犯カメラの映像に向けてスマートフォンの背面を向けていた。映像は所謂ヤンキー座りで週刊誌の漫画をペラペラとやっている男のアップになっていて、一見それを撮影しているようにも見える。
 そうしてスマートフォンを向けたまま1、2秒ほど画面をロングタップした後、何か操作を始めたように指が滑らかに動き出した。
 トイレから女が出てきて男の横でしゃがみ込むと、翔真はまた同じことを始めた。スマートフォンの背面を向け、僅かなロングタップの後、サラサラと操作のようなことをする。

「準備しとけよ」
「はぁい……」

 男女の客が揃って腰を上げたちょうどその時、翔真は荒々しくユニフォームを羽織った。

「おい!」

 翔真が事務所から出ると、男の方が店員を呼びつける横柄な声が耳に入った。
 掃除をしていたバイトがいそいそとレジに駆けてくる。

「47」

 「番」すら付いていない。

 バイトが47番の煙草を手にして通す。
 年齢確認の音声案内が流れ、男がタッチパネルの「はい」を押す。
 翔真が口を開いた。

「おい待て。明らかにガキだろ」
「はあっ?」

 ドスをきかせて不機嫌を露にする男。しかし翔真の言うように、顔立ちはまだ幼い。滅茶苦茶な反抗期を迎えている少年という感じだろうか。女の方も然り、まだ少女という方が適当と思われる容貌をしている。

「お客様が欲しいっつってんだろ!? 店員はニコニコして売ってりゃいいんだよ!」
「黙れ」

 翔真のその一言で、声を荒らげていた男、いや少年は押し黙った。正確には何か言いたげなのだが、喉につっかえ「うっ、くっ……」と言葉にまでなりきっていなかった。
 少年の様子に少女の方も狼狽えている。

「え……ちょ、ちょっと……どうしたの?」

 と少年の袖を引っ張ってみるものの、彼から言葉は返ってこない。

「お前さ、コンビニの店員に威張り散らすようなこんなしょうもない奴のどこがいいの?」
「はあ? あんたに関係ないし」
「……そうだな。取り敢えず2人と事務所来い」

 そう言われると、少女の方も黙りこくる。そして、とんでもないものの逆鱗に触れてしまったこと悟った。足のしたから薄ら寒いものがじわりじわりと這い上がってくるのを感じ、顔色が青くなってく。
 少年の方も同じ。腹の底が一瞬にして凍りつき、それから起こる寒気にガタガタと震えていた。
 2人とも、彼の命令に背いたときのことを思うと漠然とした恐怖に見舞われていた。その恐怖から逃れるためには、彼の言葉に従うしなかった。

 翔真が2人を連れて事務所に戻った。

「お前はあっちに座れ」

 少年はそう言われると、顎で指されたパイプに腰掛ける。そのパイプ椅子の横と後ろにアイドル級の美少女が3人もいて悪い気はしなかったが、彼女たちがやたらとニコニコしているので、逆に不安を煽られた。
 そして案の定、

「特等席にようこそ」

 ととんでもなく妖艶な微笑を浮かべて言われたと思えば、背後にいた別の1人にガムテープでグルグル巻きにされる。腋を締めた状態で背もたれと胴体を何重にも巻かれ、自力では抜けだけないほど。あまつさえ足首と椅子の脚も同じ様に固定され、椅子をくっ付けたまま立つこともままならなくなった。

「な、に……これ……」

 少女は突然のことに他に言えることがなかった。けれども表情に驚きの色はなく、力が抜けたように目元が緩んでいる。青くなっていた顔色はやや上気していた。

「お前はこっち」
「やあぁっ……」

 翔真に羽交い締めにされた少女は身体を捩らせて抵抗意思をみせる。けれど胸を鷲掴みにされると全身を震え上がらせ、身体のコントロールが難しい状態に陥った。

「最近のガキは発育がいいなあ。あいつにこうやって揉んでもらったからかな?」
「やんっ、ああうっ……はふんっ……」

 円を描くように弄ばれ、内側に寄せて上へ上げる動きの時にギュッと力を入れられる。その手を阻むように手を重ねはしているものの、拒むような態度はそこまで。あとは膝を寄せて脚をプルプルさせて、頻りに腰を跳ね上げていた。

 少年は歯噛みしている。けれど声を上げない。テープの拘束から逃れようと試みて息んだ呼気を聞かせるだけ。

「あ〜あ、あなたのおっぱいなのにねぇ。あんなに触られるちゃってるよ?」

 青年は掌全面を密着させて、指が沈むほど強く揉んで、好きなように少女の乳房を変形させている。あまつさえ横からロングの金髪に口を埋め、耳や首筋を湿らせている。

「んううう!」

 少女の腰が弾み、細い脚が戦慄いた。知らない男に身体を触られてアクメしているその姿は、少年の前で見せ付けられている。

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