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神アプリ
官能リレー小説 - ハーレム

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神アプリ 194

 翔真の命令で水や氷を調達してきた博美と好美が着いたときには、クラブボックスは1人の青年に媚びる牝たちが詰め込まれた空間へと爛れきっていた。乙女の香りと淫らな臭いが充満した中で翔真の顔と腰に女子高生が跨がってよがり、その周りには肌を湿らせている女子高生の姿。さらに周囲の生徒たちも胸を揉み、秘部をまさぐり、昂る愛欲を慰めながら惚れ惚れと彼らを見ている。博美と好美は驚愕したものの、それはほんの一瞬のことで、気付いたときには同じ牝としてその中に溶け込んでいた。

 * * *

 何もせずとも月に100万稼ぐにはどうしたらいいのか。答えは簡単、それだけの額を振り込ませればいい。翔真の場合は1人1万円の振り込みをさせているが、振り込んでいる人数は100人以上に及んでいるので、月に100万円どころの話ではなかった。
 それをしているのは警察関係者をはじめ、教職員や一般家庭などと幅広い。振り込んでいるのは社会人ばかりなのだが、中には美幸や朝子のように性欲処理のみに役割をあてられているものもいる。

「んふ、また知らない人から……」

 裸の胸板を湿らせていた千夏は、パソコンデスクでバイブレーションを起こしたスマホをとって微笑した。

「だぁれ、この可愛い人?」
「ん? ああ、バイトの娘」

 名前は出ている。しかし千夏は敢えて訊く。嫉妬しているわけではなく、その女の子の存在も受け止めるために。
 その女の子のメールには画像が添付されていたので、千夏は可愛いということを知ることができた。ただしその斜め上からの自撮り画像は、上目遣いの可愛らしい顔と裸の上半身が写っている。

「あん、もう……どうしようもない人なんだからぁ……」

 言葉と対照的に甘い声で言う千夏は、手にしているスマートフォンの操作を始めた。操作内容は、アドレス帳に入っているその女の子の情報に先ほど送られてきた画像を登録するというもの。こうすることで、その女の子からメールや電話があったときには登録している画像が表示されるようになる。

 6月ももう終るという平日の昼前、翔真は自分の女たちにこうした画像を送らせて、千夏に画像登録操作を任せていた。
 他に変わったことは特にない。いつものように女が侍り、いつものように性欲処理に従事している。その日は、内定を決めて千夏のようにほぼ毎日いるようになった麻友と、まだ就活中だが今日は講義も含めて予定がない由香里と綾子が、その役割にあたっている。千夏を含めて全裸に赤い首輪を巻いた姿で、冷房の効いた部屋で白い肌を汗ばませていた。

「やあん、また……この人はだあれ?」
「それは婦警の人」
「婦警? ふふ、手錠を填めて泣かせてるんでしょ」
「よく分かるね」
「翔真様が好きそうなことなんてお見通しなんだからぁ……」

 千夏はツン、と鼻の先を人差し指で軽く叩く。まるで恋人同士がやるような甘いやり取り。しかし千夏はその指で、秘部を丸出しにした四つん這いでカメラに振り返っている婦警の自撮り画像をアドレスに登録していく。

「バイトの女の子に婦警さんにお兄さんのお嫁さん……ふふ、なんだか直ぐにアドレス帳が埋まっちゃいそう……」

 サイドテーブルの方で跪いている麻友が微笑を浮かべ、乳頭を人差し指の腹で軽く嬲った。それから乳首同士を擦り合わせるように身を乗り出して唇を重ねていく。

 麻友の唇に押されて後ろに逸れそうになる彼の頭は綾子の谷間が受け止めている。巨乳を弱く寄せて上げて揺らして、頭を贅沢に責め立てている。

 股座で肉棒を挟んでいる由香里は強く寄せて上げてゆっくりと摩擦させていた。飛び出している先端にはネチネチと舌を絡め、白く濁るカウパー氏腺液が吐き出されれば頬を上気させて啜り上げる。

「ホント、あと何人いるんだか……」

 千夏は操作をし終えると元のように跪き、胸板を湿らせることに没頭した。彼女がこうしている間は、パソコンデスクの上にスマートフォンが2つある状態になる。

 1つは1度紛失しているあのスマホ。千夏が操作していたもう1つの方は、美幸が勤めているケータイショップで最近手に入れた、性欲処理スレイブとの連絡用。翔真の言葉を借りて言うと、ビジネス用とプライベート用、となる。
 都合のいい生活を送るために環境を整えるのは、彼にとってビジネスのようなものらしい。警察署長や常磐の学校法人の重鎮と連絡をとり、新たなスレイブを登録してその勢力を拡大させるために使用するのがビジネス用。
 美幸のケータイショップでただ同然で手に入れた最新モデルのプライベート用は、性欲処理スレイブを呼びつけるためのもの。ビジネス用のアドレス帳をプライベート用にコピーして、そこから性欲処理スレイブ以外のアドレス情報を削除し、一斉送信でメールアドレスと電話番号、ついでに媚態の写メを送るよう指示した文面を載せて報せている。結果、性欲処理スレイブたちは翔真のアドレス情報をそちらをメインに登録し直し、出来るものから順に恥ずかしい写メを返している。

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