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神アプリ
官能リレー小説 - ハーレム

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神アプリ 177

「あん、ねえ……もう我慢できませんぅ……」

 早苗は片膝を乗せて体勢を変えると、フリフリとヒップを揺らして迫っていく。頬を上気させた美少女女子高生の顔は、湿った吐息が頬に触れるほど近い距離にある。

「まだダメ。お預け。ここは泊まる予定のところじゃないから」

 泊まる予定のところは、梨沙とのデートで使った、予約ができるラブホテル。しかし予約でチェックインできるのは22時から。今いるホテルは、映画を観てから時間が余ったので入っているだけ。

「やんやん、焦らさないでぇ……おかしくなっちゃいますぅぅ……」

 早苗はすっかりその気になってしまっている。ただでさえ落ち合ってからずっと身体が火照っているうえに、人混みの中でワイヤレスローターで弄ばれ絶頂を耐えるというアブノーマルデートに興奮し、肉欲を煽りに煽られている。

「本当にエッチなことが大好きなんだね」
「あん……翔真様が早苗をそうしちゃったんですからぁ……」

 腰をモジモジさせて恥じらうものの、否定はしない。美少女がこうして恥じらいながら淫乱だと認める姿は、翔真にとって眼福の1つになっている。

「仕方ないなあ……」
「ひゃっ! んはぁぁぁぁっ……」

 肉の隙間に埋もれた異物が微動し、早苗は軽く顎を浮かせた。それがもたらす快感に全身で悦び、輪郭を包む金髪まで戦慄かせた。

「好きなだけイッていいよ」
「あん! んっ! んうっ!」

 翔真の言葉に救われた思いの早苗は、振動が強くなった瞬間に腰をビクビクと踊らせていた。小爆発した快感が背筋にビリビリと電流を走らせ、あっという間に脳髄を痺れさせていた。

「ふあ、ああっ、イきました……ああ、ありがとうございます……ありがとうございます……翔真さまぁぁ……」

 意識が飛んでいくような心地にうっとりとしながら、まだ止まらないローターに背筋をゾクゾクとさせている早苗。翔真が顔を近付けると進んで唇を重ね、貪るように擦り付けていく。

「んふ……チュピ、ピチュ、はふう……んふぅ、ふはああ……」

 濃厚な接吻は気分を煽情し、早苗は尻を揺らしている。そこに加わるローターの刺激に腰を跳ねさせている。
 舌が差し込まれると震える舌を絡めにいき、伸びているだけのそれを嬉しそうに舐めた。縺れると、その気持ちよさに瞳を微睡ませながら弱いアクメを繰り返し、骨の髄まで火照らせる。

「俺の女がいつまで一人だけ気持ちよくなってるつもり?」

 舌を繋ぐ銀糸が切れるとそう窘められて、早苗は蕩けきった瞳に昏く光らせた。指摘されたにもかかわらず、嬉しそうに表情をユルユルに綻ばせている。

「ごめんなさい……」

 早苗はズボンを押し上げている欲望に細い指を這わせると、途端に惚れ惚れと湿った溜め息を吐いて、小さな掌でさすり回す。

「ああっ……今直ぐに、ご奉仕しますからぁ……」

 そろりと下りた早苗は足の間で跪き、両方の小さな白いで大きな隆起を撫で回した。内側にあるものの形を浮き彫りにさせるように強くねっとりと手を這わせ、翔真の女である悦びに爛々と目を輝かせる。
 その白魚のような指をバックルに纏わせると、プレゼントの包みを広げていくかのようにそわそわしながらベルトを緩め、チャックを下ろしていく。寛げたそこから性欲の膨張を目の当たりにすると瞳を蕩かして、恥ずかしそうに顔を赤くしているにもかかわらず下着も一緒に下ろしてしまった。

「ひゃああんっ……」

 弾み出た剛直に甘く声を上げ、幸せそうな表情で頬擦りに及んでいく。包むように添えられている両手と密着して滑る頬が、言葉にしきれない愛しさを表しているよう。

「ああん……まだ大きく……」

 惜しげない頬擦りで感じとるといよいよ舌を差し出して、根元の方に張り付ける。ご馳走を前にして次々に溢れてくる唾液が舌に纏わりついているので、茎胴の裏側は瞬く間に濡れ光る。

「はあああ……んっ、ふはあああん……ぁぁっ……」

 青筋の浮いた肉幹を舌腹でねっちりと擦り上げている彼女の顔は夢見心地で、甘露なものを味わっているよう。目元から力が抜けており、頬の上気は色濃くなっている。
 一方で彼女の腰は忙しなく跳ねていて、全身に震えが広がっていた。ローターの強さは一度上がったきりなのに、男根を舐めていることに高揚し、振動の刺激をより甘いものとして享受している。

「ほら早苗。プレゼントだよ」

 肉竿を湿らせることに陶酔している早苗は、舌を働かせたまま声に反応した。どんなことも受け入れるという服従心と忠誠心がありありと見てとれる瞳には、差し出されているアイマスクが映っている。革製の赤いそれは無気味なほど光沢を放っており、早苗の瞳は共鳴するかのように昏い輝きを強くさせる。

「俺の手元が見えない方が興奮するだろ? 変態だもんね」
「ああっ、はぁぁぁ……」

 アイマスクを付けられると視界が暗くなり、確かに翔真の手元、特にリモコンを操作するところが見えなくなってしまう。けれどそれ以前に早苗は、視界を奪うという彼の行為に対して従順に従うという被征服感に甚だ興奮し、背筋をゾクゾクさせていた。

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