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神アプリ
官能リレー小説 - ハーレム

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神アプリ 175

「やあん……2人とも、もうそれだけでお兄ちゃんの目を愉しませられそう……」
「ホント……すっごくいやらしいよ……」

 美苗も奈保も頬を上気させて2人を見ていた。その視線はゆっくりとお互いを認め合うと、次には唇が寄り添って啄み始める。幼顔の美少女による唇の戯れは熱烈なもので、濡れ解れていくと水音が響きだす。
 やがて舌が縺れ、水音はより重く、粘着質に変化する。お互いの頬に手を添えて、舌を口の中へ押し込んだり受け入れたりしながらうねうねと絡ませるその接吻は、小学生の乙女たちが繰り広げているとは思えないほどディープでエロチック。けれどそのレズキスも、翔真の目を愉しませるために身に付いたものの1つにすぎない。

「ねえ、そっちでやるなら一緒にやろうよ……」

 と優子に誘われると、美苗と奈保は微笑を交わしてその提案にのった。
 卑猥な形のオモチャを2人の顔の間にくるように位置取り、優子や玲奈が舌を這わせているシャフトへ自身の舌を加えていく。一方で美苗は奈保の白いミニスカートの中へ、奈保は美苗の青いミニスカートの中へ、右手を潜り込ませていく。

「んふぅ……はああん……」
「はんぅぅ……ああっ、はふぁ……んうっ……」

 膝立ちの少女たちが丸くなり、腰をクナクナと踊らせながら湿った吐息を重ねる。前にいるもののスカートの中に手を忍ばせ、オンナの器官を責め合っている。
 4人の顔の中央には男性器の形を模したオモチャがあり、それに向かって4枚の舌が滑り回っている。発情した顔を見て、見られて、舌使いに熱を込めていく彼女たちは、脳裏で全く同じ人物を浮かべていた。

「はあんっ……んふぁっ、はんう……」
「ひゃっ、ひゃんっ、あああっ……んふぇぇぇっ、ふぉふ、んっ……」

 健全な男なら理性を捨てざるを得ない光景。オモチャにはもったいない舌の共演を目の当たりにすれば、誰でも自身の逸物と変えたくなる。けれど彼女たちの舌使いが卓越しているのは日頃からこうしたオーラルセックスに従事しているからこそで、逆に言えば、彼女たちは1人の青年にこのような愛撫を毎日のように施している。

「んんっ、ふううう、んっ、ううんっ……」

 先端を飲み込んだ優子は頬の上気を広げるも、同時にクロッチの脇から胎内へ指が侵入し、悩ましげに眉を歪めた。それでも人工物の張り型に大好きな逸物を重ね、裏筋にあたるところが舌で擦れるようにあてがいながら頭をユルユルと上下させる。しっかりと唇を窄め、口内粘膜を張り付ける意識をしながら、肉襞を擦る指の仕返しに玲奈を責め立てていく。

「はふぁあああっ、んはっ、ふぁぁっ……」

 クロッチを片方へ退けられた状態で包皮の上から肉芽をこねられた玲奈は、女々しく腰を踊らせて悶絶した。けれど舌を仕舞い込む様子はなく、ヌラヌラと光る肌色のオモチャを一生懸命舐め上げる。
 玲奈の舌の両脇にも舌が這いずり、取り憑かれたように唾液を塗り広げている。そうしている美苗と奈保もクロッチを片側に寄せ集められ、柔らかな肉唇を弄り合っている。

 上の口から唾液を紡ぎ、下の口から涎を分泌させる4人の少女。彼女たちの淫らな自習会はまだ始まったばかりだ。



 繁華街から少し逸れたところに公園がある。遊具のないこじんまりとした場所なのだが、日時計の花壇を囲むようにベンチが点々と置かれている、なかなかムーディーな場所だった。そのような場所なのでカップルがゆっくりとお喋りする場として利用されることが多い。
 翔真たちもそこに寄っていた。カップルがイチャつくところなので人通りは殆どないが、翔真たちと歳が近い男女がちらほらと見受けられる。
 時刻は15時を回っている。約5時間もの間ローターで弄ばれている早苗は顔が逆上せ上がっていて、肩で息をしているような状態だった。

「イかせてぇ……お願いしますぅ……」

 早苗は翔真の左腕に縋り付き、そんな懇願を繰り返している。許可なく達せるのはあと1回、つまりもう後がないので、快感を必死に抑えながら今にも泣きそうな顔で絶頂を強請っていた。

「本当に興奮させるのが上手だね」

 翔真は嘲笑した。ただそれだけだった。発情しているスレイブを下手に触るとそれだけでアクメすることがあるので、このデートを始めてから1度も彼から触れることはしていなかった。

 それに彼の意識は別の方にも向いている。発情している早苗がオモチャの責め苦に艶かしく反応していたことで、鬱陶しい虫けらに目に付けられたらしい。公園に立ち寄ったのは、それの駆除を兼ねていた。

「触って見て」

 翔真に促されると、早苗は辺りを窺いながら股間の隆起に手を伸ばした。そしてそれを軽くさすり、「はあああ……」と嬉しそうな溜め息を漏らす。

「こっちに。処理してもらうからな」
「あん、だめぇ……イッちゃう……」
「いいからいいから」

 早苗の手を取ると、彼女が抑えつけていた快感があっという間に爆発してしまった。けれど翔真は本当にそれどころではないようで、背の高い垣根の裏側へ早苗を連れ込んだ。

「あ、あの……私……──」
「しぃ。もうそれはいい」

 鼻の先に人差し指をあて、翔真が窘める。

「一応、注意しとけ」

 何か様子がおかしい……早苗がそう直感した時、垣根の裏を覗き込むようにヌっ、と首が伸びた。

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