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官能リレー小説 - ハーレム

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神アプリ 165

 翔真の言葉に反応したのは沙織だけではない。

「んあっ、んううっ、ひあっ、あぁぁっ……」

 と沙織が嬉しそうに喘ぎ始めたその時、里美は鋏を用いてボクサーブリーフを切っていた。腰骨の辺りの細い生地の部分を2ヶ所切ることで、オシメを外すようにボクサーブリーフを剥ぐことができる。もちろんもう穿くことはできないが、下着なんぞ実物化機能でどうとでもなるので彼には大した問題ではない。
 そうやって遂に彼が全裸になり、股間の4人を中心に熱く長い溜め息が広がる。由香里と里美が擦り付ける舌腹は直接肉袋に触れ、ボクサーブリーフで上下を隔てられていた茎胴には彩菜と恵理の舌腹が滑らかに這いずり回る。

 舌使いに熱を込めているのは陰部を舐める4人だけではなかった。手足や胸板はローションを塗りたくったようにヌラヌラと煌めいているのだが、そのようになるまで口や舌の奉仕をしていたものたちも舐め奉仕を過熱させて小さな喘ぎを漏らしている。

 添わせるように舌を回転させて右足の中指を舐めている景子の顔の向かい側には、踵やアキレス腱を啄むようにして湿らせている恭子の顔がある。大学3回生の時の学園祭で催されたミスキャンパスコンテストで決勝に残った3人のうちの1人なのだが、それだけの票を集めた彼女の美貌は足への奉仕で妖艶に蕩け、身体は沸き立つ恋情と肉欲に震えている。

 左腕を綾子と舐めている奈保も、可憐な幼い容貌を淫蕩させていた。その舌使いはキャンディを舐めるというような稚拙な動きはしておらず、翔真の女の1人として奉仕をさせてもらっている幸せをしっかりと噛み締めているようにねちっこい。くねっている腰の動きもメスのそれで、乳頭もコチコチに尖らせている。

「んはあっ、ああぁぁぁっ、イクイクっ、イきますうううっ、んぅ───ッ!」

 沙織が宙を振り仰ぎ、全身をビクビクと踊らせた。その間も翔真の口から出ている軟体生物が開かれたクレバスの内部を這い回り、顔に跨がっている美少女の心と身体に悦びを与えている。

「ふあああッ!」

 翔真の右手が意思を持って動き、たまたま見付けた硬いものを摘まむと、伸ばしていた舌をそのままに早紀が喉を反らした。メイド服の胸元を押し上げている乳首を摘ままれ、登り詰めたのだ。

 翔真のその行為は要求でもある。それを知っている彼女たちは舐める行為を続けながら舌以外の性感帯も擦り付けていく。そしてそれは彩菜と恵理とって、性欲を処理することを意味する。

 彩菜は満を持してフロントホックを外した。シャツは既にはだけられているから、それだけでプルルンと生乳が踊り出る。恵理もボタンを1つ外して深いV字ネックを広げれば、美爆乳が零れ落ちる。

「ああん……彩菜のオッパイがシコシコするからねぇぇ……」
「御主人様ぁぁ……恵理がオッパイで搾らせていただきますぅぅ……」

 などと鼻声で伝えながら、しっかりと胸の感触を伝えるために乳房を押し付け合うようにして屹立を挟む2人。そうすると今にも唇が触れ合いそうになるのだが、その間には亀頭が割り込んでおり、2人はそれに舌を絡めながら胸を揺らした。

 そうなると由香里と里美は玉舐めの続行が困難になり、足の方へ参戦している。4人で膝やふくらはぎなどに手を添え片足を支えているような状況の中で、足指を舐めていた景子と美苗は舌を胸に変えて擦り付けている。一斉にそうすることは不可能なので、6人は舌を働かせながら順番が回ってくるのを待っている。

 順番待ちは腕の方でも起こっていた。美幸と梨沙はソープ嬢がやる壷洗いのような行為に夢中で、沙織と同じように喘いでいる。千歳や綾子たちが腕を舐めながら自分の番を待っているのだ。

「またイっちゃうっ、あっ、だめぇっ、翔真さまぁっ、あああッ!」

 ジュルジュルと蜜を啜って沙織を泣かせている翔真を、千夏と知代はうっとりと見つめている。自慰はしていないのだが、肉花を貪る口や舌の動きから自分がそうされている想像を働かせ、何度も軽いアクメに達している。舌を這わせるとともに吹き掛けている吐息が登り詰めるたびに乱れ、飽きさせない刺激となっている。

「はあああ……んハァァ……」

 押し寄せる飢餓感に彩菜は口を半開きにして、舌先をチロチロと踊らせていた。彼女の目の前では恵理が先端を口腔に含み、鼻息を荒らげながら頭を揺らしていた。肉棒は恵理の方に傾いており、肉筒は彼女のすっぽりと包み込んで熱心にさすっている。

「はあんっ……はんぅ、んぅん……ジュブ、んふ、んぅぅっ……」

 恵理が譲ると彩菜は喜色満面でしゃぶりつき、肉柱を自分の谷間へ引き付けた。エラに舌を絡められながら彩菜の方に傾いた肉柱は、彩菜の豊乳にしっかりと挟み込まれて擦られる。

 そうやって2人の谷間と口を何度か往復すると、また2人がかりで責め立てらる。傘を広げた先端に2枚の赤い舌がウニョウニョと這わされ、強い乳圧を加えられながらズリズリと肉幹が擦られる。全身からの絶えない刺激はそうして陰茎に収束され、爆発した。

「あああああん……」

 吐き出される白い飛沫を顔に浴び、彩菜と恵理は恍惚の面持ちで舌を差し出した。しかしながらその奔流は放物線を描いて彼の胸付近に落ち、千夏と知代がありついている。

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