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神アプリ
官能リレー小説 - ハーレム

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神アプリ 164

「そうですよ……期末は頑張って、ご褒美のハメプリゲットしちゃうんだから」

 と意気込む千歳は、早紀と向かい合わせになって右の肘を乗せている。二の腕や肘の近くを、早紀と一緒に白魚のような指で撫で回している。

「ねぇん……結局、私たちはどうやって決めるのぉ?」

 左の肘を奈保と一緒に乗せている綾子が、吐息を混じりに首を傾げる。みんなと協力して1人の男をジワジワと昂らせていく中で奈保とともに右腕を刺激している彼女は、何故か自分の方までジワジワと愛欲を燃え上がらせている。

 それは何も綾子に限ったことではない。話と愛撫を進めている間に、みな頬を上気させている。一度は落ち着いた子宮が、まるで翔真の性欲の昂り合わせるように、ジンジンと熱を孕み始めている。

「それは俺が外で遊んでいる時にでも決めたらいいさ。つまり今日は、その話は終わり」
「はあああん……」

 翔真がようやく自分の力で四肢を持ち上げた。それは開宴の合図というやつで、待ち焦がれていたその瞬間に女たちは軽く登り詰めることで喜びを示した。

 片腕を支えていた3人は、離れていったその部位に縋り付くように手を添える。そうして支えると舌を伸ばして、肘から先の肌を愛しげに舐め始めた。指を丁寧に湿らせている梨沙や美幸をはじめ、千歳も早紀も、綾子も奈保も、うっとりと目を細めて舌を張り付け蠢かしている。

 足でも同じ光景が見られた。膝の上に乗せていたところを捧げ持ち、嬉しそうに舌を這わせていく。景子が足裏を舐めずる右側は恭子と玲奈がふくらはぎや脛にベッタリと舌を擦り付け、美苗が親指に舌を絡ませている左側は麻友と奈保が膝から先をねっとりと舐め濡らし、その6人全員が瞳をトロトロに蕩かしている。

 足がそのような状況なので翔真はがに股になってしまい、その時を狙っていた由香里と里美が股座に滑り込んでいる。膝布団に参加者できなかった鬱憤を晴らすように下着に隠れた肉袋を舐め回しつつ、股関節や内腿にも舌を及ばせていた。

 由香里や里美の舌の近くでは彩菜と恵理の舌が蠢いている。2人は臀部の下から膝を抜き、四つん這いになって、肉柱を湿らせている。まだ中に隠れている部分、飛び出している部分、臍に届きそうな先端など、満遍なく唾液を舐め広げて息を荒らげている。頭と口だけを蠢かして突き出した尻を振っている姿は、餓えた犬が餌にがっついているよう。

 千夏と知代も膝を抜き、尻を持ち上げるために床に付けていた。突き出したヒップをゆっくりと揺らして行っていることは、指でいたずらしていたところを熱心に舐め擦るという行為。裸の胸板を甘い唾液で湿らせ、あまつさえ乳首に吸い付き舌を絡めたりもする。

 全身をスルリスルリといじらしく撫でていた数多の細い指の感触が生暖かくヌルヌルしたものが複数這いずる感触に変わったことを、翔真はただ感じていた。その目にはクロッチに染みを広げた赤いショーツと、染みの中央をなぞる中指が映っていた。

「んん……はぁ、はぁ、んぁぁっ……」

 唇を啄むように動かして奏でられるねばついた水音や「ホハァ……」と舌の上から紡がれる熱い吐息が混ざり合う中で、膝枕をしていた沙織は今は翔真の顔に跨がって声と分かる音を聞かせている。つまり赤いショーツを穿いているのは沙織で、自分を慰める行為を見世物のように披露し、艶かしく囀ずっているのだった。

「んあぁぁっ……ぁぁぁ……」

 肉芽をこねると沙織はすぐに身を強張らせ、腰を踊らせた。そうやって、登り詰めて腿をプルプルと震わせている姿を楽しませるとクロッチを脇に寄せ、片手の指で肉花を押し開き、まずは中までじっくりと観賞させる。

 美苗も丁度その時、腰をビクビクと震わせる程度の穏やかなアクメを迎えていた。今や廊下を歩いているだけで男子生徒はおろか男性教師さえも目を奪われ、同性には憧れさえ抱かせる美少女が、熱を込めて足の裏を舐め回し、指の股まで丹念に湿らせ、しっとりと瞳を蕩かしている。

「ああんっ……」

 我慢汁を吐き出すべく玉がヒクつき、由香里は甘く声を上げた。スーパーでバイトをしていた頃はアイドル並みの顔立ちと抜群のプロポーションで独り暮らしの男子学生の客を中心に売り上げに貢献させた彼女だが、彼らが狙っていたその唇で肉袋に吸い付き、ボクサーブリーフ越しの玉を舌で撫で回している。そうしているだけで、男を惑わせる豊乳の先端がコチコチになってメイド服の生地を押し上げてしまうほど感じており、透け透けの白いショーツをグッショリと濡らしている。

 臍の近くに吐き出された濃厚なカウパー氏腺液を、零れたご馳走を掻き集めるように舐め取っている彩菜は陶然としている。今まで尽くさせれる側だった彼女が今や進んで尽くすようになり、翔真を感じさせ、その行為に自分も快感を得ている。鈴口に口付け残液を啜り頬を上気させているところをかつての恋人たちが見れば、嫉妬に怒り狂い憤死するだろう。

「もっと近付けろ」
「あああっ……はいぃぃ……」

 翔真に命じられると、沙織は上気した頬を嬉しそうに緩める。その多幸感に満ちた表情のまま背筋をゾクゾクさせて、翔真の口に秘部を寄せるという行為を実行した。

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