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神アプリ
官能リレー小説 - ハーレム

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神アプリ 163

 毎週日曜日恒例の役割とは、耳掻き当番。翔真に膝枕をして、耳掻きをコチョコチョと操る係。それを幸せそうに行っている沙織を羨む周りの美女たちは、それでも微笑ましげにその光景を見つめていた。

「はぁい、終わり」

 沙織はふぅぅっ……と生ぬるい吐息を耳に吹き掛け、耳掻きを置いた。すると周囲の美女たちが、待ってましたと言わんばかりに身を寄せていく。翔真が大の字になって寝転ぶと、彼女たちは馴れた所作でいずれ劣らぬ美脚を畳み、彼の身体の下に差し込んでいった。
 頭の後ろに膝、背中の下に膝、向かい合った美女たちがくっ付けている膝の上に四肢。全身膝枕、というより最早膝布団と形容した方が近い。
 そうして翔真に触れることができた彼女たちは瞳を濡らし、ボクサーブリーフ姿の彼を一斉に撫で始める。翔真を膝に乗せられなかったものも美女の壁の隙間から腕を差し込み、指先だけでもと肌を撫でている。

 うっとりと自分を見つめる美貌と、数えきれない指が全身に織り成す甘い刺激に、翔真は心地よく獣欲を煽られていく。ボクサーブリーフの中で膨張しそれを知らしめる一部も、甘い指圧が這い回っている。

「ねぇねぇ、翔真さまぁ……私もデートしたいなぁ……」

 乙女たちが熱っぽく漏らす吐息の中にやけに甘えた鼻声が紛れ
、翔真はそちらへ目を遣った。強請ったのは左の腋付近から膝を差し込んでいる千夏で、左の胸板を中心に10本の白い指を遊ばせながら男の脈を簡単に乱れさせる悩ましげな表情をしている。

「それじゃあ、千夏さんもテスト頑張らないと」

 腰の右側から臀部の下に膝を差し込んでいる彩菜はそう言いながら、ボクサーブリーフの前側にある隆起に人差し指をいじらしく這わせている。いつでも胸を使えるように上着のボタンは外されており、赤いスカーフも解かれていて、その間から黄色いブラに覆われた巨乳がパンッと突き出ている。

「だけど大学のテストって点数は出ないんだよね。点数でA、B、Cとかの評価はされるけど」
「今の大学はそうなの? 私のところは優とか良だったけど……」
「うちの大学は恭子さんと同じ」

 などと話している間も手は止めず、エロチックなタッチで肌を撫で回す。景子は右の足裏や指の股に、恭子は左の股関節の辺りに、知代は右の乳首の近くに、指の腹を触れさせるようにしながら細い10本の指を蠢かしている。

 ボクサーブリーフの腰ゴムが内部からの膨張に負け、下腹部の辺りに隙間を作った。腰の左側から臀部の下に膝を差し込んでいる恵理が表情を蕩かして、それほどの力強さで大きくなろうとしている陰茎を後押しするように、腰ゴムに人差し指を掛け隙間を広げる。すると先端が飛び出し、それを見ることができる何人かは湿った溜め息を吐いた。

「チュプ、んぅ……そもそもテストで判断するんじゃ、恭子さんと美幸さんはデートできなくなぁい?」

 恵理は咥えて濡らした人差し指で軽く裏筋をなぞる。もう一方の手は始めからそうしているように、ボクサーブリーフの内側にある肉袋をさすっている。
 彩菜も恵理と同じように人差し指を湿らせ、亀頭の表面に這わせていた。もう片方の手はボクサーブリーフ越しの肉幹を摘まむように指の腹で挟み、気持ち程度に扱いている。

「あん、そうよ……私もハメプリ撮りたぁい……」

 タイトなスーツスカートの中へ導くように右手を乗せている美幸は、腰をくねらせてむずかった。その蕩けた様子は服装にも表れており、パリッと襟が立ったシャツは今にも黒いブラが見えそうなほどまで大胆に胸元をはだけられている。

 ハメプリとはハメているプリクラのこと。ラブホテルで一夜過ごした梨沙がデートの記念にと強請って撮ることに成功した、彼女にとっては宝物同然のもの。膝裏を抱えて持ち上げられている梨沙を後ろから串刺しにしているショットで、梨沙の顔も翔真の顔も梨沙の膣孔が肉柱を咥えているところも全て映っている。因みにノーマルなラブラブのプリクラはネズミーランド内で撮影済みだ。

 一番乗りで翔真のプリ帳にハメプリを貼ることが叶った梨沙は、嬉しさと恥ずかしさで頬を赤く染めた。けれど、スカートの中に潜る左手を潜らせたまま、手首の辺りを熱を込めて撫で続けている。

「私も撮りたぁい……」

 麻友と膝頭を密着させ左の膝裏を乗せている優子が美幸に続く。腿や脛に滑らせている小さな手の動きは小学生が操っているものとは思えない、男を悦ばせるねっとりしたタッチだ。

「結局ハメて欲しいってことだね」

 翔真はどっぷりと湯舟に浸かった時のように目を閉じていた。あ゛〜……と親父臭い声まで聞こえてきそうな、そんな惚けた顔をしていた。けれども彼にその極楽を味わわせているのは数多の指先が身体の表面を這うことで生み出されている甘美な快感で
、それを織り成す美女や美少女たちは彼の顔や股間に蕩けた視線を注いでいる。

「あん、もう、翔真様ったらぁ……ハメプリとデートはセットなの。デートをしたらハメプリを撮れる、ハメプリを撮ったってことはデートをしたってこと。梨沙ちゃんが“ハメプリは特別”って空気を作っちゃったんです」

 沙織は赤い顔で翔真を覗き込み、そうなふうに訴えた。両手は首筋や鎖骨の近くを這っており、時折顎の下を、舐めるように掬い上げる。

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