神アプリ 150
「えっと……あ、そうそう。好美だ、好美」
鼻息を荒らげて残滓を搾り上げている博美から好美の方へ目が向けられた。その、値踏みするようないやらしい視線に撫で回される好美の身体は喜ぶように震え上がった。
「来い。次はお前だ」
(はあああ……)
言葉の意味が分かった瞬間、好美はうっとりと溜め息を吐いていた。前に目にした時から忘れられない恋情と、今目の当たりにした逞しい姿に掻き乱された情欲とが、彼の手で救われたのだ。
「はい……あああ……」
好美は当たり前のように服を脱いでいく。彼女が長年恋い焦がれていた人を見るような熱い視線で見つめている彼は、肉幹の汚れを嬉しそうに舐めとっている別の女の頭を宥めるように撫でている。
亀頭の先が臍まで届きそうなほど長大な陰茎に這う舌は、根元の方から裏筋の先まで、ベッタリと張り付いたままノロノロと登っていく。そうして塗り付けられる唾液は肉幹をヌラヌラと光らせ、雄々しさ誇張させている。
「ふはああっ……」
硬くて熱い茎胴に舌を擦り付ける行為が頭が蕩けそうなほど気持ちよくて、好美は艶かしい吐息を漏らしていた。表情も陶然としており、男根を舐めてほっぺが落ちそうになっていた。
好美の舌が鈴口から離れると、彼女が舐めた跡を辿るように朝子の舌腹が登っていく。その口からも熱い吐息が漏れ、屹立にまとわりついていく。
朝子の舌が離れると次は好美が、やはり根本から先端に向かって舌を這わせる。そうした行為の繰り返しがかれこれ十数分続いており、翔真の逸物は裏側を休みなく舐め上げられている。
「ねえ……ああっ、ほらぁ……」
朝子の蕩けた瞳に促され、好美はその視線を辿った。静脈が浮く肉幹の先に目が行き着くと自然に吐息が溢れ、それを漏らした桃色の唇が隙間を大きくしていった。
「んふううううう……」
屹立を口内に入れると、咽喉に迫った圧迫感に頭がクラクラしていた。陰茎と口内粘膜が擦れた甘い刺激にうっとりと目蓋を下ろし、意識がフワフワと漂っているような心地を存分に味わっていた。
(あああ……すごい……)
目蓋を上げると、トロトロに蕩けていた瞳が昏く輝いていた。それを上目遣いに向けながらゆっくりと頭を振り、嬉しそうに頬の上気を広げていく。
翔真の顔の上では博美が身を震わせている。彼女が自分の手で開いている肉唇の中で彼の舌が這い回り、博美が豊乳を突き出すようにしながら濡れた声を張り上げると好美の子宮は羨むようにキュンキュンと反応した。
「んああっ、はあああっ……」
と肉壷を嬲られて湿った声を漏らしている朝子は、喜悦の滲む視線を捧げながら胸板を舐めている。小指の爪にも満たないほどの乳首にも舌を様々に駆使して刺激を与え、嬉しそうに頬を紅潮させている。
(あああ……)
肉棒が脈打つと口内が圧迫され、その息苦しさに好美の頭はクラクラした。それがどこか心地よく、進んで喉奥まで導くようにしながら口内粘膜で茎胴を扱いている。
「んふっ、んふうううっ……」
尿孔から粘液が溢れるとたちまち牡臭が広がり、目の前に火花が散っていた。頭の奥が爆ぜ、その気持ちよさに陶酔していた。
(ああ……こんなのって……)
幾分か呼吸が落ち着くと、またスローに頭を上下させてジュブジュブと屹立を味わう。陶然とした面持ちで翔真を見上げる好美の瞳に、アクメに肢体を仰け反らせる博美が映っていた。
「んくううううう!」
腰を落とした好美は、瞬間弓なりに背筋を反らして快感にうち震えた。露出されていた翔真の逸物は好美の中にズップリと埋没している。
「ふあっ、ふ、ふかいぃぃ……」
宙を仰ぎ見たままうっとりと囁く。突然のアクメに見開かれていた目を、余韻の波紋が広がるとともに蕩かしていく。
子宮が歪むほど肉の隙間を占拠している男性器。その部分が繋がっているというだけなのに、全てが支配されているかのような心地に陥っている。それには快感が伴っているせいか、好美は多幸感に包まれていた。
「んあああ! ひいいいん!」
腰を動かすと生の性器が擦れ合い、快感が生じる。電流が走るように背筋を駆け抜け脳髄を直撃し、頭の中が白く霞む。
「いかがです? 好美ちゃんのオマンコ……」
好美という生け贄を差し出した朝子が、翔真が抱くに足る女なのか伺った。
「悪くないよ」
「ああん……よかった……」
朝子は表情を綻ばせると、ぽってりした唇を胸板に押し付ける。チュ、チュ、とキスの雨を降らせれば舌も駆使し、寝そべっている翔真の胸板を恭しく湿らせていく。