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神アプリ
官能リレー小説 - ハーレム

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神アプリ 148

 好美はテニススクールのインストラクターをしている。そのかたわら、時間があるときに指導するという条件で常磐女学院のテニス部のコーチを引き受けている。高校の時分はインターハイに出場したこともある実力者なのだが、指導者としてはビシビシいくというタイプではなかった。

 エレベーターが止まった。

「こっちよ」

 誘われるがままにフロアに出てから、最上階であることに気付く。

「あ、あの……合同練習の打ち合わせなんですよね……?」
「そうよ?」

 常磐女学院高等部のテニス部顧問である朝子がサラリと答える。けれども、たかだか打ち合わせのためだけにホテルの部屋などとるものなのだろうか、とフロアに下りてから沸いてきた疑問は払拭しきれない。

「あ、の──」
「ここ」

 ついに着いてしまった。

 朝子はカードキーを差してオートロックを開錠し、ドアを開けた。

 暗い、落ち着きのあるオレンジの照明が落ちていた。その輝きに光沢を放つ大理石の上で靴を脱ぎ、スリッパに履き替える。中が筒抜けにならないようにするための配慮なのか、白い絨毯が敷かれた廊下は直ぐに左に折れていた。

 その先は広々とした空間。向かい合わせに白いソファ、間に品のいいテーブル。その向こうに大きな窓があり、夜に染まる街を一望できる。カウンターバーのような設備も見受けられた。テレビは大画面で、調度品も見るからに値が張りそうな代物だ。

 あまりの高級感に圧倒され、好美はぐるりと見回していた。それからハッと我に返る。

「……あの、一色先生方は?」
「ふふっ……」

 朝子が薄く笑う。その艶っぽさに好美は背筋をゾクッと粟立てた。

 朝子は側のドアに手を掛け、開けた。

「っ!!」

 そこはベッドルーム。ベッドの一部が見えている。さらに、その縁に腰を下ろしている青年の姿が目に入り、好美は息を詰まらせた。
 彼は前の合同練習の際に朝子が不審がっていた人物だ。その日、彼を一目見た瞬間に胸が潰れるほどキュンキュンと脈が強くなったので、よく覚えている。
 そして、どうしても目がいってしまうのは彼の足元。煌々と照明が灯ったそこで白い肌を晒している女性が跪いて、身体を上下させている。両手で寄せた豊満な胸の隙間から男性器が突き抜けており、その先端に舌が触れていた。

「み、みなせせんせぇ……」

 学校に出入りしている以上、教職員とは面識があるので見間違える訳がない。特に博美は保健教諭なので、怪我をした部員を連れていくとよく顔を合わせる職員だ。
 おっとりしていて、お手本にしたいほどの包容力を持つ彼女が、胸の間で肉茎をさすりながら亀頭にくるくると舌を這わせて喜色を浮かべている。それは衝撃的であると同時にとてつもなく淫靡な光景で、情欲を湧かせた。

「入って」

 朝子に言われるも、足が竦んで動けない。しかし、遅れて向けられた彼の視線に胸を射抜かれ、よろめくように足が進んでいた。

「連れてきました」
「うん。じゃあ脱いで、こっちに来いよ」
「はああ……はい……」

 朝子は見たこともない蕩けた表情で、ハラリハラリと服を脱いでいった。そうして博美と同じように一糸纏わぬ姿になると、乙女のように頬を赤らめながらしなだれかかっていった。

「ああん、ねえねえ……翔真様ぁぁ……」
「ご褒美?」

 好美に背中を向けている朝子は、彼女の存在など忘れたかのように媚び、プリプリと尻を揺らしていた。彼の指が脚の付け根に添えられると、そのしなやかな肢体をゾクゾクと戦慄かせて湿った吐息をどっと漏らした。

「はあああっ……あんっ……」

 膣孔に中指が捩じ込まれると軽く背筋を反り返らせ、艶かしいラインの腰を震わせる。その腰は、グジュグジュと水音が鳴ると同時にビクビクと引き攣った。

 同じように、博美が背筋を波打たせていた。彼のもう一方の手が豊満な胸の側にある。

「ああっ、はうんっ、んううっ……」

 と、乳頭を摘ままれて嬲られる刺激に甘い声を漏らす博美は、合間にハアハアと犬のような荒い吐息を聞かせている。その間も伸ばした舌で執拗なまでに亀頭を撫で回していた。

「んあああああっ……」

 人差し指も挿入された朝子が、力が抜けるような甘い声を上げて肢体を震え上がらせる。彼女の股間から響く水音が大きくなると、その辺りから多量の液体がシーツの上に滴っていく。

「すっかりその気だね」
「あっ、あっ、あっ、翔真様ぁぁっ、もう、あああっ、お願いします……発情してる朝子のオマンコで、翔真様の性欲を処理してええっ……」

 悶えるように腰をくねらせながら肉交を強請るその姿を、好美は見入られたように見つめている。鼻にかかった甘い声が女として彼に夢中であることを主張していて、そのように甘えられる朝子を羨ましいとさえ思っていた。

「仕様がない先生だな……」
「やんやん、朝子って呼んでぇ……」
「ふふ……股開けよ、センセ」
「あ、あああ……いじわるぅ……」

 ゾクリと身を震わせた朝子は彼の背後まで這っていき、仰向けになる。それから長い脚を躊躇なく広げ、あまつさえ指で作ったV字を陰唇に押し当てて、秘部を剥き出しにする。恥ずかしそうに顔を赤らめているものの驚くほど従順に従うその様子には喜色も窺えた。

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