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神アプリ
官能リレー小説 - ハーレム

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神アプリ 145

「ああん……イッちゃいそう……」

 獣が交尾をする時の格好でよがり狂う彩月を翔真の背後から見ている美幸は、肉幹が猛々しく抽送されている光景に腰を痺れさせている。惚れ惚れと瞳を蕩かして耳の先まで上気を広げ、胸板に手を回して細い指を這わせながら尻を揺らしていた。

「あん……すてき……翔真様ぁぁっ……」

 恭子も美幸に負けず劣らずの、正常な男なら襲いかからんばかりの物欲しそうないやらしい顔で、翔真が彩月を突き上げている様子に見惚れていた。彩月の腰に伸ばされている腕の一方に抱き込まれ、パンパンパン、と音が響く度に腰をピクピクと弾ませる。

 間欠を狭める突き上げに、彩月は犬が遠吠えする時のように背筋を反らしたまま喜悦にまみれる声を上げる。腰を引かれて休みなく快感を叩き込まれ、頭の中がドロドロに白く蕩け、目尻も舌も垂れている。

「なッ、なひゃッ! なひゃらひいい! ひいいいいい─────ッ!」

 翔真の腰が密着して止まると、彩月は弓なりに身を張り詰めさせ、痙攣を起こした。子宮に迸る灼熱に骨の髄まで蕩かされる思いで、彼でしか味わえない法悦に意識が白く染まっていった。

 性欲を発散する青年に絡み付いている2人の美女が、その瞬間に居合わせただけで甘美な電撃に襲われ、長い脚をビクビクと震わせている。



 這い蹲った3人の美女が、くびれた腰をくねくねと捩って形のいい桃尻を揺らしている。艶かしいヒップラインを妖しく飾るショーツは秘部に触れる辺りにたっぷりと淫蜜を吸い込んで、色濃く変色している。
 誘うように揺れ、時折ビクビクと跳ね躍る尻。その反対側にはハッとするほどの美貌をゾクゾクするほど蕩かしている3人が、年下の青年の股座で頭を蠢かしていた。

「んふぁあああ……んふうっ、んふあああ……」

 甘く鼻を鳴らし、嬉しそうに目を細めて茎胴に舌を這わせる。1本に向けられた3枚の舌はいずれも貪欲にベッタリと張り付き、恭しくねちねちと唾液を擦り付けている。

「舌なのに……この出っ張ってるところ、どうして気持ちいいの……」

 恭子は瞳を微睡ませている。長い睫毛が艶かしい切れ長の目を心地良さそうに細め、陰茎の先にある張り出した肉傘に舌腹を擦り付けるように這わせる。既に甘い唾液で濡れ光っているエラを執拗なまでにヌメヌメに仕上げていく。

「ああ、翔真様……堪りません……」

 吐息混じりに甘い声で囁く美幸は、小さな舌をチロチロと動かしてエラを刺激する。ピンピンッ、と弾いているはずの美幸が、しなやかな背筋をゾクゾクとざわめかせ、ショーツに熱い蜜を広げていく。

 恭子と美幸の間では、彩月が腰をくねくねと躍らせる。膨張する欲望を青筋を浮かせて知らしめる長大な屹立に舌を張り付けて裏側をねっちりと湿らせ、多幸感に瞳を蕩かしている。

「ふはあああああっ……」

 何度か舌腹を這わせると彩月は目尻を弛め、悩ましげに眉を歪めた。小振りな尻やすらりと伸びる脚がピクピクと戦慄き、頬にの紅潮が妖しい深みを増していく。

「ああん……気持ちよくなって欲しいのに、私たちばっかり……」
「やん、憎らしい……女が3人もこうしてるのに、翔真様のオチンチンったら逞しくなるばかりなんだもの……」
「ねえ、彩月さん? 今度は裏筋を重点的に……」

 美幸にそそのかされ、彩月はささくれに舌腹をあて責め立てる。舌先も駆使するその口からは荒々しい吐息が絶えず漏れ、亀頭にまとわり付く。

 美幸と恭子は目配せすると、茎胴の横に舌を張り付けて、舐めずり合った。惚れ惚れとした美女の顔と舌に挟まれる肉茎は、甘い唾液を広げられて一層卑猥に輝かされていく。

 美女らが足の間で尻を揺らしているだけでも精巣が決壊しそうなものなのだから、1人の男根に寄ってたかって舌を這わせて射精させようとしている様子は男冥利に尽きるというもの。それがギクシャクしているならまだしも、流れるようなコンビネーションで屹立を責め立てるので、AV男優でも3分持つか怪しい。
 
 その贅沢な快感を、翔真は日常的に、四六時中得ている。だからと言って慣れてしまったというわけではなく、今も腰を蕩かしていた。ただ彼は、出したいという意思を持たない限り射精に至らないという体質をマスター≠フ設定で手に入れてから、女たちがあの手この手で快感を紡ぐ姿を楽しめるようになっている。
 考えごとをしている時は湯舟に入っている感覚で快感に浸るので、長々と堪能することが多い。その間、侍っている女らは飽きることもなく快感を与えるかたわらじわじわと登り詰めるので、多幸感にうっとりしていることが常。今もそのような状態だった。

(やっぱり、堕ち方が急だな……)

 スマホを片手に翔真は思う。スレイブ帳に表示されている彩月の設定は何も変わっていないのだが、態度は前回に比べて明らかに積極的。味わうように逸物を舐めながら「翔真様ぁぁっ……」と惚れ惚れしている姿は、美幸や恭子と大差なかった。
 けれども愛情はOFF≠フままで、パーセンテージも出ていない。彩月の恋情は兄の和彦に向いているまま。それに関しては、彩月が抱ければいいので問題はない。

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