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神アプリ
官能リレー小説 - ハーレム

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神アプリ 144

「あひいいいいいっ!」

 女の悦びに満ちた咆哮が昼下がりの室内に反響する。ソファの上で突き出されている彩月の小振りな尻に翔真の腰が密着し、ヒクヒクと息づく膣孔をねじ開いた肉柱は雄々しい全貌を埋没させている。

「全部入ったぞ」
「ありがとうございます……ありがとうございますうう……ああ、翔真様のオチンチン……和彦さんのよりもずっと奥まで……」

 ソファの背を掴んでしなやかに身を仰け反らせている彩月は、待ち焦がれた瞬間を噛み締めるようにゆっくり腰を揺らす。後ろを窺う彼女の顔は淫蕩に弛み、嬉しいあまり半開きの口はやや口角が上がっている。

「や……ああんっ、堪らない……ああっ、気持ちいいっ、あんっ、はあんっ、ぁっ、翔真様っ、翔真様っ、あああッ────」

 ピクピクと屹立が跳ねただけで彩月は達した。その甘露な絶頂は底の見えない法悦の淵を覗き込んだことに等しく、堕ちていくスタートラインに立ったようなもの。
 黒いランジェリーに際立つ白い肌を桜色に染めていく彩月は、身体に植え付けられた真の快楽を掘り起こすように、鈍った腰の動きに勢いを加えていく。グジュリグジュリと湿った音が艶のあるすすり泣きの声と重なり、白昼の室内に広がっていく。

「やん……すごい音……」

 彩月が腰を揺らして奏でる卑猥な水音に聞いているだけの美幸が赤面した。その乙女が恥じらうように赤らめた顔を、細い指で押し開いている翔真の臀部に密着させ、舌腹で菊門をベロベロと舐めずる。

「イクっ、イクうっ、あああっ! ああんっ!」

 またも美幸の行為に誘発された陰茎の脈動は吸い付いてくる媚肉を強引に押し上げ、それだけのことで彩月に女の悦びを味わわせる。そうして微々たるアクメに油を注がれる彼女の身体は愛欲を燃え盛らせ、意識が飛ぶ瞬間を求めて腰を揺らし続けている。

「兄さんもそうやって楽しませてるの?」
「あっ、ああっ、和彦さんにはこんなこと……んああっ、だって、だって、んんっ、和彦さんじゃ、恥ずかしいのに腰が動いちゃうことなんて、ない、んですううっ、はあっ、ああっ……」

 知ってしまった強烈な法悦に、それを与えてくれる人を思い出しただけで子宮を疼かせる。和彦では保てる理性も翔真が相手では傍にいるだけで容易に薄れ、後背位で自分の方から腰を振ってしまう恥ずかしさは快感を煽るスパイスでしかない。

「イッ────んんあッ! オチンチンがオマンコでビクビクして、あん、あんっ、こんなの初めてっ……」

 射精の脈動に似た動きなのに灼熱が打ち付ける刺激がない。それはハーレムプレイだからこそ得られる快感で、彩月はそれに翻弄されている。
 美幸が舌を尖らせて菊門に突き立てた舌を蠢かす刺激が逸物を跳ね上がらせ、その猛々しい脈動を胎内で感じる彩月は甘美な電撃に襲われて表情をだらしなく蕩かす。プリプリのヒップは卑猥に揺れ、剛直に絡む肉襞を自ら抉られにいき、子宮を歪める。

「彩月さんみたいな人まで……あああ、なんていやらしいの……」

 翔真の横で恭子が顔を赤くしていた。翔真の首に手を回している彼女は片膝をソファに付いて、脚の付け根に翔真の手を迎え入れている。

「人のこと言えないだろう?」
「やんっ、あっ、だってぇぇ……んんっ……」

 翔真は赤いショーツの底に中指を添わせているだけ。恭子の方が腰を前後にくねらせ秘部を刺激している。

「はああっ、ああっ……彩月さんみたいな綺麗な人がこうして……あああ、翔真様のオチンチンを出し入れさせてエッチな声を上げてるところ、見てるだけで堪らない……オマンコがウズウズしちゃうの……」

 翔真から言わせれば、いや、誰が見ても、後背位で腰を振る彩月も指に秘部を擦り付ける恭子も尻穴に舌を差し込んでいる美幸も、優劣の付けられない美女。だからこそハーレムに取り込んでいるので、ハーレムには美女や美少女しかいない。その美女らが今行っている獣欲をそそる行為は、やはり優劣の付けられない卑猥なものだ。

「翔真様、ああっ、翔真様ぁっ……オチンチン凄いの……和彦さんのよりもずっとずっと……あん、あひィィん!」

 翔真が初めて腰を動かした。その軽い一撃に彩月は喉を反らし、全身を震わせる。
 翔真の合図に美幸が顔を離すと、今度は長いストロークの突き上げが彩月を襲う。

「んおおおおおおおッ!」

 今までがお遊びであることを知らしめる強烈な電撃に彩月は身を仰け反らせ、ガクガクと戦慄く。開かれた目蓋の中で収縮した瞳孔が揺れ、咆哮を上げた口から舌先が飛び出ていた。

「あああっ! あううっ! あううううう!」

 自分で腰を振るのと比べ物にならない穿ち。強い拡張感と子宮を突く激しさ、そして胎内を擦る長大な肉茎と襞を引っ掻く傘に、ビリビリと快感が迸り続ける。容赦なく強いられる絶頂に頭の中が白く霞み、脳髄が蕩け、美貌が恍惚に緩んでいる。

「イグううう! あ゛ああぁぁああぁぁぁ!」

 肌がぶつかる乾いた音に合わせセミロングの黒髪が荒々しく背中を叩いた。痙攣は止まらず、スレンダーな肢体は陸に上がった魚のようにビクビクと躍り続けている。

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