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神アプリ
官能リレー小説 - ハーレム

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神アプリ 141

 翔真がベッドの端に腰を下ろすと、美幸は濡れた溜め息を吐いて腰を跨ぐ。翔真が根元を摘まんで固定させているだけの肉杭の先に美幸が腰を蠢かして照準を導き合わせ、尻を落としていった。

「あ゛ぁぁぁぁぁッ────!」

 膣孔に剛直を飲み込むと美幸の全身は大きく戦慄いた。震えている唇の隙間から覗く舌先もチロチロと躍っている。

「堪らない……翔真様のオチンチンが美幸のオマンコに一杯ぃぃ……ぁぁっ……」

 立てていた膝を付くとグリグリと秘部を押し付けて根元までキッチリと咥え込み、いよいよ腰を振り乱す。ポルチオセックスの快感に美貌を淫蕩させ、貪欲に逸物を締め付ける。

「んああっ、翔真様ぁっ……あああんっ、翔真さまっ、翔真さまぁぁっ……」

 美幸は嬉しそうに表情を綻ばせ、頬を上気させる。後ろに手を付いて半身を支え里美と舌を絡めている翔真様を愛しげに見つめながら、後ろ手に拘束されたまま腰を躍らせている。

「あん……いやらしい……」

 一生懸命に腰をグラインドさせてヌチャヌチャと水音をたてている美幸の後ろから恵理がこぼす。羨ましそうに見つめている交合部は、根元の方で白い粘液がこねられている。

「やあん……」

 知代はあだっぽく漏らすと、不自由な身体を必死に屈めて陰嚢に舌を張り付け、美幸が吐き出す快楽汁を掬う。横にいる恵理も加わると玉を一つずつ分担し、それぞれの舌使いで肉袋を舐め回しながら美幸の体液を拭っていく。

 恭子は里美の反対側に控え、胸板を湿らせている。四つん這いから手を後ろに回したような体勢にもかかわらず、大股に膝を付いてバランスをとりながら美幸の嬌声に煽られて細い腰をクナクナと振り回していた。

(あああ……たまらない……)

 恭子には、異様な夜伽の輪に入っている自覚がなかった。面食らったのは夕刻だけで、今は、翔真はこういう愛され方が相応しいと心の底から思っている。肉体的に繋がっている美幸の目の前で里美と接吻していても、美幸が可哀想とは微塵も感じられなかった。むしろ美幸は悦びの声を上げており、羨ましいくらいだ。

「イ、イクう! またイクうううううん!」

 切なげに眉根を寄せる美幸が翔真を見つめながら身を躍動させる。それでも動き続ける腰を横目に見る恭子は、翔真と寝た経験があるだけに、快感を想像を巡らせて固まりのような白い発情汁を滴らせる。

「んあああっ! イク! イクイクう! イクうううッ!」

 その声を聞いているだけで甘い電流に襲われそうになる。そういう寸でのところまで昂っている身体を喘ぐようにくねらせながら、艶かしく鼻を鳴らして胸の尖りに吸い付き、うっとりと頬を赤らめている。

「んんんあッ! あああっ! はあんッ───」

 グン! と翔真が一突きすると、美幸はあれだけ翔真に向けていた視線を宙へやり、視界をスパークさせた。仰け反った肢体がガクガクと痙攣し、ショートカットの髪の端まで波及していた。

「次は恭子だ。股開けよ」
「あああっ────はい……ありがとうございます……」

 指名され、極めて弱い絶頂に身を戦慄かせた恭子は、仰向けになって長い脚を惜し気もなく開く。軽く腰を浮かせ、濡れそぼった秘部を晒すその姿は、犬がやる服従のポーズと何ら変わりなかった。

 ☆ ☆ ☆

 細い白煙が昇った。その部屋では週に1度、煙草1本が灰になるまでの間だけ見られる現象だ。
 紫煙を燻らせている男はダイニングの椅子に座っている。週に1度その部屋にやってくる来訪者であるはずなのに、ふてぶてしい態度で浅く掛けていた。
 家主の女性の方はというと、男の足の間で、尻を突き出すように跪いていた。男の股間に顔を埋め、舟を漕ぐような温いスピードで頭が揺れている。

「んはあああっ……」

 熱い吐息を吐く口からは舌が伸びており、陰茎の裏側に張り付いて根元から登っていく。煙草に火が点る数分前から、同じことが繰り返されている。

 はっきり言うと、彼女はこの男を快く思っていなかった。恋人がいるというのに、名前も知らないこの男を御主人様と呼んで、恋人にもしないような行為を施さなければならないのだから。
 それでも、やはり今日も自分の手でマンションのオートロックを解錠し、全裸に首輪という姿で、床に額を付けて出迎えた。鎖を引かれてリビングに入ると自分の手で男を全裸に剥き、肉棒を舐め、菊門に舌を突き立てながら手淫を施した後、種汁が迸るまでしゃぶりついた。

 そして今、彼女は残滓を絞り上げた後、椅子に座った彼を追い掛けて肉柱を舐めずっている。彼女が這った軌跡を残すように、白濁した粘液が床に点在していた。

(どうしてぇ……)

 挟むように添えている指先から肉幹の硬さが伝わってくる。毎回のことではあるが、まだ喉の奥に引っ掛かっているような違和感を覚える程の濃厚な樹液を吐き出したというのにもう膨張を始めている。
 このままでは、いずれ口では物足りなくなるかもしれない。本番行為に至っていないから耐えられているようなものなのに、その恋人への操さえ奪われてしまうと何かが壊れてしまう気がする。

(あああ……こんなに大きいの、きっと入らない……)

 甘く痺れた頭で思い描く最悪のシナリオに、彼女は瞳を蕩かした。舌は雄々しさを確かめるように肉柱をじっくりと這い登っている。

(いや……いやあぁぁ……オマンコ裂けちゃううう……)

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