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神アプリ
官能リレー小説 - ハーレム

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神アプリ 129

 アイボリーカラーのソファに座った翔真は、顔を赤らめて呆然としている美優と麻里子に目を向けた。彼女らも同じホテルで部屋にとっているのだが、このセミスイートより下の階にある。

「こっちにきて、芸能界の話聞かせてよ」

 ポスポス、と翔真がソファを打つと、美優と麻里子は嬉しそうに表情を蕩かして、ホステスが付くように両脇に座る。肉体的に縮んだ距離は彼女たちをますます盛り上がらせ、肩を抱くと無抵抗にしなだれかかっていった。

「すげぇ……美優だ……」

 カムフラージュのサングラスを取ったので、翔真の直ぐそばに美人モデルの美貌がある。テレビでは映しきれない肌の艶や唇の瑞々しさ、そしてテレビでは見せたこともない蕩けた眼差しが、彼の眼前に迫っていた。

「美優です……」

 声を乗せた甘い吐息が翔真の唇に触れる。今にも重ねられそうなほど近い。しかし翔真は、焦らすように首を捻った。

「で、こっちがマネージャーさん……」
「マネージャーです……ん……」

 麻里子は大胆にも唇を突き出し、接吻に及んだ。自分からグイグイと唇を擦り付け、密着させた身体も擦り付けるようにくねらせる。

「倉田さん、ずるい……」

 ズイ、と身を乗り出す美優。はち切れんばかりの胸が押し潰れ、甘い弾力が翔真に伝わる。

「じゃあ次は美優だ」
「ああん……」

 翔真が顔を向けると美優は躊躇いもなく唇を捧げ、積極的に啄んだ。ハーフ顔をトロトロに蕩かして熱心に口吻し、女性からも羨まれる肢体をねっとりと絡ませている。

「お姉ちゃんもずるい……」

 夜景よりも魅力的な翔真のもとへ戻ってきたきた恵理が、妖しく微笑んでいる。

「あん……ねえん……」
「も、もういいですか……?」

 里美や知代が誘うように腰を揺らし、猫撫で声で翔真に伺う。恵理も微笑を艶かしい表情に変え、トロ目で翔真を見詰める。

「うん、好きにしていいよ」
「はあああん……」

 翔真が大股開きになると恵理たちはたっぷりと吐息を吐いて足の間に跪き、内腿や股間を撫でながらベルトに指を絡めていく。

「ちょ、ちょっと……」

 突然のことに美優も麻里子も目を丸くして、顔を赤くする。

「お前たちは上を脱がせるんだ」
「ああっ……」

 翔真が胸を掬うと、2人とも赤らめた顔に艶を重ね、目元から力を抜いた。

「やあん、こんなことって……」
「あああ……違うの……誰にもこんなことすると思わないでぇ……」

 などと恥ずかしそうにしつつ胸板を撫でる2人は、乳房を揉まれるのもそのままに上着を剥いでいった。

 下半身も慣れた手付きで甲斐甲斐しく脱がされ、3人の女子大生が顔を寄せる。突き出した尻を揃って揺らし、朝から昼過ぎまでの淫行の残り香がこびり付く男根を喜色満面に舐めずっていく。

「んはあああ……みんな、どうなってるの……」

 人目も憚らず淫らな行為を始める3人の女子大生に、麻里子は困惑していた。1本の陰茎を小さな顔で囲んでいるわけだが、ベッタリと張り付いている舌の動きに窮屈さは感じらない。裏側と両側面を分担し各々のテンポで撫でるように舌を這わせる様子は慣れを思わせ、それ故にとても卑猥な光景だった。

「んふふ……どうって、大好きっていう私たちの気持ちを伝えてるの……」

 中央の里美は頬に朱を差すと、先端の窪みを舌先でくすぐる。知代は肉茎を咥えて頭を横に揺らし、恵理はキスの雨を降らせている。競争心のようなものは窺えるが、お互いを悪い風に意識している様子は全く感じられず、ねちねちと行われる行為には翔真への想いが存分に溢れていた。

「だ、だけど……」
「だけど?」

 知代は不敵に微笑し、エラのくびれにねちこく舌を絡ませる。知代の舌の近くには里美の舌が蠢いて、裏筋をしつこく責めたてている。

「誰かを選んでもらうよりみんなで仲良くした方が平和的だし、誰も傷付かないし、とても理想的でしょう?」

 恵理も妖艶に口元を歪めると、すぐさま舌を躍り出させてカリを舐めずる。3人はそそのかすような微笑は消し、瞳をトロン、とさせて傘の根元を夢中で舐め回している。

「麻里子はどうする?」
「ふはああっ……」

 翔真が胸を鷲掴みにして抱き寄せると、麻里子は身体をピクピクさせて身を預ける。明らかに年下の青年に馴れ馴れしく呼び捨てにされたというのに、その声が理性を掻き乱されて頭がボーとしている。唇を奪われると、彼への返答を示すように舌を絡めていき、愛欲を燃え上がらせた。

 一方、一足先に舌を舐め合ってたっぷりと唾液を飲み込んだ美優は、頭も身体も蕩かされてうっとりとしている。麻里子の濃厚な接吻に応える翔真を熱視線で見つめながら、手に納まりきらない大きな胸を揉み回されてくねくねと身を捩っている。

「あああぁぁ……」

 視界の端に焦点を絞ると、男性器の矢じりを舌で手入れしている、陶然とした面持ちの女子大生の3人が目に入り、腰の奥が熱くなっていた。あっちではカリ首で舌先を蠢かしたりしていると思えばこっちでは縁をなぞるように舐めており、そっちでは擦るように動かして、と思えばあっちの舌は弾くように素早く動き始める。とにかく3枚の舌で揉みくちゃにされている亀頭はヌトヌトに濡れ、妖しい光沢を放っている。

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