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神アプリ
官能リレー小説 - ハーレム

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神アプリ 120

 乳管を飛び出していく母乳に由香里は甘い啜り泣きを漏らし、切なげに眉根を寄せた。胸の先から甘美な快感がチリチリと身体に染み込み、足を小さく震わせている。

「由香里さん、もしかして……お兄ちゃんの子どもを……」

 由香里の胸に吸い付いて喉を鳴らしている翔真を上目遣いに見ていた美苗は、嬉しそうに表情を綻ばせた。
 由香里は胸を揉みながら首を横に振った。

「ううん。いっぱい中に出してもらったから、身体が勘違いしておっぱいが出るようになったのかな?」

 実際、妊娠検査薬の結果は陰性だった。産婦人科で診てもらった方が確実なのであろうが、費用がかかることなので、生理が来ないようであれば踏み切るつもりでいた。

「妊娠してたら安定期ってのに入るまでハメられないらしいし、妊娠してなくてホッとしてるんだろ?」

 翔真が由香里の肉の隙間に人差し指と中指を捩じ込むと、トロトロなっている肉壷は抱き締めるように巾着締めで締め付ける。

「んふぁあああ、あんっ……翔真さまとの子どもも欲しいけど、翔真様がハメたいときにオマンコを差し出せないのも心苦しいですうう……」
「そんなこと言って……正直に言わないともう使ってあげないよ?」

 翔真が陰核の裏側を押すように指を曲げると、由香里の全身に甘い電流が駆け巡る。

「はあああん! ハメ欲しいですっ、翔真様のオチンチンでも、翔真様を感じたいですう、んううっ、あ、あ、はあんっ! でも、赤ちゃんも欲しいいいっ……翔真様に、孕ませて、欲しい、ひぃんっ……」

 Gスポットからの刺激に苛まれながら思いの丈を口にする由香里は、一方で翔真が嬲りやすいように足を開き、空いている手でスカートを捲る。それは翔真を想う気持ちの、そして忠誠の、表れだ。

「中に出しまくってたらそのうち孕むよ」
「あああっ、嬉しいいい……孕むまで、孕ん、で、もっ、オマンコ、してっ、してえええっ! んああッ! ああッ! ぁぁッ……」

 胸を反った由香里の身体がビクビクと弾む。腿や床に夥しい量の熱い蜜がサラサラと垂れ落ちていく。
 短い痙攣がおさまって恍惚を浮かべていく由香里を翔真は紫煙を燻らせながら眺め、しとどに濡れた膣から指を引き抜いた。

「やあん……」

 掌までベタベタに濡れた翔真の左手を谷間に挟むようにして抱き留めた由香里が指の汚れを舐めているところに、女子高生の3人が訪れ、淫靡な光景に瞳を蕩かした。

「翔真様ぁぁっ……」

 と彩菜は甘い声を上げて翔真の右側を陣取ると、ベージュのベストを脱ぎ、白いカッターシャツのボタンを弾き飛ばさんばかりの大きな胸を強調するように二の腕で寄せながらクネクネと身を捩る。胸の先端は直に触れており、夏服への移行期間なので、乳輪までもぼんやり透けている。6月になるとベスト着用ができなくなるので、ノーブラ生活ももう直ぐ終わりだ。因みに夏服のスカートは、黒地に白いブロックチェックというデザインになっている。

「ねぇんねぇん見てぇ? 翔真様のおっぱいですぅ……」

 彩菜はボタンを半分ほど外し、しかし胸はさらけ出さず、大きな柔乳がつくる谷間を見せ付ける。

「今日はいつもより甘えん坊だな?」
「だってぇぇ……私も翔真様のものだもん……」
「……ん?」

 何を今更、と言いたげな翔真に、彩菜は鞄の中から葉書のような紙片を取り出した。

「……妬いてるの?」

 彩菜が差し出したのはプリクラだ。制服姿の彩菜らがスカートを捲り上げて写っており、3人の頭上に「私たち、翔真様のオンナ」と書かれている。頬にピンクの色を塗ったりポップなハートなどが描かれていた。

「だって、あんな目立つところに貼ってあったら翔真様に認められてるみたいで……」

 彩菜は口を尖らせ、サイドテーブルに視線を向ける。そこには美苗らの自己紹介用のプリクラが堂々と貼られている。

「そういうものなのか……?」
「そういうものなんです」

 翔真の右側に控えた梨沙が、いじらしく乳頭をつつきながら言う。

「そういうものなら仕方ないか。これ、その横に貼っといて」

 翔真の左側に控えて胸板を湿らせていた千歳は、嬉しそうに頬を緩めて受け取り、鞄の方へ向かった。ハサミで切るためだろう。

「これ、私たちも撮ろっか」

 優子の胎内に放たれた樹液を啜った麻友は早紀や由香里に伺いながら翔真の腰の右側に膝を付く。
 先端、肉茎、肉袋などはローテーションを交えながら絶えず刺激されていた。今は奈保が唇を被せ、美苗と玲奈が玉をそれぞれ舐めしゃぶり、早紀は茎胴を舐めずっている。そこに加わった麻友の舌は早紀の舌と肉幹を挟むようにあてがわれ、ねっとりと這わされていく。

 * * *

 1人になると思い出してしまう、あの日の出来事。たった1日で身体に焼き付けられた快感は、今得ているそれを否定している。
 心は満たされているのに身体は満たされていない。どちらも欲してしまうのは贅沢なことなのだろうが、このままでは、身体の充足を得るために心の充足を犠牲にしかねない。
 人は本能には抗えない。生を繋ぐために身体が求めるものは、より逞しく、より相性が合う身体。それを見付けたかどうかは、抱かれて得る快感の大きさで悟ることができる……というのはただの言い訳だ。本当は気が狂うような法悦をもう一度味わいたいだけに違いない。

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