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官能リレー小説 - ハーレム

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神アプリ 116

 このように目覚めを促されるのは翔真とって当たり前、と言ってしまっていいだろう。実家で迎えた朝を除き、『スレイブ・メイキング』を始めてから約1ヶ月もの間変わらぬ目覚めを迎えているのだから。

「ふああ……おはようございます……」

 翔真の目が開いたことに、頬を嘗めていた綾子が真っ先に気付いた。自分に近い方の尖端を刺激させながら愛しげに胸板をさすっている手をそのままに、翔真の覚醒をよりハッキリとしたものにさせるべく口に舌を差し込んでウニョウニョと蠢かす。
 綾子が這わせている指の近くで胸板を湿らせていた景子は、翔真が眠りから覚めた報せを聞くと、自分に近い方の尖端に舌先をあてこねるように刺激する。

「あああ……おはようございますぅ……」

 ビクビクと脈動する屹立にうっとりと囁いた千夏らは心地い目覚めを提供するべく、味わうことを後回しにし、口淫に熱を込める。千夏は目覚めのキスを鈴口に施すと、いつもより浅く飲み込み、その代わりエラを縁取るようにたっぷりと舌を絡めながら頭を揺らす。それを合図に美幸と知代は舌に勢いを付けて肉幹を滑らせていく。

「はあんっ!」

 翔真の手が意思を持ち、掌に触れている柔かな塊を鷲掴みにすると、恵理の口から濡れた声が上がる。彼女のもっちりとした乳房が握力によって歪められ、ブピュッ、と母乳を噴いた。
 ラブジュースを垂らし始めた美幸の秘部を目前に、沙織が足の親指に唇を被せて頭を揺らしている。口の中では指の腹に舌の腹をベッタリと密着させ、頭を揺れを利用して擦り合わせながらねろねろと蠢かしている。
 里美は血行を促すように踵の方から各指先へと舐めずり、指先から踵へ戻る時には指の股を舐め解していた。ヒクヒクしている知代の膣孔からトロトロの蜜液が溢れており、それからプンプンと漂ういやらしい臭いに侵され、翔真の足の裏を舐めていることに酔いながら自分の秘部を弄っている。

「私もぉぉ……」

 綾子が顔を離して首筋に舌を這わせると、景子が口に舌を捧げていく。啄んでいた乳頭は軽く摘まんでコリコリと軽く捻った。もう一方の乳頭は綾子が人差し指の腹で甘く嬲っている。
 翔真は微睡みにとろみ加えるような快感を顔回りや逸物や足などから得る半面、腰やうなじに甘く響くピリリとした刺激を胸板の二点から与えられ、意識を掴みつつある。何となく手触りのいい柔らかな塊の正体の見当が付くほどにまでなれば、自分の胸に及んでいる刺激へのお返しに指先での反撃を開始する。

「ああっ、あん、はううっ、ううんっ、んっ……」

 90センチのゴム毬のようなバストの片割れを為されるがままに揉み解されていた恵理は、乳頭への狙い澄ました奇襲に宙を振り仰いでいた。摘まんだり捻ったりする彼の指に身体の自由捧げるかの如く彼の手に添えていた両手を横に垂らし、ただピクピクと身体を弾ませて甘い声を上げている。

「んふうううん……」

 屹立が兆しを知らしめるように先走り液を吐き出し、千夏はその濃厚さに頭の中を軽く霞ませる。彼女が溢れさせる愛液は、ねっちりと舌を絡めて柔らかく頭を揺らしているだけなのに、早くも白く濁りつつある。
 里美の足の付け根からは卑猥な音が響いており、彼女は切なげな表情に上気を広げていた。嬌声の混じる熱い吐息が夢中で滑る舌とともに足の裏へ吹き掛けられている。
 涎を垂らす美幸の肉壷を前に、沙織は自分の肉壷に指で栓をして涎を掻き回している。舐め回して濡らした彼の足の裏へキスの雨を降らせる彼女の顔は、魂から滲み出る至福の思いで綻んでいる。

「ねぇぇん……そろそろぉぉ……」

 肉幹を舌でたっぷりと撫でた知代が陶然としている千夏に囁きかける。美幸も綾子と景子に舌フェラされている翔真の方を上目遣いに窺うと、小振りな尻を揺らしながら千夏の顔に顔を寄せた。
 千夏は亀頭全体を優しく吸ってから口から出し、2人が紡いだ唾液にまみれている茎胴に指を巻き付け、裏筋を舌でくすぐりながら卑猥にさする。子種を誘う刺激を与えるのは中央にいる者の務めだ。
 肉袋から肉幹へ樹液を誘導する直接的刺激に効力を付加させるのが全身に与える快感。
 美幸は傘を啄むように刺激し、千夏は裏筋を舐め、知代は舌先をカリ首に潜り込ませて弾くように蠢かす。3人の亀頭同時責めは茎胴をさする快感を何乗にも膨らまし、翔真の腰が熱くなっていく。
 ベッドの下では恵理が四つん這いになり、朝の爽やかさを淫らに爛れさせる嬌声を上げた。乳頭を嬲っていた手の人差し指と中指が水平に伸ばされ、恵理の肉壷へ埋没している。彼女は四つん這いの身体を前後させ、膣内を掻き回す2本の指をもてなしている。
 舌を舐めたり啄んだりしている景子と綾子は、一方で胸板の尖りをそれぞれのタッチで責め続けている。こね回されている尖端からも、摘ままれている尖端からも、背筋からうなじや腰にチクチクと走る電流を発生させ、翔真の欲望の爆発を促した。

「はあああああん……」

 千夏がさする屹立の先、3枚の舌に囲まれている窪みから、白濁のマグマが噴きあがった。雨のように降り注ぐそれは、股間にある3人の顔や彼の上半身に落ち、濃厚な牡臭を漂わせている。

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