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まおーに任命されました。
官能リレー小説 - ハーレム

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まおーに任命されました。 98

 ケイシーが下ならと千奈美は首を持ち上げて亀頭へ迫り、その形に添わせて舌をくるくると這わせた。
 我慢汁が溢れてくると舌先で救い上げ、糸を引かせながら眉尻を下げる。
 やがて腰はくねくねと動きだし……

「オマンコが……疼くぅぅぅ……んぁッ、はぁぁッ……」

「んはああッ……素敵ぃ……魔王様の、おひんほぉぉッ……」

 裏筋を舐め上がる舌で硬度を感じ、ケイシーはクイっと腰を捩った。
 尖らせた唇でカウパーを啜る千奈美も、何かを耐えるように腰を大きく捩らせている。
 俺がオナニーも禁止した理由が判っただろう。

「んぁぁッ、オマンコ、オマンコがぁぁ……」

 下へ舐め下がった千奈美は尻を淫らに振り、右の玉へ吸い付いた。
 そしてグポっグポっと音を立てての出し入れを繰り返すことで唇の内側で擦りつつ、舌を張り付かせて蠢かす。
 入れ替わったケイシーは亀頭の溝に沿って舌先を行き来させ、我慢汁を捏ねる。
 そこから得た俺の出す液体に対し

「あはぁッ、はあッ、ぁぁッ……はふぅッ……」

 と荒い吐息を洩らし、やはり腰を振り乱す。

「何で感じてるんだ? 集中してやってないのか?」

「いえっ、そんなことはっ……はんぅぅぅッ、んふぅッ、んふぅッ、んふぅッ……」

 右耳に髪を掛け、髪を掻き上げた右手を俺の腰に回し、陰茎をくわえたケイシーは、頬を凹ませるバキュームフェラで軽快に首を振る。
 しかし、途端にケイシーは朱を深め、そのスピード落としたのだつた。
 何故かは判らない。
 剛直の硬さに牝芯を蕩けさせているのか、俺が乳首を弾き始めたからか……とにかく首振りは弱くなり、尻振りは早くなっている。

 千奈美も必死に奉仕していることを激しい奉仕で報せる。

「んはッ、ぢゅぼっ……んふぅぅッ、あむぅッ……はひぁあああ……」

 玉を舌に乗せて撫でるように転がし、強弱を付けて舐め、吸う。
 伴って、やはり腰振りも忙しないものと化していた。

「よぉし、二人の口で挟め」

「「はぃぃっ……魔王様ぁぁッ……」」

 肉棒を離したケイシーは左から、玉から舐め上がった千奈美は右から、ぶちゅうっと肉竿へキスをし、そのまま唇を僅かに開いて、擦り付ける。
 俺は右手で千奈美の乳首を捕らえ、左手で弾いていたケイシーの乳首とともに摘み上げた。

「ん゛んッ! んふぁああッ!」

「あんッ! ん゛ッ! んくぅぅぅん!」

 二人の背筋は面白いように跳ね上がり、歪に震え上がった。
 だが、肉棒を挟む二つの口は止まらない。
 食らい付くように摩擦を繰り返ことで、快感に負けず奉仕する姿をアピールしているようだった。
 俺の命令を第一としつつも快感に身を捩らせてしまう姿は、まさにオモチャだ。

「口を開けて舌を出せ。ご褒美だ」

 言われ、その通りに居直る二人。
 エサを求めて口を開け、舌を伸ばしたオモチャの二人に、俺が発射口を向けて軽く扱くと

「「はああぁぁんッ! ひぁふぁっっ……ああッ、はぁぁぁ……」」

 白濁弾が容赦なく飛び散り、二人は顔で受け止めることとなった。
 仄かに赤くなった白人肌のケイシーにも、頬を桜色にさせた黄色白肌の千奈美にも、濁った白がべったりと張り付き、汚す。

「飲むな?」

 と言えば動いていた喉が止まり、舌を打つ種汁を口内で溜め、滴らせる。
 金色の眉も赤いフレームにも白が飛び散り、二人の顔は精塊に塗れていく。

「ケイシー、吸い出せ」

「ふあいぃ……」

 と、ケイシーは白濁の溜まる口内に魔王棒を受け入れ、しっかと唇を締めた搾り上げを施した。
 引き抜いたときに、ちゅぽんっ……と音がした程だ。

「次は、そうだな……二人の口に溜まっているザーメンを口移しで混ぜ合わせてもらおか」

 顔を見合わせる二人。
 お互いに、白濁に塗れた顔に多少の困惑を浮かべ、しかし……どちらともなく口付けに及んだ。

「んっ、んふ……んっ……」

「んぁ……んぅぅ、ふぁふん……」

 躊躇いがちな唇の密着と、ザーメン口移しの往復。
 四つん這いのまま、顔だけ付き合わせるようにして行われるその接吻は随分と大人しい。

「おい、どうしたっ。もっと激しくしろよ。互いに抱き締め合って濃厚な絡みをしてみせろ。ただし、口の中のものは溢すなよっ」

 その命令に二人は身を起こし、ぺたりと座り込んだ状態で互いの背中へ腕を回した。
 そして、貪るようなキスを披露するに至る……。
 欲情を誘うように、首をあっちにこっちに捻ながら唇を擦り合わせ、その中で俺の精液を往き来させているのだ。

「舌も絡めてよーく味わえ」

 命じると、先ずは背の高いケイシーの方が少し身を乗り出して顔を下へ傾け、千奈美は少し上を向き、子種が溢れないよう配慮して舌を絡め合った。
 二人の唇の隙間から戯れる舌が垣間見え、同時に、唾液と子種が練り混ざる音がはっきりと響いてくる。

「んはぁぁ……あっ、んんッ……」

「ふぁあんッ、んふッ……んふぅッ……」

 荒くなる吐息。
 千奈美もケイシーもいつの間にか瞳を妖しく輝かせ、俺の白濁液を惜しむように弄んでいる。
 次は千奈美が積極的に唇を合わせたかと思えば、ケイシーを押し返して子種を流し込んでいく。
 ケイシーは後ろに手を付いてそれに応じ、絡ませた舌から伝ってくる俺の精液にうっとりと表情を崩していた。

「いいぞ千奈美。そのまま押し倒せ」

「んふぅぅぅぅッ、んッ……」

 千奈美は纏まった吐息を吐きながらケイシーを横にし、自身の体を重ねた。

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