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まおーに任命されました。
官能リレー小説 - ハーレム

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まおーに任命されました。 94

「許可を出すとどうなる?」

「『魔王様に関しての外見情報は、紋章があるということのみ。紋章があるイコール魔王様、というのが現状です。従って、その他の情報を開示する必要があります』」

 逸物は惜しげもなく塗り付けられた唾液に黒光りを放っている。
 舌で支えずとも天を見据えて脈打つ魔王棒の先端に、千奈美は万を辞して口先を押し付け、美味しそうに先走り液を啜る。

「『例えば、魔王様は日本人の十六歳で、日本の高校に通われている……これだけでも判っていれば、日本人の高校生以外は除外され、紋章を真似たタトゥーを入れようとも直ぐに偽者だと判りますよね?』」

 ちゅるる……と我慢汁を啜っていた千奈美の口が亀頭の形に沿うように徐々に開き、擦りながら飲み込んでいく。

「成る程ね……で、組織の公認ってのは?」

 エラまですっぽり覆った口は一旦止まり、舌がくるくると亀頭ま周りを這った。
 そして裏側に留まると、再び唇が進み出す。

「『魔王様ご自身が公に向けて発言されると、同時に顔まで知られてしまいます。そうなれば魔王様の日常は失われ、女性が殺到することは必至。そうならないための魔王プライバシー法でもありますからね……。ですからいずれ、魔王様に代わって声明を出す人物が必要となってきます』」

 剛直が飲み込まれ、陰毛が千奈美の隠微な鼻息で揺れた。
 口内は唾液が多く、事実、千奈美こ溢さないようにジュルルル……とはしたない音を立てながらゆっくりと首を引いていく。

「それをお前らの組織に任せて欲しい……ってことか」

 カリ首まで戻った唇が根元を目指して進む。
 さっきよりもやや早く。

「『そうです。私達が魔王様の公言を魔王様に代わって伝える……その証明として、魔王様に公認される必要があるのです』」

「俺が認めることで、思い込みの虚言を吐く危ない団体じゃなくなるわけか」

 千奈美が眼鏡を外した。
 いよいよ口マンコでの本番を始めようということだろう。

「『はい。そのためには、一般的に影響力のある人達の前で認めていただく必要があります』」

 千奈美の口唇が竿を締めながら往復している。
 舌も使うその奉仕は確かに気持ちいい。

「どういうこと?」

「『今考えているプランは、マスコミを通して証明するという方法です』」

「いやいや、顔を見られるんじゃ……」

 ポニーテールをうねらせての激しい首振り。
 陰唇を弄る足にそのリズムを乱しながらも、千奈美は陰茎を離さずに口舌で刺激させ、息を荒らげる。

「『心配には及びません。各国を代表して幾つかのメディアに通達をだします。その人達の前で魔王様には魔王様であることを証明としていただき、続いて我が組織の公認をしていただれけば

「え、また撃たれんの?」

 更に膨張する逸物に千奈美は苦悶を洩らし、強くなる足からの刺激に全身を弾ませる。
 しかしそれが射精の予兆であることを知っているのか、首の上下には拍車を掛け、舌を忙しなく震わせる。

「『申し訳ありませんが……しかしそれは揺るぎない事実を知らしめることになるでしょう』」

「まぁ、そうだろうな」

 銃弾一発で千奈美の中の魔王はただのハゲになったわけだし。

「んぐぐぐぐぐッ! ッ! ッ! ……ッ! んはぁッ! ああッ……ッ!」

 喉を打った射精、そして、淫核を押し擦られてのアクメ。
 それを同時に受けた千奈美は堪らず魔王棒を離し、快感に喉を反らしてと身を跳ねさせながら噴火する種汁をシャワーみたく浴びる。
 目を細め、恍惚を浮かべながら……。

「『マスコミの方々にはこちらで用意した服を着ていただきます。当然、撮影は禁止……目で見た事実をメモにとり、持ち帰って報道というかたちになるでしょう』」

「服を着替えさせるのは盗撮防止というわけか……」

「『そういうわけです。まぁ、視聴率ごときのために魔王様を利用しようものなら、全世界からの反感をかって局が潰れるでしょうけど……いえ、それに止まらず、国をあげて魔王様への謝罪の意を示すでしょうね』」

 長い射精が終わり、千奈美が尿道を啜る。
 そして優しくくわえこみ、労るように口唇を滑らせた。

「謝罪の意、か……お前にはどうやって示してもらおうかな?」

「『あ……はい。何でもさせていただきます……魔王様……』」

「まあ取り合えず今から来いよ。諸々の話はそれからだ」

 俺が携帯を差し出すと、千奈美は両手で受け取ってこの場所を伝えた。



「ま、魔王様……ケイシーが到着したようですぅ……」

 携帯電話を閉じた千奈美が、それを内ポケットへ戻して告げる。
 その顔にはあれだけかけてやった種汁が見受けられない。
 だが、シャワーを浴びるように言って綺麗にさせたのは外だけでなく、内側……特に膣内も滑りが消えるまで洗い流せと伝え、千奈美はその命令通りに内外共に洗浄したはずだ。
 そして今、替えのスーツの上着を纏った千奈美はソファの前に置かれたテーブルの上に上がり、大きく股を開いてワイングラスに跨がっている。
 その中が俺を欲することのみで垂らした発情汁で一杯になれば種付けしてやると言ってある。 

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