まおーに任命されました。 93
「くわえろ」
「はぃ……魔王様ぁぁ……」
千奈美は体を引きずるように這い寄り、汚れた足の先に顔を近付ける。
「違う。下の口だ。上の口は俺の質問に答えられる状態でないと困るからな」
「は、はいぃぃ……魔王様のお望みのままに……」
千奈美は赤い顔でM字開脚へと体勢を変え、白濁の絡む俺の足に大事な所を近付けた。
「望んでるのはお前だろう? この穴に俺の種汁が入ると思って涎を垂らしてるんじゃないのか?」
「あぁぁッ、仰る通りです……さっきよりもオマンコがジンジン疼いてますぅ……」
千奈美は軽く尻を浮かせ、足指の先に陰口を迫らせる。
下の口で求められたキスに応えるべく、俺は足先を密着させた。
「ふぁぁぁぁぁ……魔王様ぁぁッ……」
クチュっと小さな水音が鳴った瞬間、千奈美は俺から見ても判るほどゾクゾクっと体を震わせた。
クレバスに飲まれた足の親指は生暖かさに包まれ、更に奥へと浸入していく。
「んんッ、あぁぁ……オマンコに入ってますうぅぅ……」
僅かに埋まった俺の一部を千奈美の陰口は強く締め付けた。
「嬉しいか?」
「はいぃ、魔王様の子種が私のオマンコにぃぃ……ありがとうございます……」
千奈美は腰をプルプルと震わせ、足の親指をキュンキュン締め付けながら心底嬉しそうに述べた。
「なら、もっとやろう」
「んぁぁッ……魔王様ぁ……」
ジュポっと音を立てて引き抜かれた足指を腰で追いかける千奈美。
しかし、その足がブロンド美女の胸を滑って種汁を絡ませているのを見ると、股を大きく開いて足指の帰りを待つ。
そして、再び膣口を押し開いた足の指に
「はぁぁぁんッ、んんッ、ぁぁぁッ……」
と歓喜し、身を捩らせた。
オモチャとしてこうして啼いてくれると俺としても遊び甲斐があり、面白い。
だけど遊んでばかりもいられないので、そろそろ本題を切りだそうか。
「次は組織に真実を伝えないとな」
足の親指を突っ込んだままクイッと曲げ、千奈美へ投げ掛けた。
「ああッ、さすが魔王様ですぅッ、はぁんッ……まだ、結果報告を、してないので、んッ、連絡を、待っている、かと……んぁぁッ……」
俺はまた何処かに連れていかれるのが面倒なだけだ。
日本に帰る前に用事は済ませてしまいたい。
「それなら話は早い。今から連絡しろ」
「ふぁッ、はい、ぃぃん……」
千奈美はそのままの姿勢で内ポケットから折り畳み式の携帯を取りだし、何処かに電話をかけた。
朝早い時間なので繋がるかどうか心配だったものの、
「はぁぁッ、ケイシー……連絡遅れてごめん、んんッ……」
と千奈美が話し始めたのを聞いて安心した。
一度足指を抜き、さっきとは別のブロンド美女の乳房を足で撫で、絡んだ子種を千奈美の中へ恵んでやる。
「んくぅぅぅッ、ッ! うッ、うんッ、終わった……日本にいらっしゃったお方が、あッ、ああッ、本物のぉぉッ、魔王様ぁぁッ、はんぅぅッ……」
足指の出し入れに千奈美の腿がピクピク弾む。
「う、うん……今、私のッ、オマンコで、遊んでくださってる、んはぁッ、ぁぁッ……」
その数秒後
「魔王様ぁ、あん……是非、話しがしたいといってますが、はぁぁッ、いかが致しますかぁ……?」
「……まぁ、俺が話した方が早いか。お前はチンポでもしゃぶってろ」
実際は千奈美の穴弄りが楽しくて息子がムズムズしてきてたんだけどね。
「はああぁぁ……ありがとうございますぅ……」
千奈美は居直り、両手で携帯電話を差し出した。
俺がそれを受け取ると、直ぐさま四肢を付いて逸物へ舌を伸ばし、触れさせた。
一晩中舌を酷使させていたというのにその蠢きは快活だ。
俺は陰茎を這う滑りを感じながら携帯電話を耳にあて、同時に右足を千奈美の陰唇へと忍ばせた。
「もしもし?」
右足の内側に生暖かい柔肉が触れると、千奈美の腰は小さく跳ねた。
しかし千奈美は舌を止めることなく、両手を床に置いたまま顔を低くさせて半勃起手前の魔王棒を根本から持ち上げるようにねっとり舐め上げている。
「『あ……魔王様……ですね? 私はケイシー。ケイシー・ローランド。先日、千奈美と一緒にお住まいに伺った者です』」
「ああー……罰を受ける人ね」
淫汁がベッタリ付いた右足の内側は滑らかに滑り、割れ目を難なく擦る。
その刺激に舌を伸ばした口から喘ぎを洩らす千奈美は半勃ちを越えた肉棒にうっとりして口付けを繰り返した。
「『その節は申し訳ありませんでした。言い訳の余地はありません。何を命じられても慎んで実行させていただきます……が、その前に、いくつかお願いを聞いていただけないでしょうか?』」
「はあ? お前、自分の立場判ってんの?」
思わず足に力が入ってしまい、千奈美の淫核を擦り上げてしまった。
その結果、千奈美は
「きゃひぃぃぃんッ! んはああぁぁぁッ、はうんッ……」
甲高い嬌声を散りばめ、しかし、背筋を波打たせながら男根の啄みを再開させる。
楕円のレンズの向こうにある瞳は半開きの状態で、視線は俺の顔と股間へ交互に注がれていた。
「『重々承知しておりますっ。ですが今回のように、再び魔王様を騙る者が現れる可能性も否定できません』」
「……何が言いたい?」
「『魔王様の情報開示と、我が組織を魔王様公認としていただくこと……この二つに許可をいただきたいのです』」
千奈美は立派に反り返りつつある剛直を前に、舌の腹を密着させた玉裏からの裏筋舐め上げを施して更なる勃起を促す。
スピードを上げた足の陰唇摩擦には、艶かしく身をくねらせて嬉しそうな声と吐息を洩らし続けている。