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まおーに任命されました。
官能リレー小説 - ハーレム

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まおーに任命されました。 90

 その証拠に、呪恨さえ窺わせる強い視線はハゲに注がれ続けている。

「自分の浅はかさを棚にあげて……ほら、股開けよ。偽王に捧げたオマタをさ」

「あぁぁ……はいぃ……」

 銃口を軽く振って命じると、ポニーテールは徐にM字開脚になり、手を後ろに付いた。
 黒いスーツの下には赤い下着を穿いている。
 穿いてはいるんだけども、肝心な部分は丸出し状態。
 つまり、スリットが入っていたのだ。

「何そのパンツ。いつでもハメられるようにしてんの?」

「は、はい……あのハゲの命令で……」

「そのハゲに喜んで股開いてたんだろ?」

 スリットから見えるはしたない部分はてらてらと輝いている。
 俺を撃ち抜いた後にはお楽しみタイムがあったのかもしれないな。
 人が死ぬかもしれなかったというのに、この女はハゲにハメてもらえると思って発情してたってことだ。

「ぁぁッ……はぁんッ……ま、魔王様ぁぁっ……お許しくださいぃぃ……」

 銃口で割れ目をなぞっていると、ポニーテールは追い詰められたかのような顔で俺を見上げた。
 怯えているのか感じているのか、体が微かに震えている。

「自分で弄れ」

「えっ……?」

「聞こえなかったのか? オナニーしろって言ってんだよ」

 銃口の縁を陰核に押し付けた。

「早くしないと弾が出るぞ? 銃なんて使ったことないけど、くつっけてたらさすがに外れないだろ」

「ひううッ! やりますぅ! やらせてくださいぃぃぃ!」

 ポニーテールは脚をビクビク弾ませながら懇願した。
 銃口を離してやると即座に両手を陰唇へ遣り、触り始める。

「ぁぁッ、はぁぁッ、んん! あはぁぁッ、はぁんッ……」

 積極的な自慰だった。
 右手の中指を中へ入れ、左手の中指で淫芽を責める。
 M字に開かれている脚は身が跳ねる度にキュッと内腿が閉じてしまうが、ポニーテールは極力股を開くように努めていた。
 俺の顔色を窺う上目遣いを向けながら。

「そのままこれを舐めろ。あのハゲのモノにやったように」

 口元に突き付けられた銃口にポニーテールは今にも泣き出しそうな顔をする。
 でも魔王は俺だと俺自身が証明した今となっては、俺の命令に背くことができない。

「は、はい……」

 と、涙目の上目遣いで答え、

「ふはぁっ、んぁ、あんッ、はぅんッ……んふッ……」

 銃口へ伸ばした舌を這わせた。

「何ちんたらやってんだよ。お前の奉仕はその程度か? 魔王の俺には必要ないな」

 合えてそう言う。
 今この状況で必要ない言われたら、死ねと言われているようなもの。
 だからポニーテールは恐怖しながら銃口をくわえ、首を振った。
 それこそ、一生懸命に。
 伴って指の動きも激しくなり、くちゅくちゅと恥ずかしい水音が大きくなっている。

「んぅぅッ、んぅぅッ、んぅぅッ、ッ! んふぅッ……ジュブッ、ジュブッ、んはぁッ、あああッ……はふぅんッ、んッんッんッんッ……」

「何だ、そんなに必死にくわえてたのか。ただのハゲのブツを」

 とうとうポニーテールは目を強く閉じた。
 しかし首も、指も、体の弾みも止まらない。
 最早自棄になったかのように、本物の魔王からの命令をひたすら実行している。
 じゃあそろそろやるか。

「バァぁぁン!」

「んんッッッッッ! ッッッ! ッ! ……ッ!」

 俺が声を張り上げた瞬間、目を見開いたポニーテールが背筋をしならせた肢体を大きく跳ね上がらせ、ピクピクッと微動を始めた。
 撃たれたと思ったのだろうか?
 死の恐怖、それと隣り合って貪った快感、どちらも弾け飛んだのか、ポニーテールは失禁ている。
 黄色い放物線を描いて着水する汚水の飛沫は俺の靴を汚し、それでもしばらくは迸り続けていた。

「まぁまぁ楽しめたかな。しばらくオモチャとして生かしておいてやる」

「あッ、ありが、たきッ、しあわせ、ぇぇ……」

「先ずは口で靴を綺麗にしろ。あのハゲの頭を蹴るからなぁ……なるべく綺麗にしてやれよ?」

「は、はいっ、魔王様っ……」

 ポニーテールは重そうな体を前に倒し、尿溜まりの上で四つん這いになると、俺の靴に口付け、舐め上げる。
 その最中、俺はハゲの頭をクラッシュさせるべく紋章に触れた。



 ある高層ビルの上の方の階に着き、エレベーターは開いた。

「このフロアはホテル側の意向で魔王様専用となっております」

「じゃあ二足歩行じゃなくてもいいな」

「……はい」

 悟ったポニーテールは本来の姿勢、つまり四つん這いとなり、這う。
 俺は茶色っぽい絨毯が敷き詰められた廊下を犬のように這うポニーテールの後ろに付けた。
 因みにこのポニーテール、名前は大山千奈美(おおやま ちなみ)というらしい。
 アメリカの会社に勤めていたところ、あのハゲの目に留まり、その後魔王支援組織の人間に引き抜かれたという。
 聞くところによると、は魔王支援組織は魔王の直属にあるわけではなく、あくまでも独立した組織だそうだ。
 千奈美はハゲと組織を繋ぐ貴重な人材として地位を確立しているという。
 このホテルも、魔王に相応しい住まいとして組織が探しだし、掛け合い、ホテル側は喜んで受け入れたという。
 交換条件として魔王が宿泊している旨を開示するという条件をハゲが呑んだことで、魔王がいるスウィートルームがある全フロアを貸し切りにしても黒字になるという目算だそうだ。
 事実、既に二年後まで予約が一杯になっているらしい。

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