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まおーに任命されました。
官能リレー小説 - ハーレム

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まおーに任命されました。 88

「どうですか? 魔王様?」

「想像以上だっ……気持ち良い……」

 その返答がお気に召したようで、奈々は嬉しそうに微笑む。

「良かったぁ。じゃあ、オチンポも中でスリスリしますね……」

 数秒後、裏筋にあった摩擦がなくなる。
 そして圧迫を失い聳えた肉棒の先が熱い滑りに包まれ

「ひッ、あああッ……あうううん!」

 という一際大きい嬌声が上がるとともに、亀頭から根元までズプズプと柔らかい穴の中へと呑まれていった。

「魔王様ぁぁっ……オチンチン、スリスリぃ……しますね……ああッ、んッ! はぁぁッ、あんッ、ひゃんッ……」

 身体中に陰唇をスリスリさせる女の子の腰は前後に揺れている。
 しかし、陰茎をスリスリする女の子の腰は上下に動いていた。
 淫口に沈めた魔王棒を肉壁で締めながら行われているのだ。
 似たようなスリスリ奉仕は中指にも施されている。
 膣内に受け入れた指を、自分が動くことで擦っていた。

「ちゃんとオチンポスリスリされてますか?」

 傍らの奈々が顔を覗き込んで訊いてくる。

「ああ……良い感じにっ、くっ……」

「良かったですっ」

 と奈々が顔を引っ込めると、卑猥に揺れる三種類の乳房が……。

「ふぁぁっ、ああんっ! 魔王様のオチンチンが中で暴れてるぅぅっ……んっ、うん! もうっ、こんなっ、奥までぇぇっ、ひゃん!」

 激しくなる、壺肉による魔王棒へのスリスリセラピー。
 全身にある数多くの淫靡な柔らかい感触と相俟って、余りの快感に骨まで蕩けてしまいそうだ。
 それでも快感は快感。
 そこに視覚から得る性的興奮などを加え、陰茎はガチガチに凝り固まっていく。

「ああ! 魔王様ぁぁっ! オチンチンが、凄いぃっ、ひぃん!」

 膣内で膨張する逸物に大きくなる嬌声。
 優しく包んでいた柔襞が今では強い締め付けと感じられるにまで中を圧迫し、粘液塗れの肉同士が擦れる快感が鋭く駆け巡っている。
 女の子の腰も快感を貪る様に乱れ、それは肌がぶつかり合う音にも現れている。
 指に施されるスリスリセラピーも素早い往復へと変化し、熱い蜜がベッタリと纏わり付いた、
 やがてその激しい腰振りは全身に波及。
 数えきれない蜜壺から粘質な天然ローションが溢れ、塗りたくられ、にちゃにちゃと淫らな水音が何重奏にもなって鼓膜を揺さぶる。

「ぁっ、んっ……オマンコが、熱いぃ……んっ……」

「はぁぁッ、あんッ……魔王様の指が擦れるぅぅんっ……あッ……」

「じょりじょり擦れて気持ちイイ……私ぃッ、魔王様の脚にこんなことしてッ、オマンコ疼かせてるなんてぇ……んくッ……」

「ぁぁぁ……見られちゃってるぅぅッ、んッ……魔王様にエッチな乳首見られちゃってるぅぅぅッ……」

「いやぁッ、恥ずかしいのにッ……魔王様にオマンコスリスリしてるの見られると、止まんないっ、ひぁぁッ……腰もお汁も止まんないですぅぅ……」

「あん! もうだめぇぇッ! オマンコ気持ちイイッ、魔王様のオチンチン気持ちイイぃぃぃッ! まだ膨らんでぇぇッ……あああああッ! ッッッ! ッーーーーー!」

 信じられない快感と興奮に包まれ、俺は瞬く間に吐精へと導かれていた。
 今日何回目かも判らない射精、そして中出し。
 そんなものを感じさせない多量の白濁を飛ばし、伴う快感に身を委ねる。
 スリスリセラピーは確かに癒しの一時であり、その証拠に、全身から力が抜けていく感覚は心地好い。
 俺は揺れ続けている三人の胸部をぼんやりと眺めながら、誰かの蜜壺の中で子種を迸らせ続けていた。



 スリスリセラピーとやらはなかなかだったな。
 陰唇の柔ぷにを全身に擦り付けられながらの種付け。
 天然ローションで全身がぬるぬるになってしまったけど最後には濡れタオルで拭われたし、制服の着心地は悪くはならなかった。
 この調子だと明日のセラピーも期待してしまう。
 でもその前に、色欲姉妹の猛攻を何とか乗りきらねば……。
 そろっとドアを開け、玄関に入る。
 どうやら今日は待ち伏せしてないようだな。
 このままバレずに……ん?
 何だ? この赤いハイヒール。
 しかも二足……。

「あっ、帰ってきた」

 見慣れない靴を見ていると、リビングの方から友梨が出てきた。

「何かさぁ、よくわかんない人達が来てるよ?」

「いや、それ説明になってないから……」

 と苦笑していると、次はぞろぞろと玄関に人が出てくる。
 友美と友芽はいいとして、残りの二人。
 かっちりの黒スーツ姿できめている二人の女性のうち、一人は黒髪のポニーテールだった。
 インテリチックな楕円の眼鏡はフレームが赤く、キリリの中にも可愛らしさのギャップがあり、効いていた。
 もう一人は金髪のセミロングで、目が青い。
 ブロンド美女というやつか……巨乳が眩しいぜ。

「あの……健斗」

 友美が何か言おうとしたが、それを遮るようにポニーテールの方が前に出た。

「魔王様ですね?」

「あ、はい……」

 何で俺が魔王だって知ってるんだろう……。
 電車で乗り合わせたたのか?

「先日ニュースになった魔王様の偉業。その現場付近の聴き込みにより、魔王様の特徴などを踏まえた結果、あなたが魔王様だということを確認いたしました。ですが、我が組織は、魔王様はアメリカに滞在しておられると認知しております」

「……は? アメリカ?」

「はい」

 そしてスーツの二人はヒソヒソと何かを交わすと、次はブロンドの方が口を開いた。

「つきましては、アメリカに来ていただけますか?」

「え? アメリカに?」

「はい。我が組織が魔王様はアメリカにいるとしている以上、そちらの魔王様にご足労願うことはできません」

「ちょっと待ってくれっ。魔王が二人いるってことか!?」

「それは有り得ません。率直に言うと、我が組織は『あなたが魔王様を騙っている』という見方をしています」

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