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まおーに任命されました。
官能リレー小説 - ハーレム

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まおーに任命されました。 84

「んはぁ、んっく……魔王様の味……んぁッ、ぁぁ……美味しい……れふぅ、はぁッ、はぁッ……」

 ご奉仕係にも負けず劣らずの舐め啜りっぷりと、尻の振り具合だ。

「あ……私も、欲しい……」

 また誰かが四肢を付き、這っていく。

「んぁぁぁ、んくッ……これが魔王様の子種の味……私、魔王様が出した精液、飲んだんだ……」

 自然と腰をくねりだし、その喜びを噛み締めている。
 また誰かが、そして次々と、やがて見学者全員が四つん這いになり、俺の精液を舐め取って、本能を呼び覚まされたように尻を振る。
 その様子を眺めながら、俺は美少女による魔王棒への掃除奉仕を堪能していた。



「ああッ、イイぃ……魔王様ッ、魔王様ぁぁッ……」

 教卓の上でM字に開脚し、浮かせた腰を艶かしく踊らせている恵ちゃん。
 襟がパリッと固そうな水色のシャツに黒のスーツを合わせ、その上から白衣を纏っている。
 直立状態で膝にかかるタイトスカートの裾は股を大きく開くことで腰の辺りまで上がり、スカートの意味をなしていない。
 だから恵ちゃんが穿いている真っ赤な下着も、網目の細かい黒ストッキングを引くガーターベルトも丸見えだ。
 恵ちゃんは隠す様子もなく、寧ろ後ろに手を付いて見せ付けるように腰を踊らせる。
 あの赤い誘惑の中でワイヤレスローターが暴れていることもあり、腰を止めたくても止められないのかもしれない。

「んああッ、魔王様ぁぁッ……はぁんッ……」

 あまりにも卑猥な腰つきと泣き出しそうな恵ちゃんの顔に負け、誰かの口から左手の指を抜いた。
 その左手を顎から肩、胸へと手探りに進めていき、乳首を摘むという寄り道を経て谷間に到達させ、そこに挟まれているコントローラーを操作する。

「ああぁぁぁん! 魔王様ぁん!」

 辛そうだった恵ちゃんの表情に忽ち悦が滲み、いやらしく踊っていた腰はビクンッと跳ね上がって震えだした。

「イ、イク! イクイクイクうううん!」

 そして起こった痙攣を腰から脚や胸に及ばせ、恵ちゃんはイった姿を俺に披露する。
 授業中に抑えていた快感を爆発させたその姿はやけに色っぽく、卑猥で、エロい。
 身体中から受ける興奮に視角からの興奮も加わり、俺は息子を無意識に脈打たせていた。
 途端、数多の甘い吐息が肌を一度に撫でていった。

「ステキぃぃ……魔王様ぁぁ……」

 机の下で誰かが囁き、

「はぁぁん……ふはぁぁッ、んふッ……はぁぁッ……」

 と、荒らげた息遣いと一緒に裏筋の舐め上げを再開させた。
 その誰かの左右からも、やはり誰かと誰かの舌が這う。
 聳え勃った肉幹を三人の舌が支えるように寄り添い合い、各々のペースで這い上がったり滑り落ちたりしているのだった。
 熱い吐息に撫られている部分は剛直だけではない。
 例えば、再度指を舐められている左手や紋章に頬擦りされている左腕。
 もっと挙げると、縁を甘噛みされている左耳とか、親指をしゃぶられている右足や甲に接吻されている左足、ノート担当が顔を寄せる右の首筋に加え、その子を抱き寄せている右の二の腕、かな?
 クラス単位のご奉仕係ローテーションは四限目から二周目に突入し、今侍っているのは一年A組となる。
 つまり六限目ということで、その終わりを報せるチャイムが響き始め、放課後を迎えた。
 張りのある肌、幼さの残る顔、発情した吐息、身体中を包んでいた幾つもの乙女と牝の感触が名残惜しそうに離れていく。
 何十分も舐め回され、恵ちゃんのアクメ姿を決め手に半勃ちを突破したこの興奮、どうしてくれよう……。
 中出しで気を失っていた二人を含め、制服に袖を通していくご奉仕係達を見回してみる。
 挿入した二人のうち一人は経験済みだった。
 前回俺が貫いたらしく、タグの名前も赤文字だ。
 一年A組の中ではトップの可愛さだし仕方なかろう。
 この興奮はまたあの子にくれてやろうか……後からズブッと沈め、爆発するまで……。
 命じれば喜んで壁に手を付き尻を差し出すだろう、と考えていると、ドアが開いた。

「魔王様っ。お疲れ様ですっ」

 ニコリと笑って言い、傍の机の上から綺麗に畳まれた俺の制服を取り、両腕の中にギュッと抱き抱える黒首輪。
 揺れるタグにある色は赤、丸は一つで、その後ろにある名前は……。

「奈々!?」

「ああん……魔王様に名前呼ばれたぁぁ……」

 そんなことで大袈裟にもじもじと身を捩らせる奈々。

「あのなぁ……っていうか、お前の首輪赤じゃなかたっけ?」

「奈々ですっ! なーな!」

「あーはいはい……」

 軽くあしらう俺に近付き、奈々は詳細を告げる。

「私のお強請りがセラピーに選ばれて、私がそのリーダーになったんです」

「……どんなセラピー?」

「スリスリセラピーです」

 そう言って奈々は胸を張った。

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