まおーに任命されました。 82
後ろからの奉仕はノンストップ状態で、直腸内に潜り込んで蠢いていた舌は今は菊門の皺一本一本をなぞるような繊細な動きで這っていた。
「そろそろ体を動かすか」
一人言のように言って、名残惜しむ美少女から息子を取り上げた俺はバランスに気を付けて足元にまとまっているズボンとかパンツとかを脱ぎ捨てた。
「折角なら種付けも見学したいだろうし」
見学組がいる反対側へ降りて言うと、意図を察したご奉仕係達から歓喜に似た甘い声が次々に上がる。
「誰に恵んであげようかな……」
美少女から彩芽までの間にいるご奉仕係達には浴精というかたちで子種を与えたわけだから、アナル奉仕をしたご奉仕係から亜子の間にいるご奉仕係達に機会をやるのが妥当だろう。
俺は亜子の方に足を進め、まず、アナル奉仕をした子を飛ばした。
種付けのためには再起させる必要があり、それに使うのは今は口が有力だ。
だからケツ穴を懸命に舐め回していたアナル奉仕の子の口舌は選択肢から外したというわけだ。
アナル奉仕の子以外は亜子の方に向かって座っていて、だから美少女から後ろにいたご奉仕係達は白濁の飛沫を顔や舌で受け止めることができた。
つまり今の俺から、アナル奉仕の子以降にいるご奉仕係達の喘ぎ悶える後ろ姿が見えていることになる。
まずはアナル奉仕の子と背中合わせになってるご奉仕係の頭に手を置き、横から逸物を近付けると、その子は自ら身を屈めて口内へ導いた。
「んぐッ、ぅんん! ジュボッ、んぁッ、んんッ、んふぅ!」
この、快感に喘ぎながらそれでも必死に肉竿をしゃぶるっていうのはとっても興奮させられる。
「んんッ! じゅるッ、んふぅぅぅッ、へぅん! ジュルッ、じゅるる……ッ、んぁッ!」
縄跳びの結び目に陰唇を擦られ腰や胸を歪に揺らしながら、それが使命であるかのように夢中で男根を奉仕している。
首元で揺れるタグはよく見えないけど、黒文字であることは残像の色から察しがついた。
今の時間が一年E組の奉仕ということは、特設教室での授業が始まってからご奉仕担当クラスが丁度一巡したということか。
確かこのクラスのご奉仕係は全員処女で、面接のときに美少女が女になったわけだから、昨日一昨日の朝や放課後に種付けしてなければ美少女以外は処女ということになる。
半勃ち挿入のマン肉扱きで勃起させるというのは、処女が相手だと挿入時点で困難だな。
ここは口でしっかり復活させてもわらないと……と考えながら次の子の口へ挿入。
「んぶッ、んふぅッ! んッ、んッ、んふぅん……じゅるじゅる、ぐぼッ、んぐぅん! ッ……」
はい、次。
「ふぉううん……ちゅるッ、ああッ、はむ……ッ、ジュパッジュパッ、んんんッ! ッ! んふぅッ……」
はい、次。
「はぁんッ、れろれろ、んッ……チュッ、れるぅ、ああ……んくッ、ふぁあああッ、あんッ……」
そろそろ良いかな?
三人立て続けにしゃぶらせたせいか、魔王棒が権力を誇示するかの如くふんぞり返っている。
これなら処女膜も容易くブチブチッと突き破れるだろう。
それに、見学組から送られてくる、ワクワクしたキラキラ視線が痛い。
と、いうわけで。
「おい、種付けだ」
ぽん、と肩に手を置いて宣告すると、それを受けた子は
「ああん! ありがとうございますっ、魔王様っ」
歓喜していた。
「じゃあ、あの子達に尻が向くよう四つん這いになれ」
「はいっ」
躊躇いはなかった、が、ふらふらだ。
陰部を責められ続けて、体が既に敏感な状態なんだろう。
それでもネームタグに黒文字で名前を書いているその子は崩れるようにして降り、平均台を挟んだ向こうにいる俺に向かって這いつくばった。
俺は平均台を跨ぐようにして見学者がいる側へ移り、座る。
丁度股座には種付けの機会を得た子の顔が収まった。
「パンツを脱いで、お強請りしてみな?」
「はいっ」
その子は脚が縺れる程の勢いでパンツを脱ぎ捨てると、膝の間隔を軽く開いて尻をくねらせた。
「魔王様、ぁぁッ、梨々香のオマンコを性処理にご利用くださいぃ……」
もう目が蕩けている。
腰を淫らに振り、股間から俺を見上げて、他のことは考えられないといった様子だ。
「はぁッ、はぁッ、お願いします……魔王様……梨々香のオマンコを性処理にぃ……」
発情の息遣いを繰り返し、数人の口に扱かれた剛直へ恭しく頬擦りを施す。
その固さ、大きさ、脈の強さのせいか、尻をくねくね振って媚び、そんなご奉仕係の姿を尻の方から見ている見学者達はあまりのいやらしさに顔を赤くしていた。
しかし嫌悪はない。
今から始まろうとしている種付けという行為で頭が一杯なのか、牝の色が見え隠れしている瞳はやはりキラキラと憧れを纏い、ご奉仕係が振る尻を静かに、そしてうっとりと見詰めている。
「尻をこっちに向けろ」
「ああぁぁぁ……はい、魔王様ぁ……」
言われた通りにするのみならず、進んで上体を下げて腰を突き出し、両手を使って陰唇を広げる梨々香。
てらてら輝く花弁は眩しいくらいだ……。
「ずぶ濡れだな。チンポ乞いする姿を見られて興奮したのか?」
平均台から腰を上げ、床に膝を付き、涎を垂らす新品の孕ませ穴へ怒張の先端をあてがう。