PiPi's World 投稿小説

まおーに任命されました。
官能リレー小説 - ハーレム

の最初へ
 77
 79
の最後へ

まおーに任命されました。 79

「そして、ご奉仕係に採用されると、このように首輪を巻きます。首輪は、魔王様が一目でご奉仕係とそうじゃない子の見分けをつけるようにするためと、男子があやまって手を出さないように自分がご奉仕係だと示すためのものです」

 と話を進めていた亜子は、彩芽のネームタグを摘まみ

「コレに関しては、ご奉仕係になった時に知ることができるので今は省きます」

 そこへ、ご奉仕係の一人がやって来て亜子に耳打ちした。
 授業の準備が整ったらしい。
 二列に並べられた平均台に、ご奉仕係達が股がるようにして座っている。
 ……平均台ってああいう使い方するんだっけ?
 しかもハーフパンツは脱ぎ捨てられ、体操服にパンツという姿になってるし。

「では最後に千野さん、ご奉仕係の心得を教えてあげて」

「はい。『魔王様が種付けしたいときは進んで股を開け。魔王様が求めていないときは絶えずご奉仕とお強請りをせよ』です」

 なんじゃそりゃ……。

「はい、よくできました。じゃあ、千野さんはあっちの端を持って」

「はい」

 彩芽は平均台の端へ行き、亜子は彩芽の反対側へと移動していく。

「って、俺は?」

「魔王様は性処理で体を動かしてください。これは魔王様の体育の授業ですから」

 確かに俺の時間割りが体育だからご奉仕係達も体育館に集まってるんだろうけど……。

「あのー……」

 と、見学者の一人が恐る恐る声を掛けてくる。

「何? どうかした?」

「性処理って何ですか?」

 おっと、何と純真無垢な質問なんだろうか。

「性処理っていうのは……簡単に言えば、子種を出すことだ」

「子種ってどうやったら出るんですか?」

 別の女の子が訊いてきたものの、それはお友達が代わりに答えてくれた。

「知らないの? 男の人は気持ち良くなったら出るんだよ? 魔王様もそうですよね?」

「ああ」

「じゃあ性処理は、魔王様が気持ち良くなって子種を出すことですか?」

「うーん……そうなるかなぁ……」

「種付けとどう違うんですか?」

 質問攻めだな。

「えっとね」

 持論を展開しようとしたとき、

「んああぁッ!」

「ひぁん! 擦れるぅぅぅッ……」

「あッ、ひん! んくぅッ!」

 突如、ご奉仕係達が嬌声を上げ始めた。
 平均台の両端にいる亜子と彩芽が綱引きのように何かを交互に引っ張り、それに合わせたように平均台に股がるようにして座っているご奉仕係達がそれぞれ肢体を震わせながら喘いでいる。
 亜子と彩芽が持っているのは縄跳びか?
 成る程、結び目に秘部を擦られてご奉仕係達は喘いでいるんだな。
 平行に並べられた二本の平均台を股がるようにして座ることで自然に股は開くことになるのか。
 そうやって感心している俺とは違い、見学組はざわついていた。

「いいか? 性処理っていうのは、性欲を発散することなんだ。俺にとっての性欲の発散は、つまり射精」

 ざわつきを落ち着かせ、見学組が俺の方へ顔を向ける。

「この学校内では、ご奉仕係だけが俺の性欲を刺激する権利を持っている。何故なら、性欲を発散させるように仕向けないと子種を得られないからだ。判るか?」

 ……ここまでは理解してもらえたらしい。

「だからご奉仕係達は『奉仕』と『お強請り』で俺の性欲を刺激しようとする。さっきあの先生が言ってただろ?」

 つぶらな瞳の中学生達は、成る程、といったように頷いた。

「で、その一つがあれだ」

 俺の視線につられ、中学生達は喘ぎ散らしているご奉仕係達へ目を向けた。

「ああやっていやらしい姿を見せて、俺の性欲を刺激しようとしているんだ。声を我慢せずに出すことで、耳からも刺激しようとしてるな」

「じゃあ魔王様は興奮してるんですか?」

「まぁ、若干……」

「じゃあ今から種付けするんですか?」

「いや?」

 それを聞いて見学者一同は首を傾げる。

「エッチせずに射精するってこと……ですか?」

 無垢な子がいると思えば大体は知っている子もいる……中三なんてお年頃は様々な奴がいるんだな。

「性処理ってのはそういうことだ。ご奉仕係は色んな方法で俺を気持ち良くして、射精させる。そうすることで子種を得ることができるんだ」

「じゃあ、ご奉仕係になっても種付けしてもらえるわけじゃないのか……」

「頑張り次第かな。ご奉仕係は沢山いるから、全員に種付けしていたら莫大な時間が掛かる。だから子種だけでも得られる機会を増やしてあげてるんだ」

「「魔王様優しーっ」」

 だろ?

「具体的にはどうするんですか?」

「見せてやろう」

「近くで見ても良いですか?」

「勿論」

 平均台へ歩み寄る俺に続き、見学組がぞろぞろと動き出した。
 ご奉仕係達は紅潮した顔で此方を窺いながら嬌声を上げ、ビクビクッと背筋を震わせている。

「さて、誰に性処理させようかな……」

 わざとらしく呟いて、ご奉仕係の顔を覗き込むように眺めつつ亜子の方から彩芽の方へと足を進める。

「ひぁッ、魔王様……んんッ、種付けしてください……」

「私のオマ、ンコ、でッ、性処理してぇ……」

「魔王様のオチンチンッ、オチンチン欲しいッ、ですぅ……」

 ご奉仕係達はここぞとばかりにお強請りして、身をくねらせる。

「あ、あんな恥ずかしいこと……」

 見学組の方からちらほらと動揺が広がり始めので一旦足を止めた。

「これが声を使った『お強請り』だ。君達は俺からの種付けに実感が沸かなくて恥ずかしいかも知れないけど、ご奉仕係になれば種付けに実感が沸くだろうし、こういう『お強請り』もできるようになるかもしれない」

SNSでこの小説を紹介

ハーレムの他のリレー小説

こちらから小説を探す