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まおーに任命されました。
官能リレー小説 - ハーレム

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まおーに任命されました。 64

「そこで私は勝負に出ようと思うのです! 魔王様の張り型を商品として世に出せば、女性から多くの支持を得られるはず……」

「あん、おばさん凄い顔。お掃除は友梨がしとくから安心してね」

「是非、力を貸して下さい! 魔王様!」

「ああぁ……妹様ぁ……」

 旦那さんが意気込む他方で、亀頭を上に向けた友梨が顔を近付けていく。
 それを、羨まそうな声を漏らして眺めている洋子……もう訳が分からない。

「具体的にはどうす、うぁぁ……」

 旦那さんへ返す言葉が、友梨の口内の心地良さで中途半端になってしまった。
 玉に舌の感触が絶えなかったとは言え、手で扱かれ続け達した肉竿が口舌の温もりに包まれるとやたら気持ち良い。
 終始手コキだったためか、その快感を懐かしいとさえ思える。

「そうですね……後日改めてご足労願い、五、六個程型を取らせていただきたく……」

「洋子さん、私にも顔見せて?」

「男性スタッフがいることも予想されるので、出来れば洋子は……。勃起させるためのスタッフはこちらで準備させてもらって良いですか?」

「もう、良く判らないんでお任せします……」

 本心から言った。
 その間にも洋子が、旦那さんの説明の合間に挟まっていた友美の指示をしっかり拾い、方向転換をして今朝のように尻を俺に向けている。

「あら……ホント、凄い顔……」

 姉さんは背もたれに持たれると、にこにこしながらそう呟いた。
 横にいる友芽も軽く下を窺い

「はああぁぁ……」

 と、吐息を漏らして瞳を濡らしている。
 友美の右の膝が少し頭を出した時、

「ありがとうございます!」

「ああぁ……ありはほうほはいまふぅ……」

 旦那さんと洋子の感謝を紡ぐ声が重なった。
 旦那さんはまだ判る。
 しかし、洋子の言葉は意味不明だ。
 気になるのは、少し覗いている友美の膝が僅かに動いているということ……。

「変態チ○ポ、もう硬くなってきてるし。お兄ちゃん友梨のこと好き過ぎじゃない? 勘弁しへおぇ……ん……」

 友梨は音を立てたご奉仕へと移行していく。
 ツインテールの頭がゆっくりと上下する向こうでは、変わらず友美の膝が動いている。

「足に付いてるのも舐め取って良いのよ? 健ちゃんの大事な子種だもの。遠慮しないで?」

 友美がそう言った後、テーブルの下からくぐもった呻きが聞こえてきた。
 足に付いてる、俺の子種ってどいうことだろう?
 どうして友美の足に俺のザーメンが?
 洋子の口、と言うか顔に、髪に、ぶっかけたはずなのに……。

「ひゃふんッ……んッ、んん……変態チ○ポ、急に大きくすんなっての……はぁぁッ、ちゅッ……んふっ、友梨が良すぎるのは判るけどさぁ……ちゅッ、んちゅッ……」

 その白濁液が、友美の穿いているラメ加工の入った黒いニーハイソックスの足先に付いているということは、友美は足を洋子の顔にあてたということだ。
 そう考えると、友美の右の膝がテーブルの向こうに顔を出したことに納得がいく。

「ちゅ、ちゅ、んああぁ、熱い……熱いよぉ……変態お兄ちゃんの変態チ○ポ、熱くて、友梨の唇が溶けちゃうぅ……ちゅ……ちゅぷ……んッ……」

 しかも友美の膝は小さく動いていた。
 そして、洋子の感謝の言葉……。
 顔に付いた俺の子種を口へ集められていたのか?
 足の指でそれをすると、まるで顔を踏み詰ってるような絵になるぞ……。

「あん、ギンギンにしてる……友梨のキスでこんなにしちゃうなんて、しゃぶり続けてたら今頃爆発しちゃってたかもね……」

 想像で膨む男根の裏筋へキスを浴びせていた友梨は、そう言って座り直した。
 また小さな右手で肉竿を優しく握り、さするようにゆっくりとコキ始めると、顔を旦那さんの方に向ける。

「ねぇ、お兄さん。魔王様が種付けしたいみたいなんだけど、席、外してくれない? お父さんと一緒に」

「あ……はい。洋子だけならまだしも皆さんの仲睦まじい姿を見るなんて畏れ多きこと……今すぐに。さぁ、お父様も」

 旦那さんは慌ただしくワインボトルを取ると、父さんに呼び掛けた。
 って言うか、洋子は「オバサン」で旦那さんは「お兄さん」なのかよっ。

「ああぁ、あなたぁん……私もここにいて良い?」

 友芽が甘い声で強請ると、父さんは

「母さんもすっかり健斗に魅入られたか。まっ、若い頃の俺に似てイケメンだからな!」

 とか抜かし、カッカッカッとか訳の判らない大きな笑い声を振り撒いて旦那さんと一緒に出て行ってしまった。

「ふふっ。さてさて……変態お兄ちゃんのギンギンチ○ポは誰のお口に食べられちゃうのかな?」

 友梨は自信を見せ、右手の往復スピードを大幅に上げる。
 抑制されていた快感が急速に高まり、沸々と種汁が込み上げそうになる。

「友梨はお尻洗浄してないでしょう?」

 言いながら、友美は胸を強調させるように両手を添えた。

「健ちゃぁん……お姉ちゃん、オマ○コが疼いて気が狂いそうなの……」

 寄せた豊乳をじっくりと擦り合わせ、悩ましげに吐息を漏らす。
 左脚の膝も頭を出して、右足と一緒にもぞもぞ動き出していた。

「んはぁ、魔王様ぁ……友芽にかけて下さい……」

 友芽は立ち上がり、身を乗り出してお尻を振っている。

「ねぇ、どうすんの?」

 友梨の苛立ちが手コキに現れ、更に快感を煽ってくる。
 その向こう……テーブル下には、悶絶するように尻を振り乱す洋子。

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