まおーに任命されました。 60
右足に一人、左足に一人、右手に一人、左手に一人、そして
「魔王様ぁん……頭ん中魔王様のチ○ポで一杯なの……」
背中に一人。
元クラスメートのヤリマンだ。
「ああ、オマ○コ汁が垂れてる……マジでおかしくなっちゃいそう……」
ヤリマンは背もたれのように俺を支えながら首筋を舐め、時々耳元で囁いた。
「お前にはハメてやったろ」
「はあん、またしてぇ……魔王様のセ○クス、マジで気持ち良いのぉ……」
ヤリマンは手を前へ回すと、胸板をさすって俺の機嫌をとる。
四肢には、舌を使ってお強請りしているご奉仕係達が腰を振り回していた。
「はぁんッ……私のオマ○コで性処理してください……」
「私のはしたないオマ○コで種付けしてぇ……んッ、はあぁ……」
熱心に指を舐め、頬擦りを繰り返し、高く上げた尻を揺らす。
オカズ組は顔をこちらに向けて
「オマ○コ……オマ○コぉ……」
「お願いしますぅ……子宮にザーメンドピュトピュして下さい……」
「ああぁ……チ○ポぉ! 魔王様のチ○ポッ、入れてぇん!」
苦しそうに悶えている。
悪くない光景だ。
欲を言えば、ケツをこっちに向けて欲しいな。
「ハメたい時はどうしたら良いんだ?」
「んふぁあああ……私以外のオマ○コを適当に選んで下さい……」
環はしゃぶり付いていた魔王棒に頬擦りしながら俺の質問に答えた。
「判った。玉しゃぶってろ」
「はい……んふぁッ、へふ……」
パイタッチでかなり張り詰めてるし、おしゃぶりじゃイッてしまう。
陰嚢を持ち上げた舌が弾くように這い、俺は診察台の方へ視線を戻した。
「もっといやらしくお強請りしてみろ」
「「ああん! 魔王様ぁああん!」」
嬌声混じりの返事が返され、腰の蠢きが激化した。
体勢を変えて腰を振り、切なげに淫語を吐く。
その中に目を引くお強請りがあった。
仰向けになって背中が浮かないように注意しながら腰を高く上げ、股を大きく開き、くねらせている。
あの子は……自習室で誘惑の練習をしてた子だな。
ちゃんとものにしてるじゃないか。
手足と股間、背中にへばり付く奉仕担当を振り解いて、オカズの中へ突入。
「先ずはこの穴だ。成果が出たな」
高く掲げられた花びらの中央を掬うように撫で上げると、
「ひぃん! ありがとうございます、魔王ぁ……」
嬉しそうな声が上がる。
「四つん這いなれ。たっぷり突き上げてやろう」
「はいぃ……お願いしますッ……」
ゴロンとうつ伏せになったその子は、後ろ手に縛られているため、膝だけ付いて尻を持ち上げる。
「発情期の私のオマ○コ、ワンちゃんみたいに犯して下さい」
「牝犬に相応しいカッコだな……ほら、よ!」
「んあああああ! はあんッ!」
奥まで一気に貫くと、ローションで艶めく背筋が細かく波を立てた。
軽く達したようだ。
「本番はこれからだぞ?」
「はひん! 魔王様ッ……あああん! ドスケベマ○コ幸せですううぅッ、はんッ! イイ! オチ○ポ気持ち良い! 気持ち良いですううう!」
流石リップセラピー……淫語が絶えない。
「グリグリ来てますううう! もう魔王様で一杯なのぉッ、おおお! 魔王様のチ○ポッ、チ○ポ、オマ○コ気持ち良すぎてぇ、へぇぇぇん! イクううう!」
種付け中の子を中心に、周囲からもはしたないお強請りが紡がれる。
発情した穴を並べて、揺らして、物欲しそうに瞳を潤ませながら、悶絶している。
ローションによる淫靡な煌めきを振りまきながら、ローションとは違う滑りを溢れさせている。
そんな花畑と漂ってくる香り、囀りのような甘い声……。
「ふぁあああ! 魔王様ッ! 魔王様ぁん! オチ○ポがッ、あうッ、あうん! オマ○コイクううう! イき過ぎちゃいますううううう!」
肉棒の全てを愛しそうに抱き締める肉襞が波打った瞬間、粋の良い子種達が子宮口に向かって迸った。
「ッーーーーーッッッ! ッッッ! ッ!」
訳の分からない掠れた嬌声を痙攣に合わせて紡ぐご奉仕係。
その子の得ている快感など全く想像出来ず、考えもせず、俺はただ射精に伴う快感に目を細めていた。
精弾を打ち込むトクンットクンッという脈動に、うねり上がる壺穴も受け入れるように収縮する。
しかし中は直ぐに一杯になり、肉壁の締め付けがポンプの役割を果たしているかのように、ドバッドバッと吹き返した。
「欲しい奴は口を開けろっ」
「「はいんッ、魔王様ぁああ!」」
周りのご奉仕係達は姿勢を変え、口を開けると、舌を伸ばす。
それを見て射精途中の剛直を抜いた俺は、花へ水を撒くように数多の口へ子種を放ってやった。
さっきの電車内では脱がずに……とはいかなかったものの、上着を脱いだだけで女達は腰を振っていた。
その様相が瞬く間に広がり、女性専用車両は簡単にハーレム車両へと様変わり。
女子大生、OL、中学生、女子大生、女子高生と五人に種付けし、穴と穴との間にはランドセルのようなものを背負っていた一見幼女に見えた子に口での奉仕と掃除をさせた。
何とも言えない背徳感が良かったな……。
やっぱり生身に紋章があるというのは大きな説得力があるらしい、と改めて実感さしながら家へ向かっていた。
信号が赤に変わり、足を止める。
中央分離帯の走った二本の道路が交差する十字路。
青に変わるまでが長く、手持ち無沙汰を誤魔化すように左の腕を撫でていた。
俺のここにあるのが魔王の紋章……か。
と、その時、耳をつんざくクラクションが鳴り響き、俺の意識が目の前の歩道へと移った。
歩道中央より少し向こう側に、驚いた表情の男の子が何故か固まっている。
男の子が見ている二十メートルくらい先には……車!?
「危ない!」
と叫んで力んだ瞬間、周りの空気が変わるのが判った。