しかもたった数時間待たせただけだし……。

「ほら、気持ち良いでしょ？　お姉ちゃんの口マ○コ……んッんッんッ……」

「予定詰まってんだからとっととイけっ、変態チ○ポ……はむッ、んふううう……んううッ」

　何なんだこのコンビネーションはっ。
　ダブルハーモニカを吹いていたかと思えば、裏筋を左右に分かれて舐め上げ、そしてサイドを舌で挟み滑らせる。
　挙げ句交互にしゃぶりつき、どちらもジュパジュパと大きな音を奏で上げた。
　さっき軽く言い争ってたよな？

「あん、我慢しないでいいのよ……」

「ほらほらぁ、出そうなんでしょ？　ギンギンにした変態チ○ポからビュービューしちゃいそうなんでしょ？」

　二人は肉幹を手で扱き、亀頭に熱い接吻を繰り返しながら口々に言う。
　爆発寸前の魔王棒に頬を上気させ、悩ましげに歪めた瞳を俺の方へ向けていた。

「で……出る！　出すぞっ……」

　込み上げる射精感に抗えず、姉さんと友梨の頭に手を置いて中央に寄せた。
　すると二枚の舌が先端を弾くように這い回った。

「ううっく！　くっ！　ああ……」

「「ひゃああん！　んッ……」」

　二人の顔へ子種が迸る。
　それを舌を出したまま受け止める我が姉と我が妹。
　顔射と舌射を同時に、一緒に浴びてどっちも瞳を蕩けさせている。

「熱いぃ……火傷しそう……んッ……」

「はぅん、まだまだ溜まってんじゃん……」

　勢いの弱くなった陰茎に、また舌が伸びてくる。
　そして、労るようにねっとりと這い回った。
　で、風呂なわけだが……。

「くッ……んんッ、はあぁ……」

　苦しそうな呼吸を繰り返す友梨を見ながら、姉さんには潜望鏡パイズリフェラを施される。
　友梨はノズルを外したシャワーを自分で尻穴へ挿入し、お腹がポコッと膨らむくらいまでぬるま湯を流し込んだ。
　今、そのぬるま湯が汚物を伴って外へ出たがっているところだろう。
　浴槽に浸かって腰を浮かしている俺の顔と、歯を食いしばっている友梨の顔の高さはあまり変わらない。
　我慢に我慢を重ねて汗ばんでいく友梨の顔が良く見える。
　四つん這いの友梨のお尻は俺から見ると奥の方にあって、尻穴から捻り出される様子は見えない。
　それが少し残念だ。

「は、やく……友梨のウンチ、見せてっ……て、言いなさいよ……」

　息も絶え絶えに友梨が言う。
　でもＳっ気のある俺は、口が裂けても「友梨のウンチ見せてください！」なんて言わない。
　どちらかというと、そう言わないと出そうとしない姿を眺めていたいくらいだ。
　だって、俺からのＧＯサインが出るまで出せないのと同じだし、友梨はやっぱりＳのお面を被ったＭなんだなぁとつくづく思うわけだ。

「んッ、んふぁッ、健ちゃんのオチ○ポもうカチカチ。友梨のウンチが見たくて仕方がないのね……」

　ここにもちょっと勘違いしている方がいらっしゃいましたね。
　流石姉妹。

「約束通り、変態チ○ポをオマ○コで慰めてあげる……」

　姉さんは俺の尻に敷いた脚を抜きながら腰を押さえ、湯船に消えた逸物に跨がる。

「あああッ！　ひゃうううううん！」

　姉さんの嬌声が反響する中、逸物が柔襞に呑み込まれていく。

「お、お湯、入っちゃった……けど、気持ちいい、でしょ？　あんッ……んッ！　はぁん！」

　姉さんが腰を振り始め、湯船がチャプチャプ波を立てる。
　姉さんの蜜壺は、浣腸に悶絶する友梨を見て膨張した逸物を擦り上げるオナホールに過ぎない。
　本人にその自覚がないだけで、この状況ではその表現がぴったりだ。

「ちょっと……友梨が出すまでイッちゃダメ、なんだからぁ……んくぅ……」

　友梨が慌てて顔を寄せてくる。
　姉さんの中の具合が良くて俺の表情が弛んだんだろうか。
　肉棒を締め付ける膣壁があまりにも柔らかくて、気持ちが良い。
　それがズリズリとシャフトを擦り上げると腰が蕩けそうになる。

「ほら早く……ウンチ見たいって、く……言ってよ……んッ……」

　友梨の尻が苦しそうに跳ねている。
　そろそろ限界かな？
　俺はタプタプ揺れる姉さんの乳房を鷲掴み、揉み回した。

「あんッ！　魔王様ったら気が利くのね……きゃうん！　そうやって私を気持ち良くするのよ……あああッ！」

　指が埋まる程の豊乳を揉むと姉さんの壺肉はうねり上げ、乳首を摘むとビックリしたように締まる。
　それが気持ち良いのであって、姉さんに気を遣ったわけではないんだけど……。

「ひゃあんッ！　魔王様のオチ○ポが膨らんでるうううッ！　もうイク？　イッちゃう!?」

「ダメダメダメ！　変態チ○ポは友梨がウンチするとこ見てイくのぉっ！」

　友梨は急いで片足を上げ、浴槽の淵に膝を引っ掛ける。
　汚塊が股下へ落ちる様子が、俺の位置からでもよく見えるように。

「あううッ！　ひあああああッ！　もっと乳首ッ、引っ張って！　ふぁあああ！」

「友梨のウンチ見せてあげるからしっかりイくの！　分かった!?」

「イクッ！　イクイクイクぅ！」

「あああぁぁ……出る、出るううう！」

「「イッちゃうううううん！」」

　流石姉妹……って、今日何回感心だろうか。
　腰に跨がる姉さんは中出しされて痙攣してるし、友梨は脱糞を見られて肢体を弾ませる。
　全く同じ様に喉を反らし、口を半開きにして、恍惚を浮かべている。
　友梨は長い射精に負けない程尻穴から茶飛沫を飛ばし、いつものように放尿まで披露していた。
　で、メシは……。

「お、か、ず、一品追加……」

　そう言って姉さんはテーブルに乗り上がり、冷めた品々の向こう側にある空の皿の上にしゃがみ込んだ。
　全裸で。

「ほぉら……健ちゃんの子種が、こぉんなに……」

　左手を後ろに付いた姉さんは大きく股を開き、右手で陰唇を押し開く。
　そして

「んッ……ぁッ……」

　と力むと、牝穴からテロテロと白濁液が溢れ出した。
　それを見ていた母さんは

「あらぁ、一杯出しのねぇ」

　と、呑気に感心している。