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まおーに任命されました。
官能リレー小説 - ハーレム

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まおーに任命されました。 39

「見る? 見学?」

「ううん。カントク」

 は? と首を傾げる俺を余所に、早苗は備品室2から竹刀を持ってきた。

「監督と言えばコレでしょっ」

「え?」

 俺が手渡された竹刀を反射的に掴むと、早苗はやっぱり腕を引いて自習室へとせき立てる。

「ご奉仕されるのはまおー様なんだから、直々に手解きして上げた方が私達の為にもなるの」

 そう言うと、早苗は自習室のドアを開いた。
 中は酒池肉林……いやいやただの肉林か? そんな状態で、裸体の女が犇めき合っている。

「私ここで待ってるから……早く戻ってきてね」

 もじもじしながら言う早苗に

「ああ……」

 圧倒されていた俺はこう返すのがやっとだった。
 面接の時にも見た光景だが、何度見てもいいものだ。
 少し中に入ってよく見てみると、ただオナニーをしているわけではないことが判ってきた。
 あるスペースではマネキンに群がり、あるスペースではレズ、またあるスペースでは姿見に向かって股を開き、またまたあるスペースでは何かを舐めている。

「「ああんっ、魔王様ぁ……」」

 一人が俺の存在に気付けば、あれよあれよと言う間に取り囲まれてしまった。

「おいおい、ここは自習室だろ? 各自自習を続けろ」

 そう言うと、少し肩を落としつつ元の場所へ戻っていき、性技のスキルアップに努めた。
 まずはどこを見て回ろう……やっぱ手近な所からだな。

「これは何の自習だ?」

 三歩程進み、鏡に向かって股を開いている女の子達の一人に訊いてみた。

「魔王様を誘惑する練習ですぅ……」

 そう答えた子は、仰向けの体を手足で支えた状態で腰をくねらせる。

「どうですか? んんぁッ……」

 首を起こして鏡に映る俺を見ながら腰をくねらせ、意見を求めてくる。

「そうだなぁ……」

 俺が股の方へ回り込むと、その子は顔を赤くしながらも必死に腰をくねらせ続けていた。

「先ず、背中を浮かせ過ぎだ」

 早速竹刀が役に立つ。
 乳房の片方をつつきながら言うと、その子の口から弾んだ吐息が漏れた。

「これじゃブリッジみたいで色気も半減。肩甲骨が付くまで下ろしてみろ」

「はんんッ……はい、魔王様……」

 乳首を掠めた竹刀の先端に腰を跳ねさせながらも、俺の指示通りに背中を沈めていった。

「腰は下げるな。なるべく高く上げて下の口がしっかり見えるようにしとけ」

「は、はい……はううんッ……」

 その子は腰を最大限にまで突き出して恥ずかしそうに俺の顔色を窺った。

「なかなか良くなってきたぞ? もっと股を開いてみろ」

「んんッ、あうぅ……もう無理です……」

 股関節をつつかれて努力はしたようだが、とうとう音を上げた。

「最後に踵浮かせて……腰をくねらせてみろ」

「はいぃ……」

 指示に従って踵を浮かせたその子は、腰をぐりんぐりん振り回して卑猥な花びらを揺らした。

「まだ足りないな。手はどうした?」

 竹刀の先を若芽に軽く押し付けると、くねくね動いていた腰が途端に跳ね上がる。

「あんんッ! はあぁ……んッ……」

 その子は悶絶しながらも両手を股へ遣り、秘唇をくぱぁっと押し開いた。

「上出来だ。見えるか?」

 俺が鏡の前から横へ逸れると、その子は忽ち顔を真っ赤に染め上げた。

「見えますぅ……ああッ、見えちゃってますぅ……」

 腰を蠢かし、鏡に映る自分の恥ずかしい姿に瞳を蕩けさせていく。
 やがて、

「あんッ! 魔王様ぁッ……んんんッ! あッ……」

 パクパク開閉している蜜壷の中に指を挿入させ、脚をビクビク震えさせた。
 その隣では四つん這いになった子が鏡に向かってお尻を振りながらこっちをちらちら見ている。
 更にその横では制服を着た子が、やはり鏡に向かってスカートを捲り上げ腰をくねらせていた。
 さらにさらにその横では、膝立ちになってスカートの裾をくわえた女の子が悩ましげに腰を揺らして……。
 どうやら鏡の前にいるご奉仕係は俺を誘惑する練習をしているようだ。
 鏡の中の自分を見つめながら、俺の目を引くためのよりいやらしい姿を追求しているらしい。
 そのゾーンの奥には、一体のマネキンに群がったご奉仕係達の姿が見える。
 次はあそこへ行ってみるか。

「はううん……ああぁ……」

「魔王様ぁ、どうですかぁ? ぁッ……ん……」

 近づいていくにつれて、そんな囁くような声が鮮明に聞こえてくる。
 その中に、仁王立ち状態のマネキンの股間に尻を近付けて前後に動いている面白い子がいた。
 エアーセ○クスと言えそうな行為……何してんだ?
 その子と手を取り合っている子は、体を支えているんだろう。

「これは何の練習だ?」

「魔王様ッ、あんッ……それはッ、あッ、秘密なんですぅ……」

 前後に動いている子が小さく悶絶しながらそう返した。

「秘密?」

「はいぃ……実習室でお披露目するで、んぁぁッ……楽しみにしていてください……」

「まぁ、そう言うなら楽しみにしとくけどさ……」

 マネキンに身を寄せるご奉仕係達は、激しく体を密着させながら相変わらず甘い声で囁き続けている。
 どのみち今は教えてもらえないし、次に移るか。
 そこには、しきりに何かを舐めている女の子達がいる。
 一人の女の子が何かを股に挟み込み、それに向かって四人の女の子達が舌を伸ばしていた。
 そのグループが五つ程見受けられる。
 ……成る程、股に挟み込んでいるのはリレーのバトンのようだ。
 それを四人一組で舐めているということは、複数同時フェラの練習でもしているのだろう。
 確かに、同時奉仕に手間取っていては快感も半減だ。
 四人なら四人全員が必死になって剛直を貪る勢いを保ちながら四枚の舌を同時に這わせてこそ大きな快感となる。
 クラスメートも慣れるまではそうでもなかったけど、毎日させた甲斐あって、今じゃ他の舌を見ながら自分がすべき舐め方を理解したらしい。

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