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まおーに任命されました。
官能リレー小説 - ハーレム

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まおーに任命されました。 3

 早苗の舌は、全面を押し付けながら根元から先端までゆっくりと這い上がる。
 ぬめぬめした感触を堪能させるように。

「固いのって舌でも判るんだ……はぁッん……んぁッ……」

 熱い吐息の後を滑りが追いかけてくる。
 小さな口から思い切り伸ばされた桃色の舌は、下から上へ、また下に戻って上へを繰り返し、ペロペロではなくベロ〜ンと這っている。

「美優(ミユ)が言って通りだぁ……はんッ、んふッ……」

「美優?」

 突然出てきた元カノの名前に意表をつかれた。
 美優とは昨年まで――高校一年の途中まで付き合っていた。
 でも、親の都合で引っ越してから擦れ違いが多くなり、別れた女だ。

「『健斗はね、裏っかわをペローンって舐めてあげるとビクビク震えてとっても可愛いのっ。逞しいから余計にっ。ふふっ。早苗もさ、イヤイヤ言ってないでしてあげたら? 案外楽しいかもよ……』って」

「あいつそんなこと言ってたのかっ。う゛ッ……」

「こんなに硬くて大きいのに、ホントにビクビクするんだもん。まおー様のオチ○チ○……可愛い……」

「だからって……くはッ、そればっかり、うッ……」

「ふはぁッ……はあぁッ……うん、次は……くわえるんだよね……」

 早苗は舌を口の中に仕舞い込むと、逸物の天辺に口を寄せた。

「まおー様のオチ○チ○に、お口ヴァージンを捧げます……んふうううぅ……」

 早苗の小さな口に俺のモノが埋まっていく。
 まるで挿入しているかのような心地にさせられた。
 美優はフェラチオが好きな奴だったから特に何も思わずヌいてたけど、良く考えたら凄いことだよな。
 不潔な塊を舐め回して、口の中で扱くわけだし。
 立場が逆だったら俺だって絶対したくない。
 でも早苗は、そうやって拒み続けてきた行為を俺には進んで行う。
 お口のヴァージンを捧げさせたのは、カレシではなく俺……。

「んふッ……へんふはいららひぃ……」

「構わない。そのまま首を動かして……歯を立てないように……」

「ふうんッ……んふぅッ、ん゛ッ……」

 唇の締め付けがサオを往復し始める。
 息が荒かったせいか口の中は湿り気が帯びていて、早苗が首を引くとそこから先はテカテカと光っている。
 中腹辺りから下のくわえきれていない箇所と容易に比較できて、早苗の口に奉仕されている事を如実に示していた。
 早苗の懸命さが鼻息に表れ、そんなに必死にさせていると思うと尿管が疼き出す。
 そもそもこんなこと……美優が引っ越してから一度もしていない。
 久々に感じる快感は身に滲み込んで広がっていく。

「で、出るッ……早苗ッ……」

 早苗の頭を掴んで奉仕を止めさせると、口の代わりに手で扱きだした。

「はぁっ、はぁっ……我慢はダメ。まおー様が出したいなら出して? 口にも顔にも出されたことないけど、まおー様の精子なら、嬉しいし……良いよ……」

 言い終わると舌を伸ばして先っぽを舐めてくる。
 手は何時の間にか二つに増え、ぶりっ子アイドルがマイクを握るように肉茎を挟み込んで激しく往復を繰り返している。
 口より物を言う目は、心から求めるように俺の顔を見つめていた。

「ほ、ホントにもうっ……くぅぅッ! あああ……ッ! うッ!」

「ひゃんッ! 一杯飛び散ってるん……まおー様の精子ぃッ……オチ○チ○が跳ねる度に、私の顔に掛かってる……はぁんッ、まだビュクビュク出てくるよ……? んッ、んふうぅッ……んッ! んくッ、んくッ……んッ……」

 早苗は白濁を飛ばす剛直をくわえると、続きは口で受け止めて喉を鳴らしていた。
 その量には俺自身も驚愕だ。
 いくら興奮するシチュエーションで久々の射精に至ったと言っても、勢い良く飛ばして早苗の前髪に引っ掛けるのがやっとに違いない。
 それなのに、なかなか滑り落ちないプルプルした精塊を顔面に浴びせた挙げ句、喉を的にして未だに迸っている。
 それだけ快感も続き、跳ねる一ヶ所を残して体中には心地良い脱力感が広がっていった。

「んんんッふぅぅぅ……チュポッ。飲んじゃった……まおー様の、精子……」

 そう言って、早苗は微笑んだ。
 ……白濁にまみれた顔を喜びの表情に変えた。
 初めてのフェラから顔射、口内射精、そしてゴックン。

「こんなこと、まおー様だけだよっ」

 と、俺だから受け入れたと恥ずかしそうに告白する。

「次は……ね? ホントのロストヴァージン……まおー様のオチ○チ○に捧げるよ……?」

 早苗は両手に握ったままの陰茎を扱きながら、眉をハの字に歪めて切なげに見上げてくる。

「早く元気になって? 私に……種付けしてください……んぐッふぅ、んふぅッ……」

 再び口に含まれ、あの柔らかい唇が竿を擦り上げる。
 亀頭の裏側に微かに当たる舌の感触も気持ちいい。
 絡めるという技術がないにしても、隠し味のようにほんのり効いてくる。
 口内で温められた所に唇の摩擦熱が加わると、気持ちよくて蕩けそうだ。
 口唇が及ばない根元の方も両手がしっかり動いている。
 でもその感触がなくなって、惚けていた俺は思わず早苗の方を見下ろした。

「……早苗?」

 俺の呼び掛けに上目遣いを寄越した早苗は、ただにっこり笑って首を振り続ける。
 両手は二年生の証である水色のスカーフを解いて、ボタンを外しているところだった。

「おっぱい触って……興奮した方が早く硬くなるんでしょ?」

 前をはだけた早苗は赤くなりながらブラを上へずり上げ、可愛らしい乳房を俺に目に晒した。
 そしてまた逸物を口で扱き出す。
 早苗が首を引く度に、控え目ながら頭を出したピンクの尖りが見えていた。
 さ、早苗が良いって言ってんだし……良いよな?
 水槽タンクから背中を離し、前のめりになりながら早苗の胸を掬ってみる。

「んんッ……んふぅぅッ、んッ!」

 ホントに手中に収まってしまった。
 もちもち感満点の胸は、揉むと指の隙間から溢れていく。

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