まおーに任命されました。 141
「はぐうううーーーッッッッッ! ッ! ッッッ、んんぅッ……魔王様ぁぁ、ッ……」
グンッと突き込めば、折角低くした上体を跳ね起こして天を仰ぎ、全身をガクガクと震え上がらせた。
「今日は一段と挿入アクメが激しいな?」
「んんッ、すみません……あの人とのHでは全く物足りなくて……んんぁッ、毎日焦らされていたようなものでしたので……」
「旦那さん、洋子が毎晩つまらなそうだって言ってたぞ?」
「ああ……だって、だって……私の体はもう、魔王様で染まっているんです」
洋子は臀部をグリグリと押し付けて、逸る想いを示した。
「この存在感……逞しいオチンチン……洋子の快感は魔王様に支配されているんです。もう……あんッ、魔王様ぁぁん……」
とうとう自分から腰を振りだして、ゆったりとしたペースで魔王棒を擦る。
「でも言ってただろ? 『洋子を可愛がってやってください』って。お前も少しは旦那さんのことを考えてやれよ」
「はい……洋子は幸せです。愛する人と結婚して、魔王様に孕ませ穴を使ってもらって……ああっ、あなたぁ、ありがとう……」
「そうそう。ちゃんと旦那さんを愛してやるんだぞ?」
腰を掴んで洋子の動きを止めると、中が期待を示すようにうねる。
「そんじゃ、旦那さんとの約束を果たすとするか」
「あああああんッ! ッッッ……」
がっちりと洋子の腰をホールドしてズンッと奥を突き上げる。
始まりの合図だ。
「ああッ! ひゃあん! オチンチンッ奥まで来てるうう! 突き上げられる度に子宮が喜んでますううう!」
洋子の中から夥しい牝汁が溢れだし、突いても引いてもグチョリグチョリとはしたない音を立てる。
バックから突き上げられてこれほどまで濡らし、綺麗な栗色の髪を快感で振り乱す様子にあてられたのか、AV女優達は誰とも言わず脚の付け根を触っている。
そしてそれさえも羨ましげに見つめて腰を捩っている、スイートルームに着いて全裸になっている千奈美とメイリン。
「ひぃん! ひぃん! 魔王様ぁ! あああん! イクう! オマンコイっちゃいますうううううーーッッッ!」
挿入時よりも大きく、長い痙攣を走らせる洋子。
挿入時よりも深く突き刺している肉茎に断続的な収縮が襲いかかり、ドロドロに蕩けている膣壁が優しく、しかし強く締め付けてくる。
「んきゅううう! ほおおおおおん! イぎゅ! イぎゅううう! んああああぁぁぁあああぁぁぁぁぁッッッッッ!」
「奥さん、獣みたい……」
「快感塗れって感じ……人目も憚らないで、あんなに喘ぎまくって……」
加速する突き上げに快感を喘ぎ散らす洋子を見てAV女優達が蔑むように呟くものの、羨ましそうに頬を上気させて陰唇をまさぐる手はしっかりと動いている。
「んッんッあああああッ! まおーひゃまあああ! ッーーーーーーーッッッ! ッッッ! ッッッ!」
俺が腰を密着させ、更に奥に押し上げるように押し込みながら快楽の飛沫を迸らせると、洋子は胸をつき出すように身を反り返らせた。
激しいスイングをピタリと止めた俺の違い、洋子は全身をビクビクビク! と弾み上がらせ、声にならない声を上げている。
「あああ……あの、魔王様のあの射精が、奥さんの中で……」
「もう溢れてきてる……だけどあの量だし、しかもナマだし、あの逞しいオチンチンだし、きっとまだ奥で……ドクドク……」
僅かな隙間から逆流した白濁液が床に広がっていく。
その様子は俺には見えないが、周りがそう言っていてるんだからそうなんだろう。
「もう……ああッ、我慢できない……」
それを皮切りにAV女優達は衣服を脱ぎだす。
この空間に於いてはそれが普通であるかのように。
いや、寧ろ服着ていることが不自然と言わんばかりに躊躇いもなく肌を晒していく。
「あああッ、ッ! ッ! ッッッッッ……」
数分に及ぶ長い射精を胎内に吐き出し終えて分身を引き抜くと、支えを失ったように洋子は上体を崩し、未だ突き出した腰を中心に全身を震え上がらせながらゴポッと子種を溢れさせている。
折角恵んでやったっていうのに……まぁ、そのうち上の口から飲み干すだろうが。
「んふぁ……魔王様ぁぁ……」
吸い寄せられるようにAV女優の四人が洋子の左右に移り、当然のように跪いて俺を見上げる。
「欲しいのか?」
「はい……猛々しい魔王様の姿に牝の本能が疼いてるんです……」
艶かしい息遣いを繰り返し、身を捩らせる四人。
「ふっ、まずやることがあるだろ?」
「「ああんっ……」」
物欲しそうな四人の間をやり過ごしてソファに腰を下ろすと、四人は縋るように這ってきて脚に絡み付く。
「んふぅぅぅッ、んふ……んふぅぅん……」
一番にお掃除にありついた美奈がデビューしたての口を使って汚れを啜り、感動のあまりか腰をゾクリと波立てた。
隣のヒカリは甲斐甲斐しく指を這わせ、ベルトを外していく。
両端の二人は羨ましそうに腰を振り、俺と美奈とに視線を往き来させている。
「上は誰が脱がせるんだろうな?」
「私に、私にやらせてくださいッ」
「みるくもします、しますぅぅ……」
と、陽菜とみるくは救われたように俺の左右に侍り、顔や首筋をレロォンっと大幅に舐め上げながら妖艶な手つきでボタンを外していく。