まおーに任命されました。 14
一昨日、如何にも爽やかな男性の半歩後ろに控えていたこの人は、清楚で穏やかな雰囲気を纏っていた。
たまたま挨拶来た場に出くわした俺は、単純に綺麗だと印象を受けた。
旦那さんと顔を見合わせてクスクス笑う様子は綺麗の中にも可愛らしさがあって、旦那さんの爽やかとピッタリと合うお似合いの夫婦だ。
栗色の艶やかな長い髪も目を引き、気品さえ感じられた。
そんな柊さんの奥さんが、タガが外れたように夢中で俺のムスコを撫で、腰をくねらせている。
旦那さんにしか見せない、もしかしたら旦那さんにさえ見せたことのない淫らな挿入乞いを隣に住む高校生の俺にしている。
この興奮、どうしてくれよう……。
「お願いします魔王様……洋子(ようこ)のアソコにッ、アソコに……魔王様のココ、ねじ込んで下さい……」
柊さんの奥さんは洋子というらしい。
ズボンの中でそそり立っていく逸物を丁寧に、激しく撫でながら、あの艶やかな栗色の髪を微かに揺らしてせがんでくる。
柳眉を悩ましげに歪めて、半開きの口から吐息を振り撒いて、物欲しそうに腰を踊らせる。
「……取り敢えず上の口の具合を見ないと」
我慢できず洋子の頭に手を置いた。
細くて白い指がツマミを摘み、ゆっくりと下ろされていく。
ジー……っとファスナーが引かれていく音がこんなにも珍棒に響いてくるとは思わなかった。
そうして開かれたカオスな隙間に、洋子の指が吸い込まれていく。
「うぅッ……」
直に触れられた感触が背筋にまで駆け抜ける。
まさぐってくる指先によって刺激がソコに集中し、俺は半ば縋るように靴箱にもたれ掛かっていた。
「ああん……魔王様のアソコ、凄いぃ……」
引っ張り出された反り返りを両手で挟み込み、洋子はその硬さに酔いしれる。
「はやく、くわえて……」
愚息がビクビクと悲鳴を上げていた。
あの上品な口が今から汚い部分を清めるのかと思うと、それだけで破裂しそうだ。
「はい……魔王様……。はむぅ、んんん……」
「うあああぁぁ……」
快感の息を吐いていた。
いきなり先端から中腹辺りまで口内の熱に包み込まれ、ねっとりした唾液が絡み付く。
腰から項までゾクリと心地良い震えが駆け上り、思わず目を閉じていた。
「んふぅッ……あむぅッ、んッ……」
洋子は鼻から息を抜きつつ、上品に優しく首を振る。
舌を動かすでもなく、唾液をまぶすでもなく、ただ唇を往復させて上目遣いに俺を見上げていた。
これなら手本を真似たあの少女の拙い奉仕の方が気持ち良い。
洋子が清楚な若妻でなければ直ぐに萎えてしまっただろう。
「もっと吸い付け。舌を動かして、ジュルジュル音を立てながらやるんだ」
「ふぁいぃ……」
言うと、恐る恐る舌が蠢き始める。
「いいぞ……」
俺は洋子の頭を掴み、揺すり立てていた。
興奮ばかりさせて導くまでの技を持たない洋子の口を、ヌくために酷使させていたのだ。
「んんッ! ジュプッジュプッ……ほふぅぅんッ! んほぁッ! んぐッ! ジュプッ!」
眉間に皺を寄せつつも、為されるがままに縋り付いてくる洋子。
剛直で口内を掻き回したおかけで唾液が粘度を高め、卑猥な音が玄関に広がっていく。
漸く興奮が飛び出していくような刺激が加わるようになり、俺は腰を突き出した。
右手で洋子の後頭部を押しながら、左手はポケットへ……ホントは両手をポケットに入れて主気分を満喫したいところだが、気の赴くままに頭を揺さぶるのもなかなか良い気分だ。
「先ずは上の口に中出しするぞ……子宮に欲しかったら上でも全部飲んでみろっ」
「んんッ!? んぐぅんッ! んふぅッ!」
聞いた時には目を丸くしていたが、中出しの為には仕方ないと思ったのか洋子は俺の腰に腕を回して必死に食らいつく。
栗色の髪が揺れ乱れ、激しく踊っている。
「イクぞっ……くはぁっ! うっ……あぁ……」
「んぐぐぐぐぐッ! んッ! んぐッ! んふぅッ! んッ……んんッ! んくぅッ……んくッ……」
相変わらずの精弾を放つと共に得も言われぬ快感が走り抜けた。
それを受け止める洋子は眉間の皺を深めるも、ひたすら喉を動かしている。
清涼飲料水のCMも顔負けの、ゴクンゴクンと何かを嚥下する音が俺の耳にまで届いてくる。
「ふぅ〜……」
また息を吐き、洋子の頭を軽く揺すった。
お掃除だ。
「優しく吸え。あぁ……そう、その調子……」
最後の力を振り絞ったムスコが跳ね、搾り出された残滓が鈴口から出て行くのを感じた。
「次は舐めろ。隅々まで舌を這わせるんだ」
「はぃぃ……」
洋子の口から小さな舌が伸び、チロチロと肉竿を滑っていく。
処女含む四人の秘唇を割り、もう数えるのも面倒な数の口にくわえられた愚息が清楚な舌で清められている。
こんなことがあっていいのだろうか?
「……もういいぞ」
「はい……ああぁ、では……種付けを……」
手を床に付いた洋子は突き出した尻を淫らに揺らしながら俺の顔を見上げる。
「それなんだけど、明日でいいか?」
「え!?」
洋子は豹変したように俺の腰にしがみついた。
「そんなっ、話が違いますぅ。もうオマ○コがぐしょぐしょで、それでも溢れてくるのに……。魔王様のオチ○チ○入れて下さいっ。種付けして下さいぃ……」
とうとう性器の名前を伏せることも出来なくなったか……。
「見せてみな」
言うと、洋子は膝立ちになって白いロングスカートを捲り上げる。
薄ピンクのパンツがすっかり丸出しになって、染みが広がっているのが容易く確認出来た。
「ホントにぐしょぐしょだな」
色の濃くなった辺りを右足で弄ると、洋子は苦悶を漏らしながら切なそうに俺の顔を見上げる。
「こんな風にされたこと、ある?」
「あぅッ、ああッ……ありませんッ、んッ! はあんッ!」