まおーに任命されました。 127
魔王棒を挿入されたという喜びに嬌声を上げた女の向こうに、テーブルの上で自家製ワインをグラスに注いでいるオモチャの四人がいる。
種付けへの切なる思いを体で表現させた時と同じ様な格好をしているが、膝はテーブルから浮かせている状態で、犬芸のチンチンと大差無い姿。
ぱっくり開いた股の下にあるワイングラスへ少しでも多くの発情汁を垂れ流すべく、本当は振り回したくて仕方がないであろう腰をピクピクさせながら抑え込み、穿たれている女へ羨望ばかり募らせている。
「深いぃぃッ! 子宮までズンズン来てるのぉ! 魔王様ぁぁッ! 私もうイッちゃいますぅ! イッちゃいますううッ! あああああぁぁあああぁぁぁッッッッッッ、ッ! ッ!」
そしてまた振り返るとさっきとは違う女に挿入し、夜景を臨んでバックで突き上げる。
「んほぉぉぉん! ッ! ッッッ……んはああぁ、オマンコにぴっちり詰まってるぅぅぅ……あんッ! あッあッあッあッ……」
夜景の一部を遮るシルエットは、腰の打ち付けに合わせて髪を揺らす。
夜の街を映した透明な仕切り手を伸ばし、大きく広げ、肘までくっ付けている女は、従順に差し出した尻を子宮口もろとも打ち付けられ、快感に震えながら喘いでいる。
その黒いシルエット越しに夜景を見下ろすというのは贅沢でしかなく、俺は大きな優越感を抱いていた。
「あッあッ激しい! 魔王様ッ、子宮キッス最高ですうううん! ああん! イクイクイクぅッ! イクうううん!」
黒いシルエットは喉を反らしたまま硬直し、痙攣を起こした。
その卑猥に震える姿を眺め、肉襞に表れたうねりを根元まで埋めている陰茎で堪能する。
張り詰めている肉柱に縋り付きながら撫で回す牝肉の感触は何度味わっても気持ちが良い。
この中を穿ち続ければ程なく吐精に至るだろう。
三度目ともなればその思いは大きく、しかし俺は、肉棒を抜くという一擦りで済ませる。
そして振り返り、新たな女口に沈めていく。
「ひぐぅぅん! ッッッ! ッッッ! ああッ、いきなり奥までぇ……あああんッ! 魔王様ッ、激しッ、ひいいいいい!」
挿入直後から容赦ないピストンを繰り出され、受け入れている女は身を仰け反らせていた。
雌雄の肉が擦れる度に滑りを帯びる蜜が溢れ、結合部は瞬く間に水浸しになっている。
「イクッイクッイクッイクッイクッイクッイクうううううううッ! ひゃあああああッ!」
大きく躍動する肢体と弾む壺肉。
内外ともに達したことを示す女を、俺は突き上げ続ける。
「んおおおおぉぉぉぉぉッ! 魔王様ぁあああ! オマンコ気持ちイイッ! オチンポ気持ちイイいいッ!」
背中からですら痙攣を起こしているのがよく判る。
女が受けている快感は肉砲でも感じられ、きゅぅぅぅっと締め上げてくる肉穴は柔襞を絡み付かせながら戦慄いている。
そんな状態の女の腰をがっしりと掴み直し、
「んほおおおおおおおッッッ!」
奥まで突き入れ、大きく、強く腰をスイングさせ
「イグイグイグイグッ、ッッッ、あああああ! らめぇぇぇ! イグイグッ、イグうううううーーーッ!」
引き抜くと、大量の白濁が快感と共に弾け飛んだ。
熱い飛沫を肌で感じた女達は次々に群がってきて好きなところで受けめ、膣の中へ刷り込み、恍惚を浮かべる。
テーブルの上の四人もお零れにあやかろうと、間抜けに開いた口から思いきり舌を垂らしていた。
「ふぅー……」
俺が一仕事終えた気分でテーブルを前に座り直すと、女達は体を重そうにひきずってなおも群がり、愛撫を繰り返す。
「ははっ、もう無理だって」
笑うしかないような快感の連続に俺はそう言うしかなかった。
「あんっ、今日は早いのね……ちゅっ、はむっ……ぁぁっ……」
「こっちはいつもみたいに早く元気になってくれるのに……んふぅっ、れろぉん……」
股座にいる女達が力ない声で不満げに言い、種を撒いたばかりの逸物を愛おしそうに舐める。
同時に玉にも舌が這わされ、まだでるでしょ? と言わんばかりに刺激されていた。
「今日は昼寝してないから意識の方がもちそうになくて」
実際今、目がちかちかしている。
「おねむの魔王様可愛い……」
うっとりとした声で囁いた女が頬をねろぉんっと舐めてくる。
「だけどまだ五発でしょ? いつもは二十回くらいイってるんだから、オチンポの方はまだまだ起きてたいんじゃない?」
などと上目遣いで言う女は、胸の突起に舌先を押し付けグリグリと蠢かした。
「ねぇ? 今日は魔王様が寝るまでご奉仕しない?」
「あんっ、そうね。いつも私達が先に寝ちゃうし、たまには魔王様にもイって眠っちゃう気持ちよさを味わって欲しい」
「魔王様? ベッドに行きましょうよ。寝るまで気持ち良くしてあげるから……」
「魔王様ぁっ、ねんねでちゅよー」
と幼女にまで気を遣われてはその優しさを汲んでやるしかないじゃないか。
俺が腰を上げると可能な限りの女達がベッドに上がり、胸を寄せたり髪を掻き上げたりして俺を誘う。
そこにいない女は下半身で身を寄せ、ノンストップな快感を与える。
尻肉を押し開いて穴を含めた溝の舐め上げが始まった中、俺はテーブルへ視線を向けた。
「そこまでだ。いつものように飲み干せ。今日はもう寝るからお前達の奉仕は必要ない。好きにしてていいぞ」
捨てられた犬のようにしゅんっとするオモチャの四人は、自分がグラスへ垂らした淫汁の量に顔を赤らめながら縁に口付ける。