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まおーに任命されました。
官能リレー小説 - ハーレム

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まおーに任命されました。 123

「もっと腰を突き出せ」

「はぃぃ……」

 後ろに手を付いたメイリンは股を割りながら腰を前へ出し、程好く肉の付いた腿に緊張を走らせた。

「はぅぅッ、魔王様に命令されると……あたしぃぃ、感じちゃいますぅぅ……」

 などと変態マゾ発言をして、割れ目を撫でる足の指に腰をピクピクさせる。
 千奈美も嬲られているメイリンにあてられ、もう一方の足に縋りついた。

「魔王様ぁぁっ……ああんっ……」

 足の甲に淫汁塗れの女口を密着させ、抱え込んだ膝に乳房を擦り付けながら媚びる千奈美はスラックスに乳首が擦れて艶かしい声を上げている。
 裸足の足の甲に蠢く柔らかいマン肉には熱と滑りが絶えない。
 その最中にも女性スタッフの淫具運びは続いている。

「あ、それ持ってきて」

 スタッフの一人を呼び寄せ、カゴの中を漁ると、お目当ての物が大量に入っていた。
 黒革のベルトがT字に繋がっている下着で、内側には大きな苺の形に似た突起が付いている代物だ。
 それを二つ取り出して、残りは適当な場所へ運ばせた。
 バイブやローターといった類いの物は同じものを複数個持ち帰っている。
 だからカゴが五十個近くになってしまったわけなんだけど俺は後悔していないっ。

「んぁぁっ……あああぁぁっ……」

 千奈美もメイリンも俺が手にしている物を見て喉から声を絞り出し、眼差しで許しを乞うた。
 しかし俺は一瞬しか視線を合わさず、淫具搬入のために開け放たれているドアから紙パックの牛乳を抱えた上に大きなボウルを乗せて入ってきた便女の一人に目を遣った。
 タイミング良くもう一人の便女も浣腸器を見つけ出し、両手に乗せて歩いてくる。
 浣腸器は二種類を一つずつしか持って帰ってきてないから探すの大変だったろうな……。

「二人ともこっちに尻を向けて高く上げろ」

 嘆きのような吐息を最後に千奈美とメイリンは股座で向きを変え、揃って尻を差し出すと、上半身を床に添わせるようにして尻を高く上げた。
 俺は浣腸器を受け取り、臀部を眺め、スタッフに指示を出す。

「お前はボウルを持ってろ。お前はそこに牛乳を注げ」

 おそらく厨房から借りてきたであろうボウルの底の方を両手で持った大用便女、そして小用便女がそのボウルに牛乳を注いでいく。

「メイリン。浣腸はどのくらい入れれば効果的なんだ?」

「お、お腹の具合によりますけど……二リットル以内ならいくらでもぉ……」

「二リットル以内?」

「はい……一般的に、それ以上は腸内を破損するかもしれないと言われていますぅぅ……」

 医療目的じゃない浣腸行為事態が既に一般的じゃない気が……。
 しかし、折角見てくれが良いオモチャの一人を浣腸なんかで壊すのはやっぱり勿体ないよな。
 メイリンの言う通り二リットル以内に収めるのが無難だろう。
 俺は早速ボウルに並々注がれた牛乳の中に浣腸器の先端を浸け、ピストンを引いてみた。
 手触りからしてプラスチック性だと思われるこの浣腸器はシリンダーの部分に赤い線で目盛りが書かれていて、吸い上げらていく牛乳の白に線の赤がくっきりと浮かび上がる。
 それが妙に興奮した。
 この液体を尻から流し込んでやるのかと思うと、牛乳が線を越えていく度に加虐嗜好が膨らんでいく気がする。
 書かれている目盛りの最大値である二○○ミリリットルに達すると、徐に千奈美の尻穴へ先端を向けていた。

「ぁぁッ……ぁぁぁ……」

 挿入部を突き刺しただけで千奈美は背筋に細かな波を立てている。
 そしてピストンを押すと、次は顔を浮かせてポニーテールを揺らしていた。

「んふぁぁッ……あううぅぅ……入ってるぅぅッ……」

 今度はピストンが牛乳を押し出して赤い線を越えていく。
 その分が尻穴から大腸内に逃がされ、流し込まれている千奈美は髪を震わせている。
 なんと異様で淫靡な光景なんだろうか。
 シャワーノズルを外したホースを突っ込んでぬるま湯を流し込む友梨の姿と重なる部分はあれど、自分の手でピストンを押しすことで無理矢理捩じ込んでいく興奮は友梨からは得られなかったものだ。
 全て押し込むとボウルの中から再び吸い上げ、矛先をメイリンの尻にあてがう。

「んああッ……魔王様に、お浣腸されてるぅぅ……はああぁぁぁッ……」

 メイリンも顔を浮かせ、ぷるぷる震えていた。
 芯のない声色はどこか艶かしく、喜んでいるようにさえ思えた。
 やっぱりピストンを押し込み終えると新たに牛乳を吸い上げ、千奈美に、メイリンにと押し込んでいく。

「んあぁ! ああッ、魔王様ぁぁ……お腹にッ、お腹にぃぃ……」

「ひっ、ぁぁぁぁぁ……押し込まれてるぅぅ……」

 臀部全体に緊張を走らせてきゅッと窄む二つの菊門。
 それを細い管で押し開き、ピストンを押していく。

「ぁぁぁぁぁッ、もう、無理ですッ……ぅぅぅ……」

「くぅぅぅぅぅん……お腹、張ってるッ、ぁぁぁッ……」

 二人の吐く長い吐息が震え始め、切羽詰まってきた頃、いつの間にか閉められていたドアが開き、シャロルが姿をみせた。

「あんっ、魔王様ぁぁ、起きてらしたんですね……」

「シャロルか。仕事は終わったのか?」

「はいっ。思いの外、撮影の打ち合わせが早く終わったんです」

 シャロルは嬉しそうに言いながら、俺の股座に尻を寄せ合う二人を見て早くも頬を紅潮させて服を脱ぎ去っていく。
 それを横目に、千奈美の四本目を与えた。

「んくぅぅぅッ、ぅぅぅッ……ぁッ、あはぁぁぁぁぁ……」

 千奈美の声はか細いものに変化していて、震えているのも容易に判る。

「何をなさってるんですか?」

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