まおーに任命されました。 120
「魔王様っ! 三角木馬っ!」
「どうやって持って帰るんだよ」
「磔もありますぅ!」
「それも無理だって……」
そんなメイリンのターンは漸くエンドステップを迎えた。
「はぁぁ……エロゲーでしか見たことがなかったオモチャ、あんなに使えるのかぁぁ……」
と、早くも夢見心地のメイリンを千奈美と一緒に遠目に眺めつつ、三階を過ぎて四階へ。
そのフロアにはコンドームやコスチュームが置かれている。
アダルトショップ最上階だ。
ゴムなど不要なので早速コスチュームの方へ足を進める。
チャイナドレス、アメリカンスクールの制服に、バニーコスチュームやしたぎも置いてある。
「千奈美が穿いてるのはこんなのだったな?」
クロッチに切れ込みのあるパンツを向けると、千奈美は恥ずかしそうに視線を伏せる。
その横にはメイリンが立っている。
「随分と大人しくなったな。さっきはあんなにはしゃいでたのに……」
「だって、これを着るのはあたし達ですし、どう着せ替えるかは魔王様が決めることですし……着せ替え人形は大人しく与えられた衣装を着て、魔王様に遊んでもらうのが一番です」
「あれ? さっきの道具でも同じことが言えるんじゃないのかな?」
「あ、あれは、テンションが上がってしまって……つい……」
「つい、ねぇ……」
と呆れ混じりに呟く俺の目は、試着室を捕らえていた。
「なんとまぁ都合良く……メイリン。早速着替えてこい」
手にしていたパンツと、それとセットになっていたブラをハンガーごと渡して、視線で向かう先を教えると、メイリンは大人しく試着室に入っていった。
残った千奈美を様々な下着を向けてからかっていると、暫くして、メイリンが顔を覗かせて
「ま、魔王様……魔王様っ……」
と小声で手招いてくる。
「なんだ? 出てきたらいいのに」
「無理ですぅ……それだけは許してくださいぃ……」
「え?」
不思議に思いながら試着室に歩み寄って、カーテンの隙間から顔を入れてみた。
「ど、どうですか……?」
俺と対角に位置した場所で、後ろへ手を回して立っているメイリン。
華奢な身体に見合った可愛らしい胸は肝心な場所を隠しておらず、既に尖っている乳首が丸見えだった。
その周囲には三角を描く白いレースの縁取りしかなかったのだ。
下も同じく、一応生地はあるものの、肉厚な大陰唇がピトっとくっ付いているのが窺えた。
「って……、服は?」
「下着が似合ってるかを見てもらうのに、服を着たら、意味……ないじゃないですかぁ……」
もっともだ……何も言い返せない。
「あのぉ……魔王様ぁ……?」
メイリンがもじもじしながら上目遣いで俺を見る。
黒くて長いツインテールがゆらゆらと揺れて、白い肌を撫でている。
その白い肌の中に、二つの淡いピンクの突起が何かを主張すろように首をもたげている。
……耐えられないっ。
「まっ、魔王様っ……?」
試着室の中へ入り込んだ俺にメイリンは困惑していた。
だが、構ってられない。
一階で千奈美を嬲ったこと、二階でメイリンがカゴに入れていくものをどう使おうか考えていたこと……それが災いして俺の性欲は限界にきている。
「咥えろ」
「えっ……」
メイリンは目を丸くして顔を上げると
「喜んでぇ……んはああぁ、魔王様ぁぁっ……」
簡易的な二人きりの空間で、瞬く間に頬を紅潮させた。
当たり前のように跪くと、両手を股間に当て、象るようにすりすりと撫で回し
「ぁぁっ、もうこんなに……ああんッ……魔王様ぁぁっ、今すぐご奉仕しさせていただきますぅぅ……」
細い指でジッパーを下げると、その隙間から逸物を引っ張り出す。
「んああぁ、オチンポぉ……魔王様のオチンポぉ……あふんッ、はあんッ………」
忽ち瞳を蕩けさせ、シャロルと勉強中のオーラルセックスに励むメイリン。
両手で肉棒を捧げ持ち、可憐な口から伸ばした小さな舌を醜悪な肉塊に滑らせていく。
「はあんッ、んッ……チュルッ、れふぅッ、んふッ……はんぅぅッ……」
舌先で裏筋に円を描きながら舐め上げ、ささくれは優しく弾く。
その快感に跳ねる肉棒にメイリンは心酔しきった面持ちで肉幹を擦りながら鈴口へキスをし、また下から舐め上げていく。
女が逸物を舐めしゃぶる姿はやはり見飽きない。
可憐な口が、艶やかな口が、瑞々しい口が、醜い肉塊へ快感を与えるために動き回るのだから。
複数が取り合うように舌を伸ばして嬉しそうに顔を上気させているところは最高の眺めと言える。
「んはぁん……タマタマはいいんですかぁぁ……?」
両手で扱きながら俺を窺うメイリンの顔は見るからに発情している。
「どうしたい?」
「舐めたいですぅ……魔王様のオチンポ、全部ご奉仕したい……ですぅぅ……」
「それならさせてやろう」
「ありがとうございますぅぅん……」
メイリンは俺のズボンをパンツと一緒に下げると、左手を床につけて身を屈め、右手で肉幹を扱きながら股の舌へと首を伸ばしていった。
「んふぅッ……ちゅぽッ……、ここに魔王様の子種が……れろ……はむぅ……んふぅぅッ……」
ふぐりに右側にむわっと広がる温もりと、這い回る舌の感触。
それもさることながら、感触を受けると同時に揺れる袋が鏡を介して見ることができる。
だらしなく垂れた玉袋をメイリンの口が揺らしている光景はいやに興奮した。