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まおーに任命されました。
官能リレー小説 - ハーレム

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まおーに任命されました。 111

「『うーん……ないものに住めっていうのも無理な話だし、私は構わないけど……お父さんの居場所がなくなっちゃわよ?』」

「はははは……お父さんごめんっ」

「『それから健ちゃん? 携帯、グローバル設定しときなさい』」

「グローバル設定?」

「『そう。それにしてたら海外でも携帯が繋がるようになるから』」

「へぇー……判った」

「『ふふふっ……いっっっぱいエッチなこと、囁いてあげるからね……。じゃあ』」

 そして友美は、電話を切ってしまったのだ。

「最後のは何だったんだ……」

 苦笑して電話を置き、ケイシーを抱き寄せる。

「あんっ……魔王様、おめでとうございますっ……」

 ケイシーは弾力のある豊かな胸の一方をぴとっと重ね、押し付けながら身を乗り出した。

「妊娠と聞いて、私もとっても嬉しいです……」

「羨ましくはないのか?」

「それは勿論……しかし、魔王様のお子様ができたと聞けば、羨望以上に感動です。ただでさえ魔王様の精子は強靭で卵子を突き破ってズタズタにしてしまうと言われていますから、受精自体がとても難しと言われているんですよ?」

「はい。都市伝説ですけどね。あっ、もし魔王様さえよければ、一度検証させてください」

「世の中に必要な情報なら別に構わないけど……」

「では、いずれ……あと、これもまだ検証されていないことなんですが……魔王様の精子と受精した卵は着床しないと言われています」

「着床?」

「簡単に言えば、胎盤を生成して子宮上皮に張り付くことです。その胎盤を生成しないために、固定されず、流れやすいと言われています」

「そうなのかっ。じゃあ、証が出たからって油断はできないんだな……」

「そうですね……そもそも証は、正確には魔王フェロモンの分泌が有効であることを示す証ですし……」

「魔王フェロモン?」

「はい。魔王様の精子と受精した卵が発する、女性ホルモンの分泌を過多に促すフェロモンのことです。ですから、たとえ流れてしまっても、フェロモンの効果が残っている間は証は消えないと言われているんですよ。まぁ、これは医療関係者の間で囁かれていることで、世間一般には妊娠の証とされていますが、やはり検証してみないことにはなんとも……」

 そう言うと、ケイシーは徐に愚息へ手を伸ばした。

「こればっかりは魔王様を調べても判りません。証を得た女性の方を調べないと……」

 ケイシーは撫でるようにして肉幹を扱きながら、やや上気していた。

「しかしながら、魔王様の後宮に入るお方をあれこれと観察するのもどうかと思いますし……んはぁ……」

 淫らな光が射す瞳で俺を見つめるケイシー。

「だから身をもって検証したい、ってことかな?」

「はい……ああぁ、魔王様ぁぁ……」

 抱き寄せていた手で豊乳を鷲掴みにすれば、ケイシーは忽ち甘い声を上げて手コキ刺激を強めた。

「理由を付けて種付けにありつこうなんて、狡賢いオモチャだな」

「はんんッ、申し訳ありませんッ、あああ……」

 またムギュっと揉むと、ケイシーの背筋がビクリと震え上がる。

「ケイシーにはまだ牝の声より聞きたいことがあるんだよっ、と……」

 腰に跨がらせ、ケイシーの腰を押さえ付けた。
 挿入したのではなく、裏筋に陰唇を密着させたのだ。 

「はあんっ……あああっ、オチンチンがぁ……魔王様のオチンチンがッ、直ぐ、そこにぃぃ……」

 ケイシーは惜しそうに自ら数回腰を振り、まだ硬さのない肉塊にねとねとの涎を塗り付けた。

「もうぬるぬるじゃないか。そんなに恋しいのか?」

「はぃぃっ……魔王様にお子様ができたと聞いたときから、私の子宮にもぉって、私のオマンコも魔王様の孕ませ穴にしてぇぇって……うずうずさせてたんです……」

 ケイシーは腰振りを加速させ、その思いを裏筋に塗り広げていく。
 邪魔な毛がないので、押し付けられて広がった割れ目肉が裏筋を覆ってぬるぬると滑っているのがよく見えた。

「それは残念だったなぁ?」

 目の前で踊るゴム毬のような房を二つとも鷲掴みにすると、手の平全面に瑞々しい肌が吸い付いてきた。
 これこそ、媚乳だ。

「んはああッ、魔王様、他に聞きたいことっていうのはッ、何ですか……?」

「知りたい?」

「はいッ、はいぃぃんッ……何かしないと、おかしくなってしまいますぅぅ……あんッ……」

 重量感溢れる乳房なのにどんな体勢になっても殆ど形が崩れず、勿論、揉み解しても直ぐに通り。
 中から押し返してくる手応えと弾力性、それを柔らかい質感の肌の内側に隠しているケイシーの乳房をゆっくりと揉み回して堪能していた。

「後宮のことだ」

「こ、後宮? んああッ! ひんッ!」

 そんな巨乳の先にあるくせに、乳輪までも小さな先の方を摘まみ上げてみると、ケイシーは甲高い声を上げ白い喉を軽く反らす。
 指の腹で転がすように捻ると、そのまま背筋をビクビクっと震わせるのだった。

「そう、後宮。後宮を建てるのに何から着手したらいいのか、色々と閃くケイシーに聞いてみようと思って」

「んッ……んああッ、はああ……一番ッ、手っ取り早いのは、はあんッ……既に建っている施設を、んぁッ、買い取ることッ、でしょうか……ぁぁぁッ……」

 乳首を捻られてブロンドの髪まで微かに震わせているケイシーは、腰を振ることで裏筋にキスを浴びせてる女唇からのニチョリチョリと音を立たせる程に発情汁を滴らせていた。

「成る程……じゃあ、やっぱり金が要るんだな……」

「それなら方法はいくらでも……ああんっ、硬い……魔王様ぁ……んくぅッ……」

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