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まおーに任命されました。
官能リレー小説 - ハーレム

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まおーに任命されました。 12

「いいなぁ……桜(さくら)……」

 連れの金髪巻き髪が羨ましそうに腰をくねらせているので

「お前も一緒にしていいぞ」

 呼んだ。

「魔王様太っ腹……」

 金髪巻き髪が跪き、茶髪巻き髪が舌を這わせる亀頭に口を寄せた。
 太っ腹っていうか、単に二人の方が気持ち良いんだよね。

「んはぁッ……逞しいオスの香り……」

「はむぅッん……美味しいです、魔王様……」

 蒸れた臭いをオスの香り表現するか。
 良い感性だな。
 二色の巻き髪頭を掴むと、四枚の唇がムスコを挟だまま根元の方に滑ってくる。

「うおっとと……」

 危ない危ない。
 カーブにつられて倒れるとこだった。
 咄嗟に俺は吊革に掴まったが、足元の二人は俺の脚にしがみついて奉仕を続けている。

「おいっ。腰振ってないでもっと寄ってこい」

 そう言うとあっと言う間にスペースがなくなり、多種多様な甘い香りに取り囲まれる。
 窮屈だけど仕方ない。
 折角掴まるなら、吊革じゃなくて女体だろっ。

「ああんッ……魔王様ぁ……」

 右手は私服女子大生の胸に回し、

「んんッ、はああぁ……魔王様ぁ……」

 左手は高校生より一回り下に見える子の胸を掴む。
 吊革に掴まる左右の女にしがみついてバランスを取り、堂々と痴漢に励んだ。
 二人とも俺に背を向けて為されるがままに喘いでいるが、女子大生の方は俺の腿を尻で撫でながら誘惑もしてくる。
 年上は違うねぇ
 それに比べて左手の少女は吊革を握って華奢な体を震わせているだけ。
 それはそれで初々しさが光っている。

「見せてばっかりいないで、すぐ種付け出来るように濡らしておけ。時間は限られてるんだ」

 瞬く間に水音と吐息が車両を満たした。
 掴めるものに使ってバランスを取り、空いた手で性感帯を刺激している。
 制服を着ている者は殆どが吊革に掴まってスカートの裾をくわえ込み、見せ付けるパンツの中へ空いた手を忍ばせた。
 それが出来ないタイトスカートのOLや就活生は、胸をさらけ出して揉んでいる。
 扉や連絡通路付近にいる人は服の上からの刺激で止めているようだ。
 ドアにはブラインドがないからそうするしかないのかもな。
 痴態犇めく車内を見渡し終えると、左手の少女の向きを変えさせ尻を掴んだ。

「んッ……魔王様、気持ち良いですッ、うぅんッ……」

 少女は微かに震えながら頬を上気させている。
 幼気な顔を快感に染めるのはその歳ではまだ早いだろうに。
 内心では思っているが、背徳感による興奮から少女の尻を直に掴み揉みほぐしてしまう。
 逆に右手では

「ひゃああん! 魔王様ッ……んッ! クリは弱いのぉッ、ああぁッ、ひゃん!」

 強い快感を与えて女子大生を弄ぶ。

「んふあぁ……魔王様……私、次の次で降りないといけないんですぅ……」

 金髪が腰をくねらせながら言う隙をついて茶髪の方が肉棒をくわえ込み、一心不乱に首を振る。
 清廉さなんてまるでない。
 一人は唾液を絡ませる音を立てながら男性器にしゃぶり付き、一人は媚ながら腰を振る。
 正蓮女子ってどうなってんだろうな。

「そうか……んじゃあ、あっちの吊革に捕まって尻を突き出せ。お友達がおしゃぶりしたコイツで種付けしてろう」

「は、はいッ! ありがとうございますぅぅぅん……」

 向かい側の吊革が空けられ、金髪巻き髪が左右の手に一つずつ掴む。
 そして尻を突き出した。

「ギリギリまでくわえとけ」

「ふふぅんッ……んッんッんッ……ジュルルル、んふッ……んんッ……」

 少し前へ出ると、茶髪巻き髪は俺に跨がれるようなカッコになりつつしゃぶり続ける。
 両手を金髪の尻に置くと、左右の二人は名残惜しそうにしながら自慰を始めた。

「魔王様早くぅん……種付けしてぇ……」

 金髪のスカートを捲ってパンツを下げると、あとは自主的に片足を抜いてびしょびしょの陰唇を突き出してくる。
 食らいついて離そうとしない茶髪の額を押さえながら肉棒抜いた俺は、金髪の入り口に鈴口を触れさせた。

「んぅッ……魔王様ぁッ、あああッ、あああああああッ!」

 真下から舌を伸ばしてしつこく竿に這わせる茶髪を余所に、金髪の中へ自身を押し込んだ。

「魔王様のチ○ポが彩香(あやか)オマ○コに入ってるぅぅぅ……ッッッ……」

 甘い声で囁き、味わうように締め付けてくる金髪の肉襞。
 吸い付いてくる感じは、恵ちゃんの蕩ける感じとも早苗の抱擁してくる感じとも違う。
 程良く解れつつ青さを残している。
 そんな穴の具合を見た俺は、擦ったときの反応も確かめるべくピストンを開始した。

「ひゃん! 魔王様が響いてくるうぅん! 一回一回子宮に届いてッ、魔王様のチ○ポ気持ち良いいいッ!」

 ブラインドの向こうで物影が流れていく中、堂々と女子高生を突き上げて喘がせている。
 ここだけ異常な空間なんじゃないだろうか?

「激しいぃ……切なくなっちゃうん」

「あの子とっても気持ち良さそう……はあんッ、指が止まんないぃ……」

「魔王様の種付け見たいのにッ、んあぁ……声聞くだけで疼いてくるぅぅぅ……」

 周りの嬌声も大きくなり、水音も激しさを増している。
 しかし金髪の媚声はその比じゃない。

「ひゃうううん! 良いぃぃぃッ! 他のチ○ポじゃイけなくなっちゃうううん! 魔王様ぁッ! 彩香のオマ○コが魔王様のチ○ポの形になるまでハメてくださいぃぃぃ!」

 子種欲しさが何時の間にか快感欲しさに変わってないか?

「彩香濡れ過ぎ……んッ、へはぁぁぁッ……魔王様のチンポをしっかりくわえちゃってさぁ、ズポズポされると溢れさせるんだから……はんんッ……」

「ひぃッ! んんんんんッ! 桜ダメぇん! クリちゃん吸われたらイッちゃううう! イッちゃううううう!」

 うおッ、締まるぅ……。
 茶髪のアシストが良過ぎる。
 電車は減速してるけど俺の腰は加速してしまう。
 金髪の腰を掴み直し、車内アナウンスも掻き消す勢いで乾いた音を響かせた。

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