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まおーに任命されました。
官能リレー小説 - ハーレム

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まおーに任命されました。 102

 ケイシーはポカンと口を開いて、今にも舌を伸ばしてきそうだ。
 節操のないオモチャに俺はふっと嘲笑が洩らし、捻り上げている乳首を更に強くつねり上げる。

「ふんぐぅぅぅううう! あひゃんッ! ああッ、ああんッ、魔王さまぁぁッ、あああッ!」

 じっっっとり捻っていた乳首に突然の強い刺激。
 思ったとおり、ホテルのスタッフは射精の続く肉柱を口から放して嬉しそうに喘ぎ散らし、腰を跳ね上がらせた。
 その顔に、髪に、衣服に、噴火する種汁がボトボトと降り注いでいく。
 俺のズボンにも飛び散る飛沫は足にも付着し、千奈美は懲りもせず水を得た魚のようにその足を舐め、底の見えない恍惚に沈んでいった。

「ああ。呼んでいいよ」

 振り撒かれる白い粘液に耐えきれず首をあちこちに伸ばして舌上キャッチを繰り返していたケイシーは、俺の返事を聞くと続きは顔に浴びながら

「あっ、あううっ……では連絡しておきますぅぅ……。今日中には、はぁぁぁ……来れるかとぉぉぉん……」

「丁度良かった。歓迎の意を込めてズボンのおこぼれはそいつらにくれてやるか」

「し、しかしぃぃぃ……流石に乾いてしまうと、思いますが、ぁぁっ……」

 射精の勢い断続的になり、ホテルのスタッフが再び咥え込んで喉を鳴らす。
 止まぬ乳首の刺激にビクっビクっと腰を弾ませながら。

「そんなの舐めて溶かせば啜れるだろ?」

「は、はぃぃぃ……魔王様のッ、御心のままに……ッ……」

 今啜らせてもらえないのが残念なのか、俺のとは言えカピカピになった精液をそんな風に啜らされる二人を憐れんでいるのか、ケイシーは苦悶を肢体のくねりに表していた。

「じゃあ俺、そいつらが来るまで寝るわ」

 ホテルのスタッフの口から物を引き抜いて立ち上がった俺は、更に高い視点からオモチャを見下ろした。

「お前達も腹減っただろ? 連絡し終えたら残りを食べて良いぞ」

 テーブルの上に残っているザーメンシャワーの被害に遭った食事を指す俺に、千奈美とケイシーはハァハァと息を荒らげて尻をくねくねと振り回す。

「俺が寝ても、俺のオモチャじゃなくなるわけじゃないのは判ってるよなぁ? それを前提に、好きなように食べて良いぞ」

 次に、ズボンをパンツと一緒に脱ぎながらホテルのスタッフへ

「お前には肉布団になってもらうからシャワーを浴びて来い。外を念入りに綺麗にして、穴はぐっしょりにしとくんだぞ?」

「はい……ああっ、魔王様ぁぁ……ありがとうございます……」

 名残惜しそうに視線を外したホテルのスタッフは、シャワールームに消えていく。
 ズボンを干すようにソファの背もたれに掛ける俺の足元では飼い犬のように千奈美がじゃれつき、ケイシーは揉み応えのある胸と尻をプリプリと揺らしながら自分のスーツに向かって這っていった。


  
 耳元に違和感を感じたせいか、俺の意識は朝食後の眠りから覚醒を余儀なくされた。
 ぼんやり開けていく視界に高い天井と茶色い髪が入ってくる。

「魔王様っ、ぁぁッ、んッ、お客様が、来られましたよ……んくぅぅ……はああッ……」

 片方の耳元で蕩けた声が囁き、次いで吐息が洩れ、そして耳穴の付近をぬるぬるした熱い軟体が這う。
 仰向けの俺の上には人肌の温かさを感じ、胸板には何かが柔らかく潰れた圧迫感じて、逸物は熱いものに根元まで覆われていた。

「魔王様、起きて……起きてください……お客様ですよ……ほふんッ、んはぁぁ……」

 腰の付近に重なった感触がぷるぷると震えだし、寝起きで元気な愚息には縋り付いてくるような圧迫を感じる。
 そう言えば、シャワーを浴びたホテルのスタッフに肉布団を命じてたっけ。
 挿入したまま抱き付かせて掛け布団にした後、疲れとか時差ボケとかもあっていつの間にか眠ってたようだ。
 挿入だけで腰を振るようには言ってなかったから、俺が寝ている間も入れっぱなしで放置状態にされたホテルのスタッフは悶々としているのかもしれないな。

「目覚まし時計、ご苦労さん」

「ああんっ、魔王様ぁぁっ、おはようございますぅ……」

 俺の声を聞くや否やホテルのスタッフは上半身を僅かに起こして乳圧を和らげ、うっとりと崩した表情を眼前に迫らせた。
 何を期待しているのか、寝起きの怒張の全てを温める肉襞布団をキュンキュンと躍動させて睡眠後一回目の吐精を強請る。
 挿入に止まり焦らされていたこともあるのか、目覚めた俺に対しての発情っぷりは淫蜜をだらだらと玉に滴らせる程だ。

「仕方ないなぁ。お前のしたいように寝起きの奉仕をして良いぞ」

「ふぁぁッ……ではぁ、孕ませ穴でぇぇ……んあああッ、ああッ……」

 完全に身を起こしきる動作に肉同士が擦れたのか、ホテルのスタッフはゾゾゾっと震え上がる。
 目で追っていた俺は微かに揺れる豊乳を眺め、ついでに向こうに初見の二人が立っていることに気付いた。

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