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超乳姉妹を召し上がれ!
官能リレー小説 - ハーレム

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超乳姉妹を召し上がれ! 54

「ありますよ」
「あるのかよッ!!」
昼休み、学校の屋上で何時ものように三人で昼食を取りながら、冗談で言った哲哉の言葉に、愛華はあっさりそう答える。
「ええ、私も小さい頃に一回行っただけですけど確か家の別荘の中に在ったと思います」
「マジかよ・・・」
(さすが岩清水グループ社長のご令嬢・・・金ってのは有る所には有るんだな・・・)
何でもなさそうに言う愛華の言葉に、根が庶民育ちの哲哉は驚くのを通り越して呆れかえる。

「お父様に頼めば使わせてくださると思いますがどうします?」
「う、うん・・・そうだね・・・」
「でも、お姉ちゃん。あの別荘かなり田舎の方に在るから、使うならそれこそ泊まりがけになるわよ?遠いし交通の便も不便だし・・・」
どうやら麗華の方は余り乗り気では無いようだ。
「それは大丈夫でしょう。幸い明日から夏休みですし」
「夏休みでも部活は在るんだけどな」
「別に一日も休みが無い訳じゃないでしょ?二、三日なら大丈夫よ!・・・どうしても行きたくないなら麗華ちゃんはお留守番してれば?」
「あっ!ずるいお姉ちゃん!哲哉さんの事独り占めする心算でしょう!行くなら当然私も行くわよ!」
姉の意地悪なその言葉に、麗華は慌てて同行を願い出る。
「うふふ、冗談よ・・・大丈夫♪可愛い妹を置いて行ったりしないわ♪」
そう言って愛華は、気丈に見えて実は寂しがり屋な妹の頭を優しく撫でる。
真上に昇った太陽が、夏の暑さを三人に知らせていた。


「・・・・・・・」
「どうしました。哲哉さん?」
呆然と立ち尽くす哲哉に愛華は不思議そうに問いかける。
青い空に白い雲、サンサンと降り注ぐ夏の太陽に照らされキラキラと光り輝く海と砂浜。
沖から吹く海風は今彼が立っている木造ハウスを優しく撫でて、背後に広がっている森の木々をサワサワと揺らす。
まるで高級リゾート地を思わせるこの場所は、大西洋はカリブ海に浮かぶ正真正銘“岩清水家所有の島”だ。

あの学園の屋上での一コマから数時間後、夏休みが始まった数十分後の事である。
ようやく始まった夏の長期休暇。まだ辺りが明るい時間帯。自宅の部屋において、哲哉はこれから何をしようかと心躍らせていた時だ。
「哲哉さん、行きますわよ!」
「うわぁっ!?あ、愛華さん?え、何?何処へ?」
突如入ってきた愛華の開口一番の言葉を聞いた哲哉は、驚きならがも頭上に幾つモノ?マークを出し首を傾げる。
「決まっているじゃないですか。私たち岩清水家が所有する島にですよ!だから・・・ほら、早く此方にきてください」
何を当たり前な、という表情をする愛華。何が起こっているのかサッパリな哲哉を置いて、彼の手を取るとグイグイと引っ張っていく。
「え・・・・・島?え、ちょ、マジで行くの!?と言うか・・・・所有!?」
「当然です!」
漸く状況が飲み込めた彼は、前のめりになりつつも素っ頓狂な声を上げる。

「いや、でも!何も今行く必要なんて「私たちのビキニ姿・・・見たくないのですか?」良し行こう。すぐ行こう。さぁ、行こう!」
涙目からの上目遣い&魅惑の言葉。最強コンボを喰らった瞬間、彼の態度は180度変わりスタスタと玄関目指して足を進めていく。
やがて主がいなくなった部屋に一人残った愛華。
先ほど、自分の将来の旦那様が出て行ったドアを見つめながらクスリと微笑む。
「本当、男の子というのは正直なんですから♪誰も着るとは言ってませんのに・・・」
そう呟く彼女だが、内心ではそれ以上のモノを着て彼を驚かせようと言う子供のような事を考えていた。
「そういえば、哲哉さんの宝物の中に・・・・・」
ふと何かを思い出した彼女は人差し指を唇に当て思考する事数秒、悪戯っ子の様な笑みを浮かべる。
「これでいきましょうか・・・」
自信満々に呟きながら、愛華は部屋を後にした。

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