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超乳姉妹を召し上がれ!
官能リレー小説 - ハーレム

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超乳姉妹を召し上がれ! 48

グゥ〜

頭を使ってエネルギーを消費したせいか、哲哉の腹の虫が大きな音を立てる。
「ふふふ・・・哲哉さんも頑張った事ですし、次のお勉強の前に少し休憩しましょう。哲哉さんと食べようと思ってケーキを買ってるんです♪」
顔にかけていたメガネを外すと、愛華はケーキを取りに台所へと降りていく。
「ふぅ〜・・・頭の普段使わない部分を使ったから頭がパンクしそうだぜ」
そう言って哲哉は自分の軽く頭を叩く。
「まあ、学校でも二人と一緒に居たいが為に自分のレベルより遥かに上の学校を選んだのは俺自身なんだから仕方ないよな・・・ハァ〜」
通う高校に藍菊学園を選んだ事に後悔は無いが、それでもテストの時期が近づくと、やっぱり自分のレベルに合った学校を選ぶべきだったかもと思ってしまう。
「ええい!愚痴っててもしょうがない!成績が悪くて追試や留年なんて事になったら勉強を教えてくれてる愛華さんに申し訳ない!愛華さんの為にも頑張らなくちゃ!」
哲哉がそう決意を新たにしていると、ケーキと紅茶を持った愛華が部屋へと戻ってきた。
「お待たせしました」
そう言って入ってきた彼女の両手には、ケーキと紅茶が乗った緑色のトレー。
そこから香るケーキの甘い匂いとカップから立ち上る湯気が小腹が減った彼の腹を刺激する。
「おぉ! 待ってました」
「フフ・・・・喜んでいただけて何よりです」
喜ぶ哲哉を見て、愛華もまた顔がほころぶ。
「それじゃ、いただきます」
丸いテーブルに置かれたケーキと紅茶。それらを前に哲哉は手を合わせ軽く頭を下げる。
「はい。 どうぞめしあがれ♪」
そんな彼を反対側に座った愛華は、微笑を浮かべながら同じく手を合わせ頭を下げた。
「あむ。 んぐんぐ・・・・・。 はぁ・・・・やっぱ甘いモノは最高だね」
「あん。 もぐもぐ・・・・・。 ふふ・・・・そうですね」
砂糖の甘さとフルーツの酸味とのコラボレーションを堪能する哲哉と愛華。その後二人はしばしの間、無言でケーキに夢中になった。

「んん・・・愛華さんが淹れる紅茶。 何時飲んでも美味しいよ」
「ありがとうございます哲哉さん。 今回のはちょっと違う葉を使ってみたんですよ?」
ケーキを堪能した後は、彼女自身が淹れた紅茶に舌鼓を打ちながら談笑に花を咲かせる―とは言え、特に決まった題目はないので話の統一性は皆無だ。
「ところでさ・・・・。 愛華さんの方は大丈夫なの?」
「はい?」
突然の哲哉の質問に愛華は首を傾げる。
「試験勉強。 愛華さんだってやんないといけないのに、俺ばっかにかまってて平気なのかなって・・・・」
半ばまで減った紅茶が入ったカップを片手でユラユラと揺らしながら、哲哉はうかがう様に愛華に話しかける。
「・・・・・ぷっ。 クスクス・・・・」
話しかけられた愛華はしばらくの間キョトンとしていたが、次の瞬間クスクスと笑い始めた。

「なぁっ!? 笑う事ないだろ!?」
彼女のあまりのリアクションに、声を荒げてしまう哲哉。夜だと言う事を忘れ、その声は隣の家にまで聞こえるのではないか、という位の大きさだ。
「あははっ・・・・ご、ごめんなさい哲哉さん。 つい笑ってしまって」
謝罪する愛華だが、今だ笑っており目には涙が浮かんでいる。
「〜〜〜っ!! ふんっ!」
彼女の態度に完全にへそを曲げたのか、哲哉は黙って紅茶を飲み始めた。
「アラアラ・・・うふふ、ごめんなさい哲哉さん。心配してくれて嬉しいわ♪」
そう言って笑いながら愛華はヘソを曲げた哲哉を振り向かせるため、ワザとテーブルから身を乗り出し豊満な胸の谷間を強調するように彼に迫る。
不貞腐れそっぽを向いていた哲哉だったが、タンクトップのシャツを押し上げる愛華の豊満な胸の魅力が無理やり哲哉の顔を振り向かせ、彼の視線を釘付けにする。

(そ、そんなんで誤魔化されないからな!)
そう心の中で呟きつつ、哲哉はもう一度紅茶を飲んで落ち着こうとティーポットに手を伸ばす。
だが、タンクトップから見える愛華の胸の谷間に意識を奪われていた哲哉は、ポットとカップの間の目測を誤り、紅茶の入ったカップを倒してしまう。
「あちぃッ!」
「あ!大丈夫ですか哲哉さん!?」
炒れたばかりの紅茶は当然まだ冷めておらず。
湯気が立ち上るほど熱い紅茶がテーブルを伝い流れ落ち、哲哉のズボンを濡らしていく。

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