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超乳姉妹を召し上がれ!
官能リレー小説 - ハーレム

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超乳姉妹を召し上がれ! 24

ドアを開けた瞬間、ムアッとした空気が哲哉の全身を包み込む。
塩素特有のツンとした匂いが僅かに鼻を刺激する此処は、市が運営しているレジャー施設だ。
大小様々なプールにバス、サウナ、ウォータースライダーが完備されており、休日ともなれば親子連れやカップル、仲の良い学生グループで大いに賑わう。

そんな場所に、哲哉は愛する彼女たちと遊びに来ていた。

(うわぁ・・・客がいっぱい・・・)
出入り口のすぐ近くで哲哉は周りを見回して内心ため息を吐く。実は彼、今日此処に来る事に反対していたのだ。
(ただでさえ目立つ二人がこんな所で、しかも水着姿になったら・・・・はぁ・・・)
容易に想像できる光景にただですら乗り気でなかったテンションがさらに降下していく。芸術と言っても過言ではない彼女たちの容姿。
普段の私服の時でも、外出すれば最低でも10回のナンパかモデルのスカウトに遭遇するのは日常茶飯事。

それが、水着などと言う大胆な格好で出てきたら。この場はカオスになる事間違いない。
本来なら、断固として「ダメ!」の姿勢を貫かねばならなかったのだ。それが何故、この様な結果になったのかといえば。
(見てみたいんだよなぁ・・・)
悲しい事に男の性だった。分かっているのにどうする事も出来ない。
乗り気でないのは、最終的に「うん。 行こう」、と言った――言ってしまった自分の情けなさから来るモノだ。
「はぁ・・・」
思わずため息が出てしまう。

しかし。

「あら、哲哉さん。 お早いのですね」
凛とした透き通る声が後ろから聞こえてきた瞬間、先ほどまで喧騒で溢れていたプール内が途端に静かになる。
「イヤ、俺もついさっき来たばかりだよ。 愛華さん」
静寂に溢れた雰囲気に目を瞑り、哲哉は後ろを振り返る。
すると其処には、スカイブルーのビキニを身につけた婚約者の一人が柔和な笑みを浮かべて立っていた。

水銀灯に照らされ輝きを放つ白い肌に金の長髪。顔つきは母親に似て、凛とした中に可愛さが混じっている。
スラッとした手足にキュッとくびれたウエスト、肉つきの良い太ももとヒップ。
水泳部に所属している影響か、彼女の体には無駄な贅肉が存在しない。

そして、今ここにいる客全員の目が釘付けになっているのは、青い布に収まりきらず今にも零れ出てしまいそうなNカップ爆乳だ。
たわわに実りすぎた二つの果実は、サイズが合わない所為で横からも上からもその白い柔肉を晒している。

「? 哲哉さん、どうかしましたか?」
「イヤ、その・・・・気にしないで」(くッ、サービスしすぎだよ! 愛華さんッ!!)
小首をかしげ自分に質問してくる愛華に、哲哉は理性を総動員して何とか答える。しかし、その表情は引きつりまくっているのが誰が見ても明らかだった。
「それで・・・麗華ちゃんは?」
会話をしていなければ何時(自分が)襲うか分からないこの状況。哲哉は、(必死で)会話を繋げるため妹・麗華の名を上げた。
「麗華ちゃんですか? それでしたらもうすぐ・・・・あ、来たみたいですよ」
妹の様子を聞かれた愛華は、チラッと後ろを振り返る。
「え、あッ、麗華ちゃ・・・・ん?」
彼女に釣られ、哲哉も少し背伸びをして愛華の後方に目をやり・・・そして言葉を失った。

白いリボンが可愛らしい黄色いワンピースタイプの水着を着た美少女が、ソワソワしながら歩いてくる。姉と同等かそれ以上のスタイルを持つ黒い長髪が特徴の少女―麗華だ。
「・・・・」
彼女の水着姿にしばし無言で魅入る哲哉。
彼女の水着は、切れ込みが大胆で今にも色々なモノが零れてしまいそうだ。
「お、お待たせ・・・しました」
近くまでやって来た麗華は、開口一番に二人に謝罪の言葉を口にした。しかし、その口調は何時ものハッキリとしたモノではなくボソボソとしたか細い声だ。
顔はトマトの様に真っ赤に染まりよほど恥ずかしいのが見て取れる。
「イヤッ・・・・気にしてないよ」
「そうですよ。 別に気にしていませんわ」
見惚れていてドギマギが収まらない哲哉はぎこちない口調で、対する愛華はニッコリと微笑みを浮かべながら答えた。


「さて、それじゃあ・・・・遊びましょうか?」
「ッ?!!」
「ね、姉さんッ!?」
三人が揃った瞬間、姉・愛華は哲哉の右腕に抱きついてきた。豊満な胸の谷間に埋もれる彼の右腕、しかも抱きついているので彼女の体全体の感触が伝わってくるのだ。
そして、耳元で囁かれる言葉の意味に思わず声を上げそうになった。

「ねぇ・・・あれってまさか?」 「ッチ。 何であんな可愛い子が・・・」 「アイツよりも良いモン持ってるのによ」

(ヤバッ!?)
外野から聞こえてくる声に哲哉は我に返る。
すぐさま周りを見渡せば、自分達を中心に人の輪が出来始めているのだ。

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