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落ちぶれ魔王のハーレム生活
官能リレー小説 - ハーレム

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落ちぶれ魔王のハーレム生活 38

絶頂を迎えたのだ。

「はあ・・・・・・ノル様・・・・・。」

全身で絶頂を迎えた彼女は、ごく小さな声でそれだけを呟いた。

快感の余韻が、全身を満たし、彼女は脱力したままそれを感じていた。

同時に、消えない子宮の疼きも。

だが今のノルを表に出すわけには行かない。
現にあの追ってと思わしき白い女が襲ってきたのだから。
ミセリナはそう自分に言い聞かせて普段の自分を取り戻すと。
子宮のうずきに耐えつつ、その場を後にした。
しかしこの時彼女は見誤っていた。
ノルが魔王で、その力は簡単に封印できるようなものではないことを。
それがわかったときには、もうどうすることもできなかった。

――――

「ふッ・・・くッ・・・んあぁンッ!?」
1ヵ月後。そこでは狂ったように自慰にふけるミセリナの姿があった。
もう昼だというのにベッドの上で衣服も身に着けず、ずっとこの調子だった。
だがそれをとがめるものは誰もいない。
今、この島の女たちは程度の差はあれ、大体こんな有様だったからだ。

(や・・・ダメっ・・・!もう、もう我慢しないと・・・!
 いつ次の敵が来るかわからないのに・・・白い女の尋問も終わってないのにっ・・・!
 でも・・・ああッ、ダメ!指が、指が止められないのぉっ!?)
ミセリナはかろうじて残った理性で必死に中止を訴えるも。
本能はまるで止まらない。
それどころか止めようとすればするほど飢えがひどくなり、男のモノがほしくなってしまう。
そこで彼女は初めて気がついた。
もしかしてこれは封印されているはずのノルの仕業なのでは、と。
その瞬間、途方もない快楽が津波となってミセリナを飲み込んだ。
根拠も証拠も何もない推測だったが、もはや今のミセリナにそれを考える余力もなかった。
部屋の外ではミセリナと同じように、発情したものたちであふれかえっていた。
足取りがおぼつかないとは言え、歩けるミセリナはまだいいほうだ。
あるものは部屋から出ることすらできず、絶頂とノルの名前を叫び。
またあるものは部屋を出た時点で心折れて、自慰にふけり。
またあるものはナメクジのようにあふれた愛液を床にこすりつけながら、ゆっくりと移動していた。
中には自慰では満足できず、妊婦同士でレズプレイにふけるものまでいる。
明らかに異常な状況に、ミセリナはわずかに理性を取り戻し、事態の解決を誓って前へと進む。

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