落ちぶれ魔王のハーレム生活 37
少し歩いて、彼女はある部屋に入った。
いくつか並ぶ個室。そこはトイレだった。
個室の一つに入り、洋式便器に腰を下ろした。
軍服のミニスカートをまくりあげて、秘所を曝け出す。
「やだ・・・・やっぱり濡れてる・・・・。」
少し頬を赤らめて、彼女は呟いた。
そして、声を出さないようにハンカチを口に銜えると、自身の秘裂に指を這わせる。
音を立てないように、指1本を入れ、別の指でクリト○○に刺激を与える。そこは既に勃っていた。
ああ・・・・魔王様ぁ・・・・。
正直な話、彼女はノルのそばにいる時から子宮が疼いて仕方なかったのだ。
秘裂に伸びた指が妖しく動く。ほんのかすかに水音を奏でつつ、愛液に濡れた指が秘所のあちこちを刺激する。
・・・・・魔王ノルミクトゥ様・・・・・・・。
ノルに抱かれる自分を想像しつつ、彼女は大事なところを濡らし、指で刺激していた。
さらに、もう片方の手が、軍服でも隠しきれない豊かな胸を服の上から揉んでいた。
・・・・・・。
声を殺して、静かに、そして淫らに自慰にふける。
こんな所をノルに気づかれたら、いや他の女に気づかれても、彼女のクールビューティのイメージは崩れてしまうだろう。
だからこそ声を殺して、静かに静かに、自分の秘所を刺激する。
誰か来ないか心配で、それがさらに彼女の快感を盛り上げる。
片手でたわわな胸を揉みながら、もう片手でミニスカートの中の秘所を一心にいじる彼女。
ぞくぞくするような快感を味わっていた。
すでに、ノルの前で見せていた自己抑制の効いた姿は無い。
抑え目にしているとはいえ、子宮の疼きを堪え切れない淫らで美しいサキュバスの姿がそこにはあった。
・・・・・・ノル様・・・・・ノル様・・・・・。
ハンカチを口にして、必死に声を押し殺しながら、クリト○○や膣内をいじっている。
・・・この・・・ハイ・サキュバスたるミセリナに貴方様のご寵愛を・・・・・・。
ノルが暴走してなかったら、間違いなく自分から身体を差し出していたろう。それほどの性的刺激を先ほどのノルからは受けていた。
彼女の指の動きがどんどん速くなる。絶頂が近いのだ。
ちゅちゅ・・・ぬちゅ・・・・・。
次第に音を殺しきれなくなってきて、わずかに水音がする。
ミセリナの頭の中では、ノルの上に跨って腰を振りつつノルに胸を揉まれる、自身の姿が映っていた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ノル様、ノル様ぁっ!
胸を揉む手の動きも、秘所を刺激する指の動きも速くなり、そして。
ミセリナはひきつったような動きをしたかと思うと、全身から力が抜けて背を水槽に預ける。