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落ちぶれ魔王のハーレム生活
官能リレー小説 - ハーレム

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落ちぶれ魔王のハーレム生活 36


「ふあッ!?あ、あ、あああぁぁぁ〜〜〜ッ!?」

大量の精液を子宮で受け止めながら、少女は絶頂に達する。
上からはゴクゴクと血を飲まれるたびに、苦しみとも痛みともつかない初めての感覚が少女の背筋を駆け巡る。
だがこの程度で行為が終わるはずがない。
ノルはこの極上の美肉を残さず味わうべく、腰の動きを再開したのであった。

――――

「・・・で?その女を犯してもなお止まらなかったおまえは、その勢いでそこに向かった鎮圧部隊を全員妊娠させ。
 その日のうちに出産するまで犯しまくった、と」
「そ、そうなんだけど・・・。
 そろそろ『コレ』、何とかしてくれない?
 ホラ、オレももう正気に戻ったわけだし」
「却下だ。『オレ』とか言ってる時点でもう信用できん。
 おまえのせいで、今どんな状況になっているのか?」
「うぐ・・・」

その一言にノルはぐうの音も出ない。
何しろ性獣と化したノルの被害者たちは精神崩壊の寸前までイカされ続け、今は全員ベッドの上だ。
全身に封印と鎖、それと拘束具をを施されてイモムシ状態にされても仕方ないだろう。
頭以外にノルと判別できる材料がないくらい、厳重に封印されているのに軽口を叩けるあたり、さすが先代魔王の息子と言ったところである。

「そ、そりゃ意識がなかった頃の話だろ?意識のある今なら・・・」
「『大丈夫だ』・・・か?こうしている今もフェロモンをバラまいて私を誘惑している男のセリフではないな」

そう言って床に這いつくばっていたノルを見下ろしていた軍服姿の魔族は、おもむろにイスから立ち上がってそこから立ち去ろうとする。

「あ!?ちょ、待って!!」
「却下だ。まぁどうしても出たいと言うなら、その性欲と魔力をコントロールできるようにしておくんだな―――」

女はそう言うと、それ以上ノルと取り合うことなく部屋を後にした。
魔王の扱いとは思えぬ、あまりにも冷たい仕打ちであった。
コツ、コツ、コツ・・・・・

「ふぅ〜〜っ。」

魔王を冷たく扱ったこの軍服娘。
部屋を出て10mほど歩いたところで、その凛とした表情を崩し、大きくため息をついた。

「危なかった・・・・・・。もう少しでハイ・サキュバスたるこの私までが陥落してしまうところだった。
さすがは魔王というべきか・・・・・。」

そうつぶやくと、彼女は凛とした隙の無い姿に戻り、再び歩き出した。

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